ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

ルーテ・アスター - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

ルーテ・アスター

プレイヤー:しゅみあ

種族
シャドウ
年齢
15歳
性別
種族特徴
[暗視][月光の守り]
生まれ
剣士(フェンサー)
信仰
“月神”シーン
ランク
穢れ
17
7
3
6
6
10
5
6
7
成長
2
成長
1
成長
3
成長
1
成長
1
成長
1
器用度
25
敏捷度
24
筋力
20
生命力
13
知力
10
精神力
11
増強
増強
増強
1
増強
増強
2
増強
器用度
4
敏捷度
4
筋力
3
生命力
2
知力
2
精神力
1
生命抵抗
8
精神抵抗
7+4=11
HP
31
MP
11
冒険者レベル
6

経験点

使用
15,500
残り
710
総計
16,210

技能

フェンサー
6
スカウト
5
エンハンサー
3

一般技能

武器職人(ウェポンスミス)
3
貴族(ブル)
3
鍵屋(キースミス)
2
仕立屋(テイラー)
1
調香師(パヒューマー)
1

戦闘特技

  • 《必殺攻撃Ⅰ》
  • 《回避行動Ⅰ》
  • 《武器習熟A/ウォーハンマー》
  • 《トレジャーハント》

練技

  • 【ガゼルフット】
  • 【キャッツアイ】
  • 【マッスルベアー】

判定パッケージ

スカウト技能レベル5 技巧 9
運動 9
観察 7
魔物知識
0
先制力
9
制限移動
3 m
移動力
24 m
全力移動
72 m

言語

会話読文
交易共通語
シャドウ語
技能・特技 必筋
上限
命中力 C値 追加D
フェンサー技能レベル6 11 10 -1 9
《武器習熟A/ウォーハンマー》 1
武器 用法 必筋 命中力 威力 C値 追加D 専用 備考
アンスルーピック・カスタム 1H 8 -1=9 18 9 10 【クリティカル時、参照値を再利用し1回で終了】新たなメイン武器。右腕のすぐ近く。
サーベル 1H 10 10 10 10 9 元メイン武器。腰にある鞘に帯刀。
スルーピック 1H 8 -1=9 13 9 10 【2回転以上で自壊】奥の手で必殺の武器。ローブ左袖に。
ショートスピア 1H投 10 -1=9 15 10 9 サブ武器1。投擲○。ローブ内の背中側に隠し持つ。
ハンドアックス 1H投 7 10 12 11 9 サブ武器2。投擲○。ローブ内の取り易い腰に装備。
フレイル 1H 1H 10 -1=9 15 10 9 サブ武器3。打撃武器。ローブの右袖に仕込む。
フレイル 2H 2H 10 -1=9 25 10 9 守りを捨てて殴る、威力最大捨て身の構え。
ヘビーマレット 1H 10 +1=11 15 12 9 サブ武器4。命中安定の打撃武器。手前側に所持。
ジャベリン 1H投 5 -1=9 10 10 9 最初から投擲したい時用。背中に隠す槍2本目。
ナイフ 1H投 1 10 1 10 9 ほぼフレーバーその1。太ももベルトに忍ばせ。
ダガー 1H投 3 10 3 10 9 ほぼフレーバーその2。腰にホルダーがある。
ブレードスカート 10 10 10 9 スカートの裏の見えずらいに刃を付けてある。
技能・特技 必筋
上限
回避力 防護点
フェンサー技能レベル6 11 10
《回避行動Ⅰ》 1
防具 必筋 回避力 防護点 専用 備考
ソフトレザー 7 3
バックラー 1 1
合計: すべて 12 3
装飾品 専用 効果
右手 剛力の指輪 筋力+1、壊すと筋力+13
左手 叡智の腕輪 知力+2、壊すと知力+14
ブレードスカート 回避判定で達成値+4以上のときダメージ
所持金
2,831 G
預金/借金
0 G / 0 G

所持品

自分の所持品


アウェイクポーション 1個
ヒーリングポーション 2個
救命草 1個
魔晶石(2点) 1個
魔晶石(3点) 3個
マナリサイクリスタル(3点)
マナチャージクリスタル(5点)

