ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

ネーヴェ・ブランシュ・シュヴェアート - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

白き月影の剣聖(ムーンシェイド・ソードマスター)ネーヴェ・ブランシュ・シュヴェアート

プレイヤー:イクシオン

···もう斬ったぞ?

種族
エルフ
年齢
70前後
性別
種族特徴
[暗視][剣の加護/優しき水]
生まれ
軽戦士
信仰
“月神”シーン
ランク
〈始まりの剣〉
穢れ
0
12
5
9
11
12
5
6
11
10
成長
22
成長
28
成長
3
成長
11
成長
19
成長
17
器用度
45
敏捷度
52
筋力
13
生命力
22
知力
39
精神力
36
増強
増強
増強
増強
1
増強
増強
1
器用度
7
敏捷度
8
筋力
2
生命力
3
知力
6
精神力
6
生命抵抗
18
精神抵抗
21
HP
68+2=70
MP
73+2=75
冒険者レベル
15

経験点

使用
220,000
残り
0
総計
220,000

技能

フェンサー
15
レンジャー
15
コンジャラー
12
スカウト
9
セージ
9
エンハンサー
6
アルケミスト
1

戦闘特技

  • 《魔法拡大/数》
  • 《武器習熟A/ソード》
  • 《マルチアクション》
  • 《武器習熟S/ソード》
  • 《必殺攻撃Ⅲ》
  • 《変幻自在Ⅱ》
  • 《武器の達人》
  • 《魔力撃》
  • 《ルーンマスター》
  • 《トレジャーハント》
  • 《ファストアクション》
  • 《影走り》
  • 《サバイバビリティ》
  • 《不屈》
  • 《ポーションマスター》
  • 《縮地》
  • 《ランアンドガン》
  • 《鋭い目》
  • 《弱点看破》
  • 《マナセーブ》

練技

  • 【ストロングブラッド】
  • 【ガゼルフット】
  • 【アンチボディ】
  • 【メディテーション】
  • 【スフィンクスノレッジ】
  • 【ケンタウロスレッグ】

賦術

  • 【クリティカルレイ】

判定パッケージ

スカウト技能レベル9 技巧 16
運動 17
観察 15
レンジャー技能レベル15 技巧 22
運動 23
観察 21
セージ技能レベル9 知識 15
アルケミスト技能レベル1 知識 7
魔物知識
15
先制力
17
制限移動
3 m
移動力
54 m
全力移動
162 m

言語

会話読文
交易共通語
エルフ語
魔法文明語
ドレイク語
魔神語
神紀文明語
バジリスク語
ノスフェラトゥ語
ドラゴン語
魔動機文明語

魔法/賦術

魔力行使/賦術
基準値
ダメージ
上昇効果
専用
コンジャラー技能レベル12 操霊魔法 18 18 +2 知力+2
アルケミスト技能レベル1 賦術 7
技能・特技 必筋
上限
命中力 C値 追加D
フェンサー技能レベル15 7 22 -1 17
《武器習熟S/ソード》 3
武器 用法 必筋 命中力 威力 C値 追加D 専用 備考
イグニダイト製の妖精(土、水・氷、炎、風)のシルバームーンピラー・カスタム 1H 12 +1=23 42 9 +1=21 [魔][刃]補助動作で合言葉を唱える事で、属性を付与する。必筋・威力+2
シルバーウィークネスリビーラー 1H 5 22 5 9 20 [魔][刃]この武器の命中時、対象の弱点を明らかにする。
技能・特技 必筋
上限
回避力 防護点
フェンサー技能レベル15 7 23
防具 必筋 回避力 防護点 専用 備考
防弾加工のマナコート 1 5 [魔]知力ボーナスが防護点となる 防弾耐久6/6
マナタイト加工のアステリアの鞘 9 3 [魔]土・水氷・炎・風の属性ダメージを-3点 アステリアの守りの改変
合計: すべて 24 8
装飾品 専用 効果
スマルティエの羽根帽子 [魔]スマルティエシリーズ HP回復効果を受けた時、MPを1点回復  MP回復効果を受けられる回数は冒険者レベル分まで ヘッドバンドの改変
ラル=ヴェイネの観察鏡 [魔]ラル=ヴェイネシリーズ 魔物知識判定時、対象の弱点値を4点減らす
スマルティエの金鎖 [魔]スマルティエシリーズ その他追加装備
蝙蝠の耳飾り [魔] 自身が盲目状態時、もしくは透明な対象への攻撃時のペナルティ補正を-2に軽減
ラル=ヴェイネの銀鈴 [魔]ラル=ヴェイネシリーズ その他追加装備
奇跡の首飾り [魔] 生死判定をやり直せる 使用時このアイテムは壊れる
背中 野伏のセービングマント [魔]回避、生命抵抗、精神抵抗に失敗した時の魔法ダメージを-4
スマルティエの風切り布 [魔]スマルティエシリーズ 3分(18R)に一度10秒(1R)間、命中力判定、回避力判定に+2のボーナス補正を得られる
右手 大きな手袋 ✔HP [魔]必要筋力+5、両手セット
左手 大きな手袋 [魔]必要筋力+5、両手セット
多機能グリーンベルト ✔MP [魔]装備者を自然環境にあるものとする 追加装備
ブレードスカート 近接攻撃の回避力判定において、達成値が4点以上上回って回避した場合、威力10、C10、追加D17の反撃を与える
軽業のブーツ [魔]転倒してもすぐに起き上がれる
ラル=ヴェイネのマナリング [魔]ラル=ヴェイネシリーズ ダメージ魔法のダメージを+2点 魔法の発動体
所持金
15,460 G
預金/借金
10,000 G / 0 G

