容姿

身長138cm、体重32kgと、平均身長120㎝の女性のレプラカーンとしてはかなりの恵体。
人間サイズで考えると、平均身長170㎝だった場合196cmの高さになる比率。大谷翔平か？
魔動機文明時代の合成樹脂繊維で作られた衣類を身に着けている。機能的でオサレ。
銀色の髪の毛に大きな丸い耳があり、耳の先にかけて毛が黒くなっている。
ほっぺには雀卵斑がある。日焼けすると赤くなるタイプ。
キャラ画像の絵は滅茶苦茶して描いたので参考程度にお願い致します。

パーソナリティ（肯定、否定、執着のとこはキャラクタービルディングブックのランダム表から）

明朗快活、思ったことはすぐに口に出す。自由を愛する、さわやかな少年のような人物だが、しっかりしているところはしっかりしている。一緒に冒険している妹については自分の事以上に大事に思っており、冒険者としての活動が妹の自立性を育む助けになればと考えている。

欲望-肯定

理性で自分を律するよりも、欲望に忠実であることを美しい生き方と考えている。

運命-否定

運命論、宿命論的考えを嫌っており、あらゆる出来事は行動に対する結果に過ぎず、未来は自由に自らの手で定められるものであると考えている

執着-食べ物に目がない

常に腹ペコで、食べ物に目がない。朝昼晩に加えて2回の間食と夜食の計6回の食事を1日に取りたい。特に好きなものは乳製品で、つい我を忘れてしまうことも。

経歴（長いうえに大したこと書いてないので読まなくていいです）

　イズメイ・オランドラドはルキスラ帝国から南方へ、雪をいただく岩山に囲まれた”水銀山”という山にある、魔動機文明時代の小さな遺跡に、ひっそりと隠れるように暮らす家族の下に生まれた。オランドラド家は既に齢１００歳を超える父に加え、三男五女の子供たちから構成されており、イズメイは四女だった。他のレプラカーンの例に漏れず、家族以外のあらゆる人々との交流は一切せず、自給自足の生活を行っていた。そもそも辺りは森林限界を超えた高地で、人はもちろん蛮族も寄り付かない所であり、くるぶし程の高さの草を除けば砂利と岩しかなく、それらも冬になると雪にすっぽりと覆われた。家族はごくごく小さな畑とつがいのヤギを持っていたが、厳しい冬の訪れる所ということもあり、食べ物を得る手段は野生動物の狩猟が主たるものだった。幸いにも、住まいとしていた遺跡には火を焚かなくとも部屋を暖めてくれる暖炉や、レバーを捻るだけで水をくみ上げてくれる井戸などの魔動機の設備がかろうじて動いており、父親もそれらを整備する知識を持っていたため、山中の廃墟に居ついた者としてはかなり快適な生活を送ることができていた。
　イズメイという名は母親がつけてくれた名だったが、少女が物心つく頃には母の姿はどこにもなかった。しかし、イズメイは我が家に母の姿がないことについて父や兄姉に尋ねるようなことはしなかった。名前の話をしてくれた時の寂しそうな父の目を見て、子供ながらに事情を察していたからであった。父親は口数の多い男ではなかったが、毎日子供たちに魔動機術を教えるための時間を設けていた。しかし、知力８のイズメイにとってそのような時間は苦痛でしかなく、たびたび妹のウィルメイを半ば強引に連れて抜け出し、外に遊びに出ていた。父親はそんな娘を叱ることをせず、服を砂利だらけにして帰ってきた姿をみて、やれやれとため息をつくだけであった。一方でイズメイは弩を用いた狩りに関しては瞬く間にその技術を学んでいき、１２歳になる頃には年の離れた兄姉よりも多くの獲物を仕留めるようになった。少女にとって狩りは得意である以上に好きな事であり、山々を駆け、獲った動物を食すことを楽しんだ。よく食べ、よく遊び、雑草のようにどんどん大きく育っていった。
　イズメイは狩りに出ない日であっても多くの時間を外で過ごした。草地をほっつき歩き、谷間の冷たい雪解け水の小川を泳いだり、山の斜面を駆けあがり、切り立った岩壁をよじ登って、ちらほらと雪の残る岩山の尾根に立ったりもした。尾根からは荒地の先に広がる森や、草原が見えた。北のはるか先には水色に霞がかったルキスラ帝国の城壁がうっすらと浮かんでいた。その場所でどのような物や人が行きかい、どんなものが食べられるのか。少女は寒さにかじかむ指をこすり合わせながら、しばらくの間想いを馳せた。

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