スカウト用ツール

冒険者セット
アスター家の家紋入りの記章
技巧書『凄腕エンハンサーの9割がやっている!最強の呼吸法』










名誉点
27
ランク

名誉アイテム

点数
冒険者ランク
流派入門(エルエレナ惑乱操布術)50
エルエレケープ30
流派特技《迫る刃に怯えよ》20

容姿・経歴・その他メモ

名前

ルーテ・アスター  Luthe Astor

出身

ブルライト地方 魔動死骸区

容姿

紫色の髪 月のような瞳 体系はスレンダー 身長163cm
ローブを前で閉じたマントのようにして袖を通さず着用、体中に隠し武器がある。

性格

クールであまり感情を表情に出さないが、どこか世間とズレているところがある。

経歴

略歴

誕生魔動死骸区のスラムで小さなシャドウの一味の娘に生まれる。3月31日生まれ。
幼少期痛みをあまり感じない体質で、暗殺者となるために育てられることに。
元々明るい性格だったが、感情を殺す訓練を徹底的に叩き込まれた。
10歳若くして暗殺や密偵の実務を任されるほどになるが、常に孤独を感じていた。
一味を壊滅させた。
11歳身寄りのない中で、たまたま命を救った貴族に拾われる。
貴族の元で本当の娘のように育てられる。
15歳(現在)その貴族からの勧めで、白リボンで『七色のマナ』に入学。
1年目
15歳 入学 白リボン
現在


経歴詳細

経歴表

【A】6-1 神の声を聴いたことがある(と信じている)月神シーンの声を聞いた
【B】6-5 引きこもっていたことがあるシーンの声を聴くまで屋敷で引きこもっていた
【C】5-1 物心ついた時には独りだった誰にも理解されず孤独なまま感情を殺された
【D】5-6 他に生き方がなくて自分として生きるために一味の全員を殺した

詳細経歴

あんまり感情を表情に出さないためクールと言われるものの、その実は人とのかかわり方が下手で世間知らずというだけ。
冒険の国グランゼールの辺境伯ブライト・アスターの養子であり、貴族としての所作を学んでいるので動きや言葉には育ちの良さを感じられる。
しかし、かかわり下手が災いして突然奇行に走ったりする。
気配を消すことや暗器の扱いに長けており、戦闘となれば彼女の冷静かつ的確な動きを見ることができる。
感情をあまり出さないながらも、自分を保護して親代わりになってくれたブライト伯に感謝していて、本当の親の様に慕っている。
入学した目的は、しっかりとした教育機関で自らの領地以外で学べることを学んで育って欲しいというブライト伯のたっての願いのためである。
他の人には養子になるより前のことは絶対に言わないように、という言いつけを守っている。