所持品

主要なアイテム・消耗品

専用スカウトツール器用度+2(解錠判定、罠設置判定)
ビスクドール(2体)アンティークモノのLサイズの人形
通話のピアスラーミナとの通信用
受益者のシンボルドルイドの魔法の恩恵を受けやすくなる
強く魔化された金紅石

ルチルラプターを作成する為に必要な上級素材
ネヴァン(ルチルラプター)

マテリアルカード

BASSS
名誉点
1250
ランク
〈始まりの剣〉

名誉アイテム

点数
冒険者ランク1000
<始まりの剣>★21000
名誉アイテム:野伏のセービングマント0
名誉アイテム:多機能ブラックベルト0
専用:ムーンピラー、ウィークネスリビーラー100
専用:アステリアの守り50
専用:マナコート50
専用:大きな手袋(HP)、多機能ブラックベルト(MP)100
専用:ラル=ヴェイネのマナリング100
専用:スカウト用ツール50
コネクション:ダークドワーフの貴重な友人300

Neve Blanche Schwert

経歴表

B5-2「魔物を倒した事がある」
B4-1「商売を手伝った事がある」
C2-6「歌を褒められた事がない」
旅2-6「最強の存在になるため」

特徴

身長181cm
体重59kg
髪の色スノーホワイト
眼の色アクアマリン
肌の色色白

経歴・設定

月神シーンを信仰するエルフの女性剣士、銀雪のような白い髪と肌、青空のように澄んだ青い瞳が特徴的。
彼女自身も黒、白、青、銀は好み、衣服は勿論、武器や防具もその傾向が見られる
メインカラーに黒や銀、サブカラーに白、差し色やアクセント、ワンポイントに青を用いている

彼女の出身はケルディオン大陸。
1年の半分は銀雪に覆われる山岳地帯に建国された「シュヴェアート公国」、その王家の長女として生まれる。
なお彼女には兄王子も居り、兄弟仲は良好な一方で内政は委託しており、自身は軍政に集中している
王族で有りながら剣の一族に生まれた彼女は幼少から剣士として育てられてきた

シュヴェアート公国の詳細

大破局以降の復興・発展に注力しており交易も盛ん、様々な種族が営み住まう中で最も少数なのが人間。
宗教面は特に制限は無く、最も信仰者が多いのは「剣神ヒューレ」、次点で「月神シーン」「騎士神ザイア」「刃神マキシム」、「炎武帝グレンダール」を信仰する者も少なくない。
地理面では山脈が蛮族と人族を隔てる壁となり、山脈を源流とする大陸有数の大河が前面に流れる。
また山脈を中心にシュヴェアート公国領には冷気を従えるドラゴンも多く生息している

