由来・逸話

アル・メナス時代、来るべく戦火に備えて作られたこの大砲は、有る意味「誰もが魔法を扱える工夫」の１つの極致とも言える。
術者による直接的魔力供給は勿論、魔晶石を始めとした様々なMP供給手段を用い、発射に必要なマナが供給されると同時に内部で魔法陣が展開。
照準を定めた後に「魔動機文明語」による合言葉を唱える事で一筋の光線が指定座標に発射され、その地点に魔法陣が設置・「メテオ・ストライク」発動、直後に直径1km程の巨大な隕石が降り注がれる戦略兵器
隕石ではなくあくまで魔法行使に必要なマナを発射している為反動も無く、連続発射が可能、
最大射程:100kmを活かした防衛は勿論、専用の荷台が付いており運搬も可能で、超長距離を砲撃可能な攻城兵器と化す。
破壊的な威力・驚異的な射程を持ちながら汎用性に長けたソレだが製造コストは凄まじく、
アル・メナス時代の高度な技術力を以て製造された台数は多く見積もっても片手で数えられる程。
大破局の際、強大な砲撃の嵐を以て蛮族を退け人族領を守ると同時に、
その余波はケルディオン大陸に深い傷跡を残した。

今はシュヴェアート公国が一台所有しており、第一級封印指定として王族の許可が無い限り発射を禁忌としている