スラム内の小さなシャドウの一味『死者の影』の団員の子として生まれる。当時の名前はアルマ。
生まれつき痛みをあまり感じない体質だったことから、危険な仕事につかせるため物心ついた時から厳しい訓練を受けさせられていた。
その過程で徹底的に感情を殺す方法を叩き込まれ、元々の感情豊かで明るい性格ではなくなり、笑顔を見せることは無くなった。
絶対に足の付かない暗殺者として育てるため、一味以外との接触を禁止され、存在自体を隠されて育てられていた。
また、一味の中でも「裏の仕事をするための道具」として扱われており、ずっと孤独を感じていた。
10歳になると、初仕事を任される。それは奇しくも、未来の養父の妻と娘を狙った『アスター辺境伯家襲撃事件』であった。
若くして暗殺や密偵の実務を任されるほどになるが、淡々と仕事をこなす中で自分の居場所はここではないと思うようになる。
そして自分として生きるため、一味のほとんどが寝ているときを狙って壊滅させた。
(あの人たちもみんな泣きながら助けてって言ってた。結局泣けないのは私だけだったんだ。)
しかし、自らの親を殺めて、縛っていたものを打ち払ってなお、彼女に自由が訪れることはなかった。
彼女に残ったものは、どうしていいかわからない戸惑いと深い孤独感、そして涙すら流すことのできない自分だけだった。
これまでの人生のすべてを暗殺者となるため育てられていたため、もはや誰かの命令が無ければ動くことすらできないほどの状態だった。
自由になったと思っていたが、このまま暗殺者として道具のように生きていくしかないと悟ってしまう。
それでも涙は出なかった。
それからの彼女は、生きるために『影の使者』と名乗り、傭兵くずれのような汚れ仕事を請け負うようになる。
そんな毎日を過ごしてるうちに11歳となっていた。
ある日、ターゲットであった賊を取り除いた際に、たまたまその賊に襲われていた辺境伯ブライト・アスターを結果的に助けることとなる。
その後、彼に感謝され、お礼にとアスターグレイにある彼の屋敷に招かれる。
「無料でご飯が食べれるしラッキー」程度に思って快諾し、本家の屋敷で料理を振る舞われる。
自分が身寄りのないことを話すと、しばらく屋敷で保護されることになる。
さすがに罠じゃないかと思いつつも、そうなら逃げ出せばいいと考えて暮らしていた。
そのうち、ブライト伯の優しさと屋敷の居心地が良さで、別に罠でもいいやと思うようになった。
その後ブライト辺境伯の元に養子に取られ、初めて愛情もって接され、最初はどうしていいかわからず部屋に引きこもってしまう。
ほとんどを部屋で過ごしていたある日、月神シーンの声を聞く。
それからは少しずつだが態度が軟化していき、こんな自分でも受け入れてくれる初めての人であるブライト伯のことを家族と認識するようになる。
それから彼女は一般常識や貴族の娘としての振る舞いを少しずつ教えられながら、幸せに過ごす。
そして15歳になる時、ブライト伯から「ここにいるだけでは学べないことも学んでほしい」と勧められたことで、『七色のマナ』に入学することになる。

オデオン(アイネさんPC)とは入学式で一緒、授業でも見たことがあるので同級生である事は知っているが、同い年だとは知らない。

様々な侵入経路を見つけようする時の癖で学内の裏道などを探索していたところ、アリア(空木さんPC)と会い、案内を頼まれる。いろいろめぐって冒険者ギルドにたどり着いた時、ブライト伯の名義で書かれたクエストを見つける。
養父のためになりたい一心ですぐにその依頼書を手に受付に出したところ、冒険者登録が必要なことを知り、『マギスイーパー』に登録する。

受付に「一人じゃ任せられない」と言われたため、隣にいたアリアを勧誘した。

一般技能

武器職人(ウェポンスミス)3
暗殺者として暗器を作成していた。今でも仕込み武器や隠し武器を作って服や体に忍ばせている。

貴族(ブル)3
アスター家の貴族として申し分ないようにたたき込まれた。口調や所作は覚えているが、口下手な面も。

鍵屋(キースミス)2
暗器同様、細かい物を作るのが得意で作成していた。

仕立屋(テイラー)1
暗器を仕込むため、服の仕立ても覚えた。

調香師(パヒューマー)1
眠りに誘う香などを用いて仕事を行なっていたため知っている。最近は気配を消しすぎてなかなか認知されないのを防ぐために、ローブに苺の良い香りを付けている。

口調・セリフ

・口調
あまり抑揚が無くゆったりと話すが、お仕事モードの口調の時のみはっきりと手短に簡潔に話す。
お嬢様口調の時の一人称は「わたくし」、二人称は「あなた」「さま」で気品のある言葉遣い。
普通の口調の時の一人称は「わたし」、二人称は「あなた」「」(呼び捨て)で敬語はなく、口数は少なめ。
お仕事モードの口調の時の一人称は「ルーテ」、二人称は「」(呼び捨て)になり、簡潔ではっきりと話すようになる。

基本的に貴族としての口調を崩さない様に心がけているが、たまに年相応の口調がでる。友人と認識した場合もこの口調。
ただし、戦闘や斥候として仕事を行なうと認識した場合は、暗殺者時代のお仕事モードの口調になる。