またシュヴェアート公国は大陸屈指の軍事力を誇る。
交易面が手厚くなった事で、また極端な戦略家として知られる王子ラブレスが更なる強化・見直しを行い4つの軍を形成

4つの軍の詳細
王竜軍
指揮官 王子 ラブレス・ヴァイス・シュヴェアート
シュタッヘル王国との交易が編成を可能にしたこの軍は、
単騎のみでも戦況を左右しかねない程高い戦闘能力を有するレッサードラゴン、
それを従える竜騎士のみで構成された軍で、公国の四軍でも高い戦闘能力を誇る事は勿論、
万にも及ぶ竜が大空を埋め尽くし竜が六様の吐息で戦場を彩る光景は、敵にとっては正しく恐怖の象徴そのもの
その戦闘力の代償か運用コストは出鱈目に重く、ラブレスはこの問題を「各自が完全な自己責任を以て管理する」と言う形で解決させている
月影軍
指揮官 王女 ネーヴェ・ブランシュ・シュヴェアート
副官 第一師団長 ラーミナ・ウルペース
戦闘・非戦闘における重要な歩兵を、公国最大規模に纏めた軍
剣士、魔法剣士を始め、様々な兵種を纏めた物だが、ネーヴェが独自に組み上げた指揮系統により機能している
遊撃や機動戦がメインであり、歩兵ならではの機動力と対応力を武器とし、また密偵や工作も担っている
魔弓軍
指揮官 将軍 マティアス・カノン・メテオライト
魔動銃兵(マギシュー)のみで構成された、遠距離からの火力支援に特化した軍
マティアスの采配、適切な運用により発揮される殲滅力は四軍でも随一を誇る
また魔動機時代に作られた戦略兵器を一手に管理しており、その気になって稼働させれば戦争どころでは無くなるとか
現在管理中の戦略兵器
炎盾軍
指揮官 将軍 ヨハネス・フラム・ハイスシュタール
前線から後方で展開する兵站活動・後方支援に特化した軍
厳密には「戦闘行為以外の全てを担当」し、戦術的には「継戦能力の維持=後方支援」に特化している
基地の設営、装備品・兵器の生産・修繕、医療や食事の配給、これ等の運搬・輸送、及びその計画、作戦の周知徹底に戦場での連絡、ネゴシエーション等。
こと、戦闘においては最も重要な軍であり、兵站だけで戦闘に勝てる訳では無いが、兵站無くしてはそもそも戦闘は成り立たない
その為、後方に位置する軍でありながら四軍では最も所属人数が多い
兵站無くして戦闘が成立しない理由

まず食料面から問題が山積みである
1人あたり使用される水は150L、食料は1Kg前後消費すると考えよう
軍単位(60000人)での運用を行うにあたって1日あたり必要な食料は60000kg=60tとなる
(師団単位(10000人)で運用するにしても10t)
水は確保した水源から供給するとしても、それだけの食料を1日で消費する
長期派遣ともなれば月単位での計算が必要、万一の事も考えて余剰物資も必要となる。戦闘も予定通りに終われば苦労はしない
30日程の食糧をプールするとした場合、最低でも60×30日=1800tもの食糧の調達・確保が必要になる
勿論物は立方体なので、大きくても軽い物があれば逆も然り、それ等を纏めて運搬する場合梱包材分の重量もおまけで付いてくる

そして次に必要なのは、それだけの物資を適切に貯蔵し保管する倉庫、そして束の間の休息を与える拠点の築城(整地も含む)
現地の人間との折り合い、擦り合わせも必要になるだろう
拠点を建てれば次は安全かつ確実に予定通り輸送可能な計画の確立も必要になる
馬も飛空船もタダでは動かない、相応に必要な燃料を投与する事を考えた上で何台の馬車及び飛空船が必要になるかの計算も必要になる
遠出するとなれば一々戻らず現地で装備・兵器の整備や点検の為の道具も必要となるし、何より兵士は道具や機械ではない。
当然、戦傷者の治療に風土病の予防、体調や精神のケアも必要になる、高ストレス環境の戦地であれば尚更に

これ等を全てクリアしてようやく戦闘という物は可能となる、一説によれば前線の兵士一人あたり7~8人の後方支援が必要とも
戦略が机上で組み立てられる物ならば、兵站は数理・理論・現実のせめぎ合いの中で何処までも最適解・最良を探さなければならない物で、実際にはオペレーションズリサーチも絡むし、これだけではまだまだ足りない(気象問題や地理問題、コスト問題など...)が、挙げればキリが無い。
兵站とはそれだけ奥の深い物である

