ローレンス・ウィーラン
Lawrence=Whelan
愛称：ロニー

学歴

ユーシズ魔法学園『七色のマナ』　操霊魔法学科在学
魔法生物科 ゴーレム学専攻 造形美術ゼミ所属　手芸部に在籍　（第6話にて）

家族構成

父親が人間、母親がエルフ。双子でエルフの妹がいる。
双子の妹は入学時、白飛びして赤リボンに、その後も順調に進級。同年緑リボンとなる。

詳細

ユーシズ魔導公国東区の高級魔法工芸品街に家がある。
父親は人間で、高級なビスクドールやぬいぐるみなどを手がける人形師で住居兼アトリエ兼店舗を構えている。母親はエルフで、薬師として診療所に勤務している。
種族の違う二人は互いに惹かれ合い、双子が誕生する。兄は人間、妹はエルフとして。
妹：エレノア・ウィーラン（Eleanor=Whelan）愛称：エリー

両親ともに操霊魔法に長けており、子もまた幼少の頃よりその才能が片鱗を見せる。
両親のところに来る客や知り合いからも「将来が楽しみだ」と期待されていた。
二人は毎日のように操霊術の魔導書やゴーレムの錬成、ゴーレム使いの物語などの本を読み漁ったり、父の作ったドールやぬいぐるみで人形遊びをするなどいつも一緒に過ごしていた。
そして、二人でゴーレム使いになって移動式のお店を作り、家族で世界各地を回るという夢を見ていた。
成人を機に魔法学園の入学を勧められ、ロニーとエリーは更なる高みを目指すことを誓い合う。

国内に実家があるものの、入学後の利便性を考えて寮に入ることになった。
家族と別れ、少し寂しさを感じながらもこれからの期待が膨らみ意気揚々と二人で魔法学園の門をくぐる。
しかし入学式最後の組分け試験、ずっと一緒だった二人は初めてその道を違えることとなる。
エリーは優秀な結果を残して“白飛び”を果たし、赤リボンが授与された。
ロニーは試験中に眼鏡が飛ばされ視界が悪くなったり、呪文が思うよう言えず魔法が発動できなかったりと、成績が伸びずに白リボンとなった。

妹とは同学年にはなれなかったが、友や仲間に恵まれ、日々の学園生活は充実していた。
夏季試験も順調で学年上位に入り、このまま進級試験も通過すると、家族も、友人も、教員も誰もが思っていた。
運が悪かったのか…組分け試験の悲劇が再来する。運も実力のうち…進級叶わず留年となってしまった。
一方エリーはストレートで進級し、黄リボンが授与された。

ひとり留年したロニーから、だんだんと友たちは離れていった。
そしてエリーと比べられ、色々と陰口を叩かれる対象になっていた。
それが発端だったのか…いつしかエリーが居る場所が遠く感じるようになっていた。留年してすぐの頃は、エリーも頻繁に会いにきて、励ましてくれたり他愛のない話なんかしたりして。……だけどそれも無くなってしまった。

二年目。座学は学年一位、しかし実技となるとなかなか成績が振るわない時が続いていた。
ロニーは寂しさや虚しさ、劣等感を感じては卑屈になっていく。しかしエリーに、友たちに追いつくため努力は怠らなかった。
家族のサポートもあり、２回目の進級試験、なんとか赤リボンを授与される。
だが一方でエリーもまた進級が決まり、緑リボンとなり類稀なる才能を見せていた。

実戦経験が圧倒的に不足していると考えた両親は、「冒険者ギルドに所属し、学費を稼ぐように」と断腸の思いでロニーを突き放す。
ロニー自身もまた、「自分を変えたい」「家族の顔に泥を塗りたくない」という思い、そしてエリーと誓い合った“高みを目指す”約束を破りたくないという思いのもと、学園内冒険者ギルド支部〈マギスイーパー〉の扉を叩く。
ここから、彼にとって、試練と転機の三年目が始まる。

一人称：僕
二人称：君、〜さん、〜くん
物腰柔らかだけど、少し気弱で卑屈気味な口調

チームHALLOメンバー
●ハイド
呼び方：ブルースケイルくん

●オデオン
呼び方：ヴァリンくん

●アリア
呼び方：アルトゥラさん

●ルーテ
呼び方：アスターさん

早くみんなの名前呼びしたいなぁ〜！