セリフ

「…少しよろしくて?こちらの依頼を受けたいんですの。」
さま、わたくしと良かったらお話…わ、お待ちになって……驚かせちゃった。…気配を消したら、ダメなのね。」
「ごきげんよう。わたくしは現アスター家辺境伯ブライトの養娘、ルーテ・アスターですわ。…えっと、まだ何か…?お話はあまり得意じゃない、ですので…。」
「あの、よろしいかしら。わたくしとあなたはお友達ですの?…そう、ありがとう。…口調?…『お友達には敬語は使わない』って、お父様が。」
「お魚がお好き?わたくしもですわ。…では、お待ちになって。」(池に飛び込む音)
「なぜ…って、お魚を捕ってきただけですわ。わたくしはお父様に『みんなと仲良くするように。』と言われておりまして…え、変ですの?」
「ルーテ、偵察任務を開始。」
「戦線に向かう。…指示を。」
「ターゲット排除。」
「任務達成。…迅速に帰還する。」

より詳細な設定資料
用語
・『死者の影』について

魔動死骸区のスラムを拠点とする小さなシャドウの一味。存在自体が噂のようなものではあるが、裏稼業での実績は決して少なくない。構成員は20人、全員種族はシャドウで、アスターグレイにて「どんなに対立している関係でもここで争ってはいけない」という法が施行されて流れ着いた者たちである。名前の由来は暗殺稼業を多く請け負っていたことから「死者の影から現れるもの」として名付けられた。
アルマ(ルーテ)のことは組織以外の者には存在を秘匿し育てていた。
彼女を足も証拠も掴めない暗殺者として利用し、たとえ彼女が捕まったとしても自分たちに捜査が及ばないようにするためである。
5年前、他のブライト伯を恨む者たちから依頼を受けたことで、『アスター辺境伯家襲撃事件』を起こした。
ある時から突然全く情報は無くなり、仲違いをしたとも、全滅したとも噂されていた。
4年前にアスター家によって一味が全滅していることが公表された。
『影の使者』はこの組織の生き残りとされているが、組織の構成員は死亡した者たちで全員のため、謎のままである。
(世間的にはルーテの存在は隠匿されていたため。)

・コードネーム『影の使者』について

ルーテが『死者の影』を全滅させたのちに名乗ったコードネーム。
自らを縛っていたはずの『死者の影』を全滅させたにも関わらず、その影を追うように同じ生き方をしていたためこう名乗っていた。
世間的には、その姿を見たものは誰もいない、しかし確かに存在する影のようなもののためこの名前だという認識だった。
アルマの名前同様、このコードネームもブライト伯の養子となるときに捨てた名である。

・街『アスターグレイ』について

グランゼールの南東に位置する町で、ふんばり剣溝や魔動死骸区、ディガット山脈などの重要な地点との中間地という要所に存在し、交易と宿場の街として栄えている。
代々アスター辺境伯家が治めている領地の中心であり、本家の屋敷もこの街に存在する。
街の標語は、『白も黒も混ざり合う場所』。これは、清廉潔白な者から、影に生きる者まで多くの者がこの街を訪れるためである。
冒険者や行商人だけでなく、孤児や浮浪者までも受け入れるこの街の気質ゆえ、月神シーンが信仰されている。
また、太陽神ティダンの信者も多い。グランゼール国内でも最大規模のシーン神殿と、ティダン神殿が隣り合って調和している姿は街のシンボルとなっている。
珍しい法律として、「どんなに対立している関係でもここで争ってはいけない」というものがある。(ただし、外部からの脅威に対してや兵の戦闘訓練等の例外もある。)
現アスター家当主であるブライト伯が作った法で、大きな国と魔動死骸区やふんばり剣溝との中継地点ゆえにこのような法律が施行されている。この法を破った相手は「通行権の剥奪」「この街に存在、所持している財産の没収」という罰則がある。
この法により治安が安定し街は更に発展したが、街に居られなくなった一部の者からは恨まれる原因となった。
月神シーンの信仰が深いためか、町の中には孤児院から夜の店などもある。
その出生や種族を問わず多くの人々を人手として受け入れている。
冒険者ギルドやライダーギルド、遺跡ギルド等、多くのギルドと街ぐるみで連携しており、これらのギルドに対して街での運営を認め、人員を斡旋する代わりに一定の協力を約束させている。
暗いところにも目を瞑り、行商人や故買屋、中には商売を生業としない者にまで市場は誰にでも開かれている。
交易地のため、パッシャー鳥の肉や野菜、スパイスを用いた料理が多い。平原もあるので、小麦を使った料理も多い。
例)パッシャー鳥のパイ、鶏肉の香草焼き、パッシャー鳥の卵のプリン、菜の花のバター炒め等