軍事面での強化を進める一方で、ルイス・フォン・シュヴェアート公王の意向、及び軍事力の強大さ故に、
自国・同盟国の国民への加害、もしくは余程に脅威となり得る存在が現れない限り、中立として軍事介入を控えており、
ケルディオン大陸における人蛮戦争を傍観する第三勢力の立場を取っている

ケルディオン大陸「血刃戦記」の詳細

事は人蛮戦争が勃発する少し前、24を迎える頃のネーヴェはヴェルテュアナ帝国に使節として訪れていた。
用件は「円満かつ公正な交易・取引。ならびに国家関係の改善」
現ヴェルテュアナ帝王の行き過ぎた純血主義は諸外国にまで害を及ぼすほどの物ではあったが、
ソレ以前からもヴェルテュアナ帝国・シュヴェアート公国の国家関係には深い溝があった
よもすれば一触即発となるほどの冷戦状態に終止符を打つ為の交渉だが

「何故に貴様等人間擬きの異教徒の要求を飲まねばならんのだ?」
ヴェルテュアナ帝国 現帝王ヴォルケンス、これを拒否、交渉は決裂となる

失念する間もなく、友好関係にあるシュタッヘル王国の先王が怪死
賓客ながら葬儀に参列し、イーリス王女の王位継承を見届ける
また先王の死の原因を探しに私室を訪れた際、僅かながら強烈な猛毒の気を敏感に察知する
副官ラーミナに調査を命じ、自身は帝国に再度向かう。後に暗殺は帝国の刺客と判明

再び帝王に見えると、見知らぬ主宰が傍に居る事に気付き、更には人蛮戦争が開戦されていた事を玉座の間にて知る
連続した偶然に違和感を覚えるも確たる証拠は無く、やむ無く帰路につく序でに帝国領を偵察していた所、
アンヘル率いる傭兵団と遭遇、偵察を止め真っ直ぐ帰れば安全は保証するとの事で、条件を飲み公国に戻るが、
異種族を嫌う帝国が異種族を傭兵とはいえ雇っていた事に更なる違和感を抱く

暫しの時を経て、ヴェルテュアナ帝国に三度目の使節として訪れる
今度は帝王が拒否するよりも早く、主宰が答える
「...ハッキリ言いましょう、貴殿方は危険な存在なのです。"我々"を脅かす程には」

余りに残酷な答に彼女は唖然とし、これ以上は無駄だと判断したネーヴェは帰路につく
返答が余程堪えたのか歩調が遅く月が出始めた為、その日は帝国領のとある村に姿を変え正体を隠し宿酒場で、心身を落ち着かせる
...筈が、夜闇に紛れて帝国が雇っていたフィーの傭兵に襲撃される。辛うじて致命の一撃はかわすも、
フィーならざる怪力に怯み、休ませるつもりだったその身に深傷を負う
迂闊な自身の行動を悔いながらも逃げる。幸い速さでは一歩勝っていたが、傷の痛みに堪えかね、森の樹上で傷を癒し一夜過ごす
...幸運にも、血の匂い・跡を尾けられていなかった模様

帰国したネーヴェは暫しの休息を得ながら羽ペンを止めなかった、心配する者が出るかも知れない程には。
ネーヴェは此処までで収集した帝国の情報をシュタッヘル王国・デルフィーン王国に売り、
対価として「帝国軍の兵士から鹵獲した装備」を要求、両国これを快諾
...ヴェルテュアナ帝国からの異種族の傭兵、新しい主宰、シュタッヘル先王の暗殺、同タイミングに人蛮戦争の開戦。
彼女にとってこの戦争は、余りにも不審点が多く、違和感を感じずには居られなかった。

...そして違和感は、確信となった。
ダークドワーフとの接点が無い限り入手できない「イグニダイト製の武器」がごく大量。
動かぬ証拠から「蛮族の傀儡と成り下がった帝国」を討つ大義名分を得たシュヴェアート公国はヴェルテュアナ帝国に宣戦布告
同時にシュタッヘル王国、デルフィーン王国との「反帝国同盟」の結成を宣言、僅か1日ほどの出来事である

