逸路 赤音
プレイヤー:暗翳
AbyssOrangeMix3A1B
- 種別
- オーナー
- ネガイ
-
- 表:
- 守護
- 裏:
- 破壊
- 耐久値
- 53=(12+13+6+22)
- 作戦力
- 6=(4+1+1)
ヒトガラ
| 年齢 | 22 | 性別 | 女 |
|---|---|---|---|
| 過去 | 届かぬ手「大切な人が苦しんでいることに、気づけさえしなかった」 | ||
| 経緯 | 1:遺族「ハウンドとなった妹を目撃し、真相を探った」 | ||
| 外見の特徴 | 5:特徴的な目「虹彩がリベルが侵蝕されており、特定の条件下で青く染まる」 | ||
| 住居 | 3:施設内「SID横浜支部保有の施設の一室に住みついている」 | ||
| 好きなもの | 3:運動「体を動かすのが好き。責務を果たすための訓練が好き。」、ガラス破片 | ||
| 嫌いなもの | 2:食べ物「辛みや酸味の強いものが苦手」、綺麗な布 | ||
| 得意なこと | 1:運動「元バスケ部で脚力と素早い身のこなしを持つ」、見つめる | ||
| 苦手なこと | 2:日常生活、時計を見ること | ||
| 喪失 | 4:繋がり「友情という精神的結びつきを忘れてしまった」、生への執着(自身) | ||
| ペアリングの副作用 | 悪夢、薬物依存 | ||
| 使命 | 守る「ハウンドの受難を少しでも減らしたい」 | ||
| 所属 | SID横浜支部警備課 | ||
| おもな武器 | 刀剣「霞断蒼天」、グロック19、靴 | ||
niji・journey
パートナー:家根 あゆり
- プレイヤー
- みなと颯
- 年齢
- 18
- 性別
- 女
- ネガイ(表)
- 善行
- ネガイ(裏)
- 無垢
- リリースの方法
- ハーネスにリードで触れる
マーカー
- 位置
- 腹部
- 色
- 紫
- 相手からの感情1
- 保護欲
- 相手からの感情2
- 不安
- 最初の思い出
- ペアリングした翌日、ハウンドと商業ビルへ出かけた際にキセキ使いと遭遇。
予期せぬ戦闘であったが、オーナーの過剰な不虞の備えから交戦できると判断。
苛烈な攻撃で足場が崩れ苦戦するも、火器の火花がキセキ使いの放ったガスに引火したことで、ビルごとキセキ使いの[抹消]に成功し帰還した。
キズナ
| 物・人・場所など | 感情・思い出など | ヒビ | ワレ | |
|---|---|---|---|---|
妹
| どうしてお前だけが苦しまなきゃいけなかったんだ。
| |||
バスケ部の友人
| 信頼できる大切な仲間。
| ✔ | ✔ | |
家根 あゆり
| 私の使命は残響体を開放すること。そしてこの娘を護ること
| |||
結婚
| 私とは関係のない別の世界の、幸せの形の一つ
| ✔ | ✔ | |
視線
| 彼を縛り続ける鎖、彼を縛らなくなった鎖。私は縛られる側?それとも縛る側?
| ✔ | ✔ | |
高校生活
| 卒業まではいなかったけど、思い出せる高校生活は間違いなく楽しかった
| ✔ | ✔ | |
お正月
| どこでも、いつでも。きっと、この時期の活気は変わらない。私はあと何回新年を迎えるんだろう?