・現アスター家当主『ブライト・アスター辺境伯』について

アスターグレイの付近一帯を任されているグランゼール辺境伯アスター家の現当主。
穏やかで思慮深く、領民たちを大切にする人望家。
為政者としての手腕も高いことで知られており、どんな相手にでも「ブライト伯は正しい」と言わせるほどに信用させるという。
かつてはグランゼール屈指の愛妻家として有名だった。
現在のアスターグレイの法律を作り治安の安定化を図ったため、領民には慕われているが、そのせいで一部の者には恨まれている。
5年前の『アスター辺境伯家襲撃事件』により、妻と娘を失う。
4年前にルーテを養子として引き取ることを決める。
シャドウの娘を養子に迎えることに驚く声も多かったが、月神シーンに信仰の深い領民たちの多くは肯定し、受け入れた。
ルーテと同じ時、彼も月神シーンの声を聞いたことで背中を押され、彼女自身を受け入れるよう努力するようになる。
共に過ごすうちにルーテが妻と娘を殺した張本人であると知り、苦悩していた時期がある。
しかし、その恨みからルーテを殺すような事はなく、少しでもそのような考えに至った自分を責めるほどであった。
昔は殺された娘ラテーナと重ねていたところがあるが、今ではしっかりとルーテ本人に対して向き合うようになった。
ルーテの思いを受け止め、苦悩しながらも育ててきた思いだけみれば、彼も一人の父親であることがわかるだろう。
ルーテの成長を楽しみにしており、無事で帰ることを心から願っている。

・『アスター辺境伯家襲撃事件』について

5年前のある日、アスター辺境伯の留守中、屋敷にいた妻と娘とその他従者合計6名が殺害された事件。
アスター家きっての大きな事件であり、グランゼール本国まで捜査に動いた。
その無駄の無い犯行と形跡の少なさから、実行犯は『死者の影』の一味とまで絞り込んだが、発見した時には構成員は全員殺され、壊滅している。
現当主のブライト伯は当時失意の底に落とされながらも、「遺恨は私だけで断ち切ろう。私は全て受け入れる。」と発言していた。

ブライト辺境伯の手記 ※一部抜粋
1年目

3月31日
なんと幸せな日だろうか。とうとう私にも娘が生まれた。
目元が妻に似てとても可愛らしい。
妻と至上の喜びを分かち合うようにこの子にラテーナと名付けた。
指を差し出したら笑いながら握ってくれた。
この温もりを守っていきたいと思う。
ラテーナの未来の為にも、この街を安全で暮らしやすくしなければ。

2年目

2月18日
娘も2歳となり、世話も落ち着いてきた頃、やっとこの法を公布することができた。
「どんなに対立している関係でもここで争ってはいけない」。
父の後を継ぎ、この土地を任される領主としてさんざん頭を悩ませてきた。
この法があれば少しでも治安を安定化することが見込めるだろう。

10年目

3月31日(字が乱れている)
妻と娘が亡くなっていた。
首に一掻き、他に傷もなく、流れ出る血のり以外の形跡はなく、まるで眠るように二人は倒れていた。
私が出かける時まで、妻と娘は笑顔で見送りに来ていたというのに。
為政者である以上、恨まれることもあるのはわかっていた。
妻と娘は私が守ると誓ったというのに。
どうしてこんなことに。

5月2日
妻と娘の強襲を計画した者たちは、私が作った法によって街を追い出された溢れ者たちであった。
彼らを捕らえ尋問した所、どうやら『死者の影』に依頼したそうだ。
まさか実在する組織だとは。
妻と娘が復讐を望まないことは分かっている。
しかし、罪を犯したものは、その罪を償う必要があるだろう。

9月10日
妻と娘の強襲を行った『死者の影』をとうとう発見した。
しかし、彼らは全員殺されていた。
その亡骸は、全員が首を一掻きで絶命していた。
嫌でも妻と娘の姿を思い出すほどに、同様の傷跡だった。