公国の四軍を帝国に投入し、破竹の勢いを以て帝国滅亡に追い込む。
その際、城内にて主宰を追い詰めるも突如竜化、一瞬の隙を突いて逃げられる

影で帝国を操っていた黒幕との戦いは少し長引きそうだと悟りながらも一息ついた頃、
人族同盟軍最後の反撃が始まった、帝国の弔合戦として
「体裁上仕方の無い弔合戦」である事が分かっていたネーヴェ自身にとってはその戦いには不本意ながらの参戦だった。
その為、なるべく被害を最小現にしつつ反帝国同盟軍の撤退の支援に徹した
しかし、主要な者の死傷者は出てしまった

イーリス・ローゼ・シュタッヘル、不明 アーダルベルト・ヴェルス・フォルクローア、戦死
その一報を受け友を失った悲しみに、その夜、見る者も聴く者も居ないネーヴェだけの涙を友のために流した

そして、真意は別にあると分かりつつも、同盟の主要人物を失って黙っていられる筈もなく、
彼女は「ミスティックインク」を用い、匿名でエストレリャ王国の王子に手紙を送る
~明日14時、エレイン川のセルシウス大橋に一人でお越し下さい~

如何にも罠臭い誘いにも関わらず、ジュリアス・エストレリャ王子は誘いに乗り、大橋に来てくれた。
ネーヴェ自身も軽く驚きながらも、ジュリアス王子を呼び出した真意、先の戦闘が不本意であった事、
そしてこれ迄の顛末を語り明かす。...そしてジュリアスを試す為に剣を抜き、決闘を申し込む。

死力を尽くし、剣を交えて互いに互いを知り、しかし決着は付かなかった
だがジュリアスの覚悟を確かめ、自身の真意を汲み取ってくれたジュリアスに感謝し、その場を後にする

数日後の真夜中、眠る彼女の下に刺客の毒牙が...

「...足音、息遣い、声、そして短刀の扱い...全てが及第点以下だ。月影軍の下で鍛え直してやろうか?」
...毒牙をかわし、逆に刺客に手痛い反撃を与え、追い払う
その一方、1節のみ聴こえた魔神語の詠唱文...
危なげ無く魔の手を払うネーヴェだが、この戦いが終わっていない事を確信するには十分だった

その後、反帝国戦の戦後処理、前帝国領も含め国内外問わず広域の復興作業、
そして何より、帝国軍の残党改め「反人族軍」の駆逐・討滅に勤しむ事1年半。

「御主人!イーリス様から一報が!」

死んだと思われた戦友の生存、会えないと思われた親友の無事に感傷に浸りながらも、
イーリスの一報であれば恐らく自身の宿敵もそこに居ると確信し、出撃。話を盗み聞きしていた兄も勝手に加勢しに来た模様
様々な援軍が加勢する中で、蛮族側にも切り札を用意していた
洗脳された状態で立ち塞がるシュタッヘル王国第二王女シャルロッテを始めとした縁者
...自身には何れも斬れない者ばかりなだけあり、その場をイーリスに任せる

「...久し振りだな、ネーヴェ...2年半前...いや、1年半前と言った所か?」
「...どっちでも良い。今日此処に来たのは他でもない...お前の剣を叩き斬る
蛮族軍の首魁であり、帝国を内部から破壊した張本人、ルシウス・アルトリウス・エンハンブレと対峙する
先の魔神使いの事も有り、もはや抑えきれぬ怒りと共に剣を振るうが、容易くかわされてしまう
疲弊しながらも戦い、自分らしくもなく怒りに任せて剣を振るっていた事をルシウスの言葉に気付かされたネーヴェは
「ああ...怒り任せに振るう剣とは、こんなにも乱れる物なのか...」
開き直って、怒り任せでもなく、だが無感情でもない、個人的にぶった斬る為の必殺の一撃をルシウスに与える

「...遺言は有るか?ルシウス、蛮族軍の首魁ともあろう者が、人族軍の中心に潜り込む等余程の理由あっての事だろう?」
「どうだかな...蛮族の首魁に肩入れなどと、随分な物好きだな?」