| ✔ | ✔ | |
甘いお菓子
| 綺麗で可愛い包み紙、砂糖とミルクの甘い香り。あの子もこんなのが好きだった
| |||
桜を見に行く約束
| 雪と風の中で交わした、未来の希望の一つの欠片
| |||
横浜支部
| 私の家族たち
| |||
中華料理
| 真っ赤で辛いもの。みんなはよく食べるなあ……
| |||
勝負下着
| 色味が薄くて、フリルでふわふわ……?戦略的優位性なくないかな
| |||
旅行
| 大事な人たちと知らない風景や食事を楽しめてよかった
|
傷号
- 1
- [デッドロックブルー]
キズアト
| 《デッドロックブルー》 | |||||
| ドラマ | ヒトガラ | タイミング | 対象 | 制限 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|
| 副作用:薬物依存 | 解説参照 | 自身 | シナリオ1回 | あなたが[調査判定]に失敗した際に使用する。あなたの【励起値】を1点上昇させる。 | |
| 決戦 | タイミング | 対象 | 代償 | 制限 | 解説 |
| 開始 | 自身 | 【耐久値】5 | シナリオ1回 | 他の[タイミング:開始]の≪キズアト≫と同時に使用可能。あなたは【励起値】を[あなたの[キズナ]の個数]点得る。その後、あなたの【耐久値】を[この効果で得た【励起値】]点失う。 | |
| 《刻盤恐怖症》 | |||||
| ドラマ | ヒトガラ | タイミング | 対象 | 制限 | 解説 |
| 苦手:時計を見る | 解説参照 | 自身 | シナリオ1回 | あなたが「苦手なこと:時計を見る」をロールプレイした[調査シーン]で使用可能。[調査判定]を行った直後に使用する。ロールしたダイスから1個選び、出目に+1する。 | |
| 決戦 | タイミング | 対象 | 代償 | 制限 | 解説 |
| 追加行動 | 自身 | 【励起値】2 | シナリオ1回 | [アタックPC]の時のみ使用可能。あなたは[タイミング:攻撃]の〈戦技〉か≪キズアト≫をひとつ使用する。 | |
| 《硝子化粧》 | |||||
| ドラマ | ヒトガラ | タイミング | 対象 | 制限 | 解説 |
| 好き:ガラス破片 | 解説参照 | 自身 | シナリオ1回 | あなたが[調査判定]に失敗した際に使用する。あなたの【励起値】を1点上昇させる。 | |
| 決戦 | タイミング | 対象 | 代償 | 制限 | 解説 |
| 解説参照 | 単体 | なし | シナリオ3回 | あなたが5点以上のダメージを受けた際に使用可能。【励起値】を1上昇させる。また、[決戦]終了まで攻撃の[威力]に+1する。この効果は重複する。 | |
| 《汚点遊戯》 | |||||
| ドラマ | ヒトガラ | タイミング | 対象 | 制限 | 解説 |
| 嫌い:綺麗な布 | 解説参照 | 単体 | シナリオ1回 | あなたが[調査判定]に失敗した際に使用する。あなたの【励起値】を1点上昇させる。 | |
| 決戦 | タイミング | 対象 | 代償 | 制限 | 解説 |
| 威力の強化 | 自身 | 【励起値】1 | なし | あなたが行った攻撃の[威力]に+1する。エネミーの【生命値】が最大値以上の場合(つまり[生命ダイス]が1個も破壊されていない場合)、増加する[威力]を+2に変更する。 | |
| 《監測》 | |||||
| ドラマ | ヒトガラ | タイミング | 対象 | 制限 | 解説 |
| 得意なこと:見つめる | 解説参照 | 単体 | ドラマ1回 | 対象が[調査判定]を行った直後に使用する。「得意なこと:見つめる」をロールプレイすること。その後、あなたは対象がロールしたダイスから1個を選び、出目に+1する。自身不可。 | |
| 決戦 | タイミング | 対象 | 代償 | 制限 | 解説 |