11年目

6月24日
馬車で帰宅途中、賊に襲われた。
命はないと覚悟したのだが、救いの手が現れた。
そのシャドウはまるで娘の生き写しが月神シーンの使いとして舞い戻ってきたかのようだった。
彼女は感情のない眼で私を見つめて去ろうとしたので、命の恩人としてすぐに屋敷に招待した。
身寄りがないらしく、しばらくは屋敷に泊まってもらうことにする。
性格は違うが、ラテーナとの時間が戻ってきたかのようだ。

6月25日
彼女は自分の名前を名乗りたくないらしく、呼ぶときに困るので「ルーテ」と呼ぶことにしのだが、ついラテーナと呼んでしまった。
彼女自身は反応していなかったのだが。
表情もなく、なかなか動く様子が無かったので、このような大きな屋敷が初めてか聞いてみたら首を振ったので、どこか屋敷にいたことがあるのかもしれない。
また、歳を聞いてみたところ、歳だけでなくなんと誕生日まで娘と同じということだ。
これを運命と言わずなんと言うのだろうか。
しばらくは私の屋敷で面倒を見ることにする。

6月26日
ルーテはいつも指示を待っており、何かを言わなくては動かない。
さすがに部屋を用意して自由に使っていいと言ってしばらく離れていたら、ずっと部屋の前に立っていた時は驚いた。
私の娘はこんな風にしたのだろうか。

6月27日
ルーテとしばらく過ごしてわかったことがある。
表情や感情は薄いが全くないというわけではないらしい。
庭に出ていた時、じっと噴水を見つめていた。
あの水の動きにとても興味があったようだ。
水が跳ねたときにビクリと反応している姿を見て微笑ましく思った。
ラテーナも同じように噴水が好きだったのを思い出す。

6月29日
ルーテはどうやら痛みをあまり感じないようだ。
今日、使用人がドアを開けた時にぶつけて怪我をさせてしまったのだが、表情を変えることも痛がる様子も無かった。
どのように育ったら年端もいかない娘が感情も痛みも感じなくなるのか。
その小さな体に想像しがたいほどの苦悩を抱えてきたのだろう。

7月3日
ルーテを私の養子とすることにした。
一部の者には反対されたが、命の恩人であると同時に月神シーンの加護を受けるシャドウの子だと押し切った。
ルーテ本人も快諾してくれた。
共に過ごしていけば、きっとこの子も感情を取り戻すと信じている。

7月5日
保護していた時とは違い、娘のように接しようと思ったが、頭を撫でる間もなく逃げられてしまった。
気に障ってしまったのだろうか。
それにしても逃げ足の速さに驚かされた。

7月6日
ルーテは全てナイフだけで食事をしようとするので、テーブルマナーを教えた。
戸惑いながらもフォークやスプーンも使ってくれていた。
しかし、ナイフ一本でどうしたらあんなに器用に食事ができるのだろう。
それだけナイフの扱いには慣れているようだ。


7月8日
ルーテが部屋から出なくなってしまった。
子育てというのはいくつになってもわからない。
しかし、ルーテが自発的に動いたのを見たのはこれが初めてかもしれない。
後になれば、これも成長の一環だと喜ぶことができるのだろうか。

7月15日
ルーテが部屋に閉じこもってしばらく経つ。
食事は置いておけば食べるのだが、私や従者には絶対に見つからないようにしているようだ。
私には部屋の扉の前で語ることしかできない。

7月22日
祈りをささげていた時、月神シーンの声を聞いた。
「傷つきし者に真なる慈悲を」と。
わたしはこれまで、ルーテにラテーナの幻影を押し付けていたのかもしれない。
わたしはルーテのことをどれだけ知ろうとしただろうか。
まずは彼女を少しずつ知ることから始めよう。

7月23日
扉越しにルーテのことを尋ねることにした。
少しずつではあるが、話そうとしてくれている。
ゆっくりと話を聞いていこう。

8月2日
あれからしばらく扉越しに話すだけであったのだが、とうとう今日は少しだけ扉を開けてくれたのだ。
話を聞いたところ、どうやらルーテは私と接する時に現れた感情に戸惑ってどうしていいかわからなくなってしまったらしい。
訳を聞いてみればそんなことかと愛しく思える。
無理する必要はない。
少しずつ慣れてくれればいいのだ。