勝敗は決したが、彼女は止めを刺さず真意を問い質す。敗れた男は語り始める
「...私はあの帝国が憎かった。100年と少々、まるでこの世の支配者などと傲り昂るような王が。
...バルバロスはどう思われようが大いに構わん、だが同じ人族にさえ傲慢である者だけは許せなかった。
真に穢れた魂を持つのはどちらだ?...卿らが我等を呼ぶように、あれこそが蛮族と呼ぶに相応しいのではないか?
...これもまた傲慢かも知れぬがな。...だから私は策を講じた、2度と思い上がる事の出来ぬよう徹底的にな。
人族と人間の争い、憎き帝国の崩壊、争いによる疲弊、そしてこの戦線...
...私が描いた楽章を、卿らが奏者は完璧に奏で切ってくれた...1つの不協和音もなく、な」

...此処で殺せば、何もかもがルシウスの筋書き通り、そう思った彼女はルシウスを治癒し連行する
「此処で私に殺されて、何もかもが思い通り...なんて事になると思ったか?
その話の続き、私の城の地下でして貰うぞ」
ルシウスにとっての不協和音、だがそれを楽しむかのように笑みを浮かべ、ルシウスは大人しく投降
それさえも筋書き通りなのか。ネーヴェは気に入らない様子だったが、戦いは終わった

その後、ジュリアス率いる人族同盟との和平を成立、復興活動に勤しむ
更にはこの戦いにおいて、これまでの様々な事を書き纏めた自伝を出し、これからの世の教訓として広める

イーリスが国を出るとの一報を聞けば、直ぐに止めるように強く説得する
そしてイーリスの決意を聞き、放っておけなくなったネーヴェは、共にアルフレイム大陸に渡る事を決意する


そして29を迎える頃に故国を離れ、戦友と共にアルフレイム大陸に渡り、旅を始める。
知見を広める感覚を噛み締めながらも、自身の素性を知らず、また自身も知らない新大陸での冒険は非常に心躍り、特に強敵(とも)との戦いは筆舌に尽くしがたいと本人が言う程。
「最強の剣士」を目指す目的もあるが今では副次的で、美食の為に旅をする正に食道楽に。
因みに好みはリルドラケン料理、特に海鮮類を贅沢に使った一品、「刺身」や「寿司」「海鮮丼」には目がない
シュヴェアート公国領は海に面した地域があり、漁業も盛んな都市がある事から公国では魚料理の食文化が築かれていた
勿論仲間がオススメするコボルド料理・ドワーフ料理も美味しそうに味わい、好みを着々と増やし開拓している
なお仲間との酒宴にて歌を披露した際散々な評価だった為、歌は諦めて楽器を猛練習したとか

白き月影の剣聖(ムーンシェイド・ソードマスター) 白雪姫(スノーホワイト) と言う2つの異名を持っている
前者も後者も、白と黒を基調とした自身の容姿や白銀の細剣を手に戦場を駆ける姿が由縁となった。
自身から名乗った事はなく、勝手な評価だと辟易しているが嫌悪するでもなく特に気に留めていない
尤も、後者の二つ名に関しては、ネーヴェが戦った後の姿から恐怖と畏敬の念を込めて呼ばれた物
彼女の神速の剣術は見た者はおろか、斬られた本人でさえ気付かない事もあり、血飛沫をあげた頃には彼女はその場を離れており
返り血の一滴も浴びず綺麗な姿のまま剣の血を払う姿を見た者が、白雪姫と呼び恐れたとか
彼女が発したこの台詞は、既に斬られた敵がその事に気付かず向き直った際に彼女が発した言葉である

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 ガメル 名誉点 成長 GM 参加者
キャラクター作成 220,000 500,000 4000 器用×22
敏捷×28
筋力×3
生命×11
知力×19
精神×17
取得総計 220,000 500,000 4,000 100

収支履歴

装備品諸々::-180680
ムーンピラー・カスタマイズ::-151000
シルバーウィークネスリビーラー::-8660
マナコート、防弾加工::-37000
アステリア、マナタイト加工::-45000
アンティーク・ビスクドール(L人形)::-100*2
強く魔化された金鉱石::-15000
ゴーレム強化アイテム各種::-37000
ラブレスへの貸し:>+10000

チャットパレット