| 開始/終了 | 自身 | 【励起値】3 | シナリオ3回 | あなたは即座に[スイッチ]を行う。その後、スイッチした相手の【耐久値】を[2D]点回復する。 | |
| 《霞断蒼天/武器効果》 | |||||
| ドラマ | ヒトガラ | タイミング | 対象 | 制限 | 解説 |
| - | - | - | - | 警備課シリーズクリア特典「試作:リベル合金近接用武装『霞断蒼天』」により発動可能な特殊な効果。 | |
| 決戦 | タイミング | 対象 | 代償 | 制限 | 解説 |
| 威力の強化 | 自身 | なし | シナリオ1回 | ダイスを2個以上ロールする攻撃に対してのみに使用できる。その攻撃のダイスの出目がすべて別なら、[エネミーの減少した生命値]点威力を増加させる。この効果はキズアトとしては扱わない(つまり〈キズアト〉と併用ができる)。 | |
設定・その他メモ
SID横浜支部警備課所属監督官 逸路赤音
ハウンドとなった妹を追ってSIDに辿り着き、監督官となる。
リベル許容量の多い体質であり、本部にいた時期にデッドロックブルーの施術を受けている他、横浜支部に移動後もリベルの追加投与を受けている。
現在、接合復元個体のハウンド「家根あゆり」とペアリングしており、補助執行官らとともに多数の残響体を抹消してきた。
印象
青いインナーカラーの入った髪と鋭い目付きが冷たい印象を与えるものの、バウンドやほかのバレットの前では表情も声色も暖かいものになる。よく甘いお菓子をあげようとしたり頼れそうな雰囲気を出そうとしている様子を見かけるが、断られたり補助執行官に制止されたりしている。雑務等を手伝ってあげようとする傾向が見られるが、さほど役には立たない。
しかし、豊富な実戦経験を持ちながら対人にそこまで大きな難を抱えない希少なオーナーであるのも事実であり、経験則から来る残響体戦におけるアドバイス役や相談相手としてはそれなりに優秀(別に大したことは言えないが、優しいので)。
一方で、咄嗟の瞬発力や自身の受ける痛みを度外視した立ち回りは常人離れしており、「それができたら苦労しない」と言われることもしばしば。
また、残響体の行動を予測する際などにおいて、やけに鋭い勘を発揮することがある(抑制剤の投与間隔が少し空いていたり、虹彩に異常が起こっているときに限る)。
背景
彼女の肉体は妹同様リベルとの相性が良い。極端に拒絶反応が少なく、許容量の上限が非常に高い。彼女の体内には10g弱と一般的なオーナーを大きく上回るリベルが投入されており、そのほとんどが定着している。
故に、朝晩に専用の薬剤を注射することが義務付けられており、血中薬液濃度が閾値を下回ると、数分〜数時間で不可逆的かつ重篤な心身への影響が発生すると見られている。
彼女は「普通の生活」を自身が送る道はないと当然のようにも思っている。
彼女にとっては、オーナーとハウンドの間に本来ある境界、即ち「生者か死者か」という区別はない。皆等しく青き同胞なのだ。
過去
妹である「逸路日々希」はSID本部に回収された後にナンバーズハウンドの素体となっていた。
小川圭一とともにバレットとして活動する妹の姿を逸路赤音は一度目撃していたものの、彼女がSIDに辿り着いた頃には既に当バレットは透華研究所で行方不明に。
それからしばらくの後、彼女は横浜支部の監督官となる。そしてハウンドの家根あゆりとともに、補助執行官らの助力を得ながら複数の残響体を抹消し、透華研究所跡地の調査をする権利を得る。
当跡地にて、逸路赤音は特殊な残響体に成り果てた妹と邂逅する。これをハウンドとともに抹消。
現時点で、逸路-家根バレットは自潰人形等の特殊な残響体に対応できる戦力の一つであることが実証されている。そのため、予備戦力の温存と事実上の休暇・療養を兼ねて一年近く支部での内勤や調査員の手伝い等の仕事を主に与えられており、長い間リリースを行っていない。
終末
彼女は、いつか「バレットがリリースする必要のない世界」が訪れると考えており、自分はそのために戦っていると信じている。
SID本部加入当初はキセキ使いのことを「妹を殺した仇」として教わっていた。しかし、現在の彼女は「バレットが戦わなくてはならない原因」「バレットの命を削り奪うもの」としての側面を強く認識している。
今の「バレットが苦しみ死んでいくことが正当化される世界」は破壊されなくてはならない。それなのに、理想を実現する方法を持たない自分が、ハウンドが実用化されてから妹を見つけるまでに気づけなかった自分が、自分のハウンドの命を消費しなくてはキセキ使い/残響体一つ殺せない弱い自分が憎くて虚しくて惨めで仕方がない。
あれだけ残響体と向き合っても、未だ世界を変える方法は見つからない。
リベルに願いを預けて戦うことしかできない。ハウンドに与えられた儚きロスタイムを使い潰ししながら。
戦闘
近接主体の戦い方をする。右手に専用の刀を持ち、そこにグロック19を持った左手を添える形が基本。
間合いや読み合いを意識する戦術を組むものの、自分自身は盾を持っていない。実戦で磨いた刀捌きと連携力で残響体の攻撃に対処する……というのが理想だが、リベルの力を利用した強引な治癒で対処することが多い。
リベルを[デッドロックブルー]特有の高出力状態にしているとき、判断力と動作の精密性が飛躍的に向上する。身体に強い負荷がかかる状態ではあるものの、それをある種のスイッチとして高度な集中状態に入っていると思われる。
また、副作用として、リベルの運用が上手くなっている。具体的には軽度の臓器損傷程度であれば戦いながら塞げたり、霞断蒼天の持つ回復阻害効果を十全に引き出せている。いずれリベルの隠された機能や性能を拡張する鍵を見つけるかもしれない。……が、リベルが制御不能になるか予期されぬ副作用で死ぬ方が早そうである。
夜空
先日の一件が堪えているのだろうか。それとも、あゆちゃんのリミッターをかけたままなのに、焦ってリベルの力を引き出そうとしたから身体に変な負担がかかったのだろうか。霞流先生もリベルの出力を上げすぎるのはよくないと言っていた。だから、そのせいかもしれない。でも、不思議と嫌な感じはしなかった。どこにもいけなくて、まるで世界に取り残されているようにも思えたのに、寂しさも怖さもなかった。
最近、同じ夢ばかり見る。
履歴
メタ視点情報-ネガイ
逸路赤音は妹の抹消を終えたことでネガイの指向性が大きく変化している。
かつては
・「妹(と重ねているハウンド)を守る」
・「妹(と同じ境遇だった過去を持つであろう残響体)と向き合う」
・「妹と再会する権利を手に入れる(キセキ使い/残響体と戦う生活を通じて妹の気持ちを理解する)(情報を開示してもらうための実績を積む)」
・「妹と再開するまでハウンドを死なせないし自分も何とか生き抜く」
当たりがネガイの中核となっていた。
しかし、妹との再会とある種の決着を経てその礎となっていた部分が消え去り、代わりに横浜支部で過ごした日々によって得た繋がりが今の彼女の意思を支えている。
・「体にリベルを入れた仲間たち(家族/バレット/残響体/補助執行官)を守る」
・「仲間(横浜支部のバレット/関わりのある補助執行官ら)の力になる」
・「暴れていたり、苦しんでいる仲間(残響体)と向き合う」
・「仲間(オーナー/ハウンド)の命を奪う外敵(福音を宿すもの)を殺す」
・「家根あゆりを死なせない」
あたりが現在彼女のネガイの持つ指向性だろうか。
また、一度目の「妹の死」以降実の両親との会話は少なくなり、SIDに加入してからは複雑な心境から言葉を上手く交わせなくなり、横浜に引越してからはロクに連絡も取らなくなった。
そして改めて残響体(特殊合制体)となった妹の最期を見届けたことで、かつての家族を含めた「普通の人の日常」の感覚が完全に切り離されてしまった。
もし親から電話がかかってきたら、今なら普通を装って話せることだろう。親からは元気になったとすら思われるかもしれない。しかし、彼女にとって実の家族はもはや街中で見かける人々と同様の「守られるべきもの」でしかない。対等というか、精神的に同じ場所にいる人という扱いではない。きっと駅で観光客から道を聞かれた時と同じような感覚で親とも言葉を交わすことだろう。
(多くの日常にまつわるキズナが砕けた影響でもあり、バレットという非日常で何とか生き伸びてしまった後遺症でもある)
日常の現実感を喪失し、妹の死を見届けたことでSIDに来る前の自分とも一つ明確な区切りができた。
そのためか、「いつかバレットがリリースする必要のない世界」が訪れるという非現実的なビジョンを信じるようになっている。
なぜだか、きっとそんな未来が訪れるんじゃないか、そんな日のために戦っているんじゃないかという気がしている。
単に現実的な予測と妄想の区別がつかなくなっているかもしれないし、幻想的で儚い希望に依らないと生きていられないのかもしれない。
もう一つ明確な変化としては、「絶対にこの時までは生き抜かなければならない」という目標を喪失したことが挙げられる。
自分が生き続けることへの執着が明確に薄れている。
そのため、これまでよりリベルに肉体を侵蝕されやすくなっているかもしれない。
今後は身体へのわかりやすい副作用が出てきやすいかもしれない。目に見えない箇所や中枢器官や血管がどうこうみたいなレベルじゃなく、四肢のどれかが体温を失うとか、そういう方向の……。
構想のログ
逸路赤音のキャラシのニューバージョンの仮組みツー。
いくつか冷静に考え直しつつ、長々と採用理由を書いています。
あと作戦力に割いていた成長を耐久に回しちゃおうかな……とも。仮に全部作戦力に回しても励起値3つくらい使っても怖いくらいなので……。
1.前置き
前提として、脅威度21環境はタゲ変化や全体化される攻撃や追加行動がちょくちょくあるのはこれまで通りで、今度は生命値や強度が急に変わったり励起値壊されたりする魔境だと思います。
これを踏まえて、「どんな時でも最低限発揮できる基礎力」と「想定通りの環境でのパフォーマンス」、「予測不能な事態への対応力」をどう配分していくかを考えた結果がこれになります。なお、この構築の最重要点は「ハウンドの出力超過を前提としない戦い方ができること」です。
2.前バージョンからの変更箇所
《プリムラの心拍数》→《汚点遊戯》
変更理由:
まず《硝子化粧》の続投理由から。
初手の動きとして、基本は逸路が前に出て蒼刃や残響解放で即一回目を起動するのを想定しています。
それ以降は無理に使おうとはせず、《氷情》《虚無症》と同等のものとして割り切ります。ぶっちゃけそれでもたぶん強い。
(机上の空論:基本庇ってもらう方針とはいえ実戦だとうっかり被弾することは確実にあるだろう。また、バレットイーター系のトリガーを踏むことにはなるけど、その分立て直し時に役立つ可能性が高いのでトレードオフかなぁ、と。)
つまるところ逸路が取れる固定値の火力バフが他にないという話になる。(天竺ちゃん頼りにするにも、補助執行官の励起値は有限だしあゆちゃんの方にバフ乗せたい)
そして《汚点遊戯》の再雇用理由について。
これはもう、つよい残響体/キセキ使いが硬いに尽きる。
まず21帯の生命ダイス強度は基本が6、スタックで最大12。
対して逸路の火力は以下の通り
(最大値:2D)+クロスファイア+汚点遊戯(2回目以降)+硝子化粧×1→6~11点
このバレットにおいて逸路はアタッカー寄りなので求められる役割は二つ。
①安定して6点を出せる火力
逸路が最低6点出せると、強度6ダイスは(手番と最低限の励起値があれば)100%全て除去できることになります。これが5~10点だとまず「強度6を破壊できない」負け筋が常に存在するので、それが排除できるならそれに越したことはない。(天竺ちゃんや白津課長を頼るにしてもどうせ強度6ダイスにそのリソースを割くなら、あゆちゃんに乗せたい)
②12点のダイスを破壊できうる火力
21帯の敵がスタックした時の最大強度は12。ネガイに関係なく敵は2~3個はスタックしてくる。
特典武器で破壊できるのは一つまで。
なので、どのパターンであれ出目には左右されるものの、「勝ち筋自体がない」事態を避けるには高強度のダイスの対処法が必要になる。具体的には4つほど考えられる。
A.制限の大きい高火力キズアトで処理する
Aは速攻戦術に近い。リスクを早めに背負う代わりに上手く回せれば早期に片がつく。
逸路はネガイ的に《汚点遊戯》を除くと「前乗せ」のバフしか選択肢にない。具体的には《硝子と血潮》や《プリムラの心拍数》、《狂言猟行》がそれに当たる。狂言猟行は一見良さげに見えて実際強い(プリムラは後述)。これの発動条件は要するに自分がサポートPCからアタックPCになった場合使えるという話で、あゆちゃんが追加行動を持ってくる場合アンチシナジーになってしまう(あゆちゃんが追加行動するならそっちの方が速攻戦術的には強い)。《監測》と合わせるならその限りではないが、有限の回復リソースである《監測》を火力のためにぽんぽん吐くと終盤うっかり息切れした時の弱体幅が致命的なレベルになることが予見される。
総じて言えることとして、Aはダイス目による勝負の前にバフを乗せることになるので、バフ吐いたけど出目死んだので不発、のリスクを常に内包する(そこが気持ちいいという説はある)。後乗せだと《不揃いの果実》もあるが、こいつの欠点は実戦で完全に理解したので置いとく。
B.継続的に作用するバフや威力増加タイミングのバフを積み「出目次第」で壊せるようにする
Bは最低保証で早めに非スタックダイスを破壊して高強度のダイスを叩く試行回数を増やす戦術になるだろう。具体的には《汚点遊戯》と《硝子化粧》が主軸になる。実は硝子化粧は虚無症ではないので、終盤には2~3回重なってる可能性がある。そのため最大打点は13。強度12も「2D:最大値で5以上出せば砕ける」というこのゲームの基礎的な成功率にまで持ってこれる。基礎的な安定感を保持しつつ、高数値のダイスを補助執行官抜きで割れる可能性が常に残るので動きの自由度が高い。難点は硝子化粧は能動的に発動できず、戦線崩壊時に発動しやすいキズアトということだろうか。追加行動が多い強敵に強く出れるけど汚物払いみたいな行動には弱くなるという明確な弱点がある。ソシャゲのメタられやすいキャラ(?)。
C.誤理霧中で分解する
そもそも取る手段がない。
D.天竺ちゃん、任せた。
Dは特定の補助執行官(それもそんなメンタル強い方じゃない子)に依存するのは戦術的な幅が狭まるので良くない。天竺ちゃん√ならあり(?)。(実際相性はとてもいいので呼ぶ候補として優先度は常に高いと思う)
この中からBを選んだ形になる。バレットの片方が「ほぼ確実に6を砕ける」だと安心感があると思う。実戦だと逸路はスタックされてるものを優先して狙う場面が多そうですが、エグい残響戦技や傷号を受けて立て直す時でも着実に削れるのは心の余裕になると思われます。
(実の所E.ハウンドのODでなんとかするというカードもあるのですが、これは使えて精々一回な上に逸路の心に良くないので除外します。死ぬな……!!!)
《プリムラの心拍数》について
これは一見効果や想定される演出がめちゃくちゃかっこよくて取りたかったんですが、冷静に考えると制限:シナリオ1回で手番中(つまり追加行動にも乗らない)に最低1点の前乗せ火力バフで自傷ダメつきは渋いところがあると感じたところにやめた理由があります。
ただ裏見事と合わせる場合は話が全く変わってきて、ハイリスクながら4~6点のバフになって、極端な話サポートPCが先に落ちてても強度12ダイスすら破壊しうるキズアトに変貌します。
白津課長と組むならかなり強いので、生きてたらいずれ取るのはありかなぁと。
あとやっぱ必殺技っぽくてかっこいいので……。
《監測》について
逸路はこの構成だと、励起値が余り気味になることが予測されます。今後の敵は励起値操作をしてくることが多そうなものの、デッドロックブルー持ちが励起値