8月5日
ルーテが久しぶりに私の前に出てきた。
彼女の姿が見れるだけでこんなにも嬉しいのだ。
頭を悩ませながらも向き合い続けて良かったと思える。
彼女の方も気持ちの整理がついてきたようだ。
これからはもっと彼女のことを知りたいと思う。

9月19日
ルーテはすっかり前のように、いや、前以上に外に出るようになった。
そしてこれまで以上に貴族としての勉学にも励むようになった。
それに、私が話す時間を設けると必ず来るし、どうやら使用人とも話すようになったようだ。
相変わらず表情のほうは乏しいが、なんとなく彼女の感情がわかるようになってきた。

10月28日
表情の変化までは分からないが、ルーテの行動から大体の感情が読み取れるようになってきた。
じっと何かを見ているときは興味があるようで誘ってやればすぐに寄ってくる。
基本的にいうことは素直に聞くのだが、話したくないことを聞いた時は、明らかに反応が悪い。
そんな時は話題を変えるとまたすぐ話してくれるようになる。
ただ最近は困ったことに、眠れないときに従者たちの目を盗んで私の部屋まで伝えに来るようになった。
慕ってもらえるのは嬉しいのだが。
そろそろ私も気持ちの整理をつけるころだろう。
頃合いを見て、あの時以来開けていなかったラテーナの部屋を整理するとしよう。


12月17日
そんな。まさか。
ルーテが…彼女が、私の妻と娘を、殺したのかもしれない。
子供部屋を整理しようと入った時、「お父様。この部屋はあの時から、変わってないんですね。」と。
そう言われたのだ。
5年前以来、この部屋は一度たりとも開けたことのないというのに。
そして、様々なことを思いだす。
私が命を狙われたあの時。
目をほとんど閉じかけていたが、ぼんやりと見た光景。
私を狙った賊の首元に一閃、ナイフが突き立てられようとしたその瞬間を。
そして。
シャドウの一味に首の傷、隠密やナイフの腕前、屋敷に来た経験まで。
なぜ今まで気づかなかったのだろうか。
いや、信じたくないがために、考えないようにしていたのかもしれない。
とにかく、ルーテに話を聞かなくては。

12月18日(字がとても乱れている)
(衝動的に書きなぐられたようで読むことができない)

12月19日(字が乱れている)
妻も、ラテーナも、殺される原因を作ったのは、私なのだ。
誰でもない、私のせいで愛する家族は死んだのだ。

12月20日
ルーテはあの一味に育てられた。
私が作った法によって追い出された者たちに。
その中ですら孤独に追いやられて、殺人兵器のように育てられて。
元をただせば彼女も私の被害者なのだ。

今日、ルーテは私の様子を察したようで、どこに持っていたのか、ナイフを手渡してきた。
そうしてこう言ったのだ。
「私、お父様、大事な人…殺した。
私、お父様といるの…凄く楽しい。
でも、お父様が、私のこと嫌なら…お父様になら、殺されてもいい。
だから…いいよ。」
ルーテの言葉が耳から離れない。
私は,一瞬だけナイフを握りしめてしまった。
愛する者すら、一瞬でも手にかけようとしたのだ。
…あの時、妻と娘が死んだのは私の罪だ。
ルーテだって、私の犠牲者だ。
感情まで殺されて生きてきたのだろう。
私は民を救うと言いながら、愛する娘一人失いかけたのだ。
私に出来るせめてもの贖罪は、あの子を守りまっすぐに育て上げることくらいだろう。
私は娘を…ルーテを愛しているのだから。

由来等

・名前の由来
[ルーテ]
ルーチェ:イタリア語で「光」
ルーナ:イタリア語で「月」

[アルマ]
アルマ:イタリア語で「兵器」「魂」「霊魂」「心」、ラテン語で「養うこと」「滋養(を与える)」

[アスター]
アスター:ギリシャ語、ラテン語で「星」
アスター:花名。アスター(エゾギク)。花言葉は「思い出」「追憶」「変化」「同感」「信じる恋」。色別には「赤:変化を好む」「白:私を信じてください」「青:信頼、あなたを信じているけど心配」「紫:恋の勝利、私の愛はあなたの愛より深い」「ピンク:甘い夢」

[ブライト]
ブライト:英語で「明るい」「輝く」「晴れやかな」「ぱっちりとした」「晴朗な」「あざやかな」「さえた」「透明な」「朗らかな」「快活な」。

・誕生花
[イチゴ]
花言葉:「尊重と愛情」「幸福な家庭」「先見の明」「あなたは私を喜ばせる」
英語の花言葉:「esteem and love(尊重と愛情)」「perfect goodness(完全なる善)」
3月31日の誕生花

・誕生石
[ブラットストーン]
宝石言葉:「勇気」「救済」「救いの力」「献身」「勇敢」

[アクアマリン]
宝石言葉:「勇気」「救済」「救いの力」「献身」「勇敢」

[モルガナイト]
宝石言葉:「愛情」「優美」

履歴

「夜風の匂いに誘われて」後


経験点1500でフェンサーを3にしました。
戦闘特技で「回避行動I」を取りました。








セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 ガメル 名誉点 成長 GM 参加者
キャラクター作成 4,000 1,700 0 敏捷×1
1 2022/7/2,3,9,10,13 夜風の匂いに誘われて 1,480 1,620 10 器用
りーなさん アイネさん空木さんえんじゃくさんしゅみあ
パーティ共有袋に「魔障石3点*1」「 救命草*5」「 魔香草*2」追加。
2 7/22~25 声なき声を聴かせて 1,650 1,758 12 筋力
えんじゃくさん アイネさん空木さんしゅみありーなさん
授業判定で140点獲得。
3 10/11 ほんとにあった!?お宝屋敷は恐怖の館 1,790+50*2 1,954 10 器用
知力
空木さん アイネさん空木さんえんじゃくさんりーなさん
4 2023/8/14,15 オデオンを探せ! 1,530+50*3 3,250 24 筋力
えんじゃくさん 空木さんしゅみありーなさん
技巧書『凄腕エンハンサーの9割がやっている!最強の呼吸法』取得(フレーバーアイテム)
5 9/3,4,6,7,8,11,12 白と黒の交わる街 1,730+50*1 4,465 21 精神
しゅみあ 空木さんえんじゃくさんりーなさん
6 3/1.2.3.4.7.14 秋の採点は大忙し!? 1,590+40+50*1 3,006 26 筋力
しゅみあ 空木さんえんじゃくさんりーなさん
授業での経験点40
7 3/10,11,12,14 冬の森に潜む影 1,730+220+50*2 3,205 24 生命
りーなさん 空木さんえんじゃくさんしゅみあ
授業での経験点220 マナリサイクリスタル壊れた!!
取得総計 16,210 20,958 127 9

収支履歴

初期作成

レイピア ::-110
ジャベリン ::-65
ダガー ::-50
ナイフ ::-30
ソフトレザー ::-150
バックラー ::-60
巧みの指輪 ::-500
剛力の指輪 ::-500
冒険者セット ::-100
スカウト用ツール ::-100
救命草 ::-30

シナリオ「夜風の匂いに誘われて」後

アウェイクポーション ::-100
ヒーリングポーション*2 ::-200
スルーピック ::-380
ハンドアックス ::-90
ライトフレイル ::-90

シナリオ「声なき声を聴かせて」後

フレイル ::-240
ヘビーマレット ::-220
サーベル ::-190
ショートスピア ::-110

※売却

レイピア ::+55
ライトフレイル ::+45

シナリオ「ほんとにあった!?お宝屋敷は恐怖の館」後

叡智の腕輪 ::-1000
魔晶石(2点) ::-200
スルーピック ::-380

シナリオ「オデオンを探せ!」後

ブレードスカート ::-4580
ヒーリングポーション ::-100
魔晶石(2点) ::-200

シナリオ「白と黒の交わる街」後

魔障石(5点)20%割引 ::-400
待ったもの差し引き ::+18

マナチャージクリスタル(5点) ::-2500

シナリオ「秋の採点は大忙し!?」後

マナリサイクリスタル ::-1000

シナリオ「冬の森に潜む影」後

(売却)バックラー ::+30
エルエレナケープ ::-1600
アンスルーピック・カスタム(0→+3) ::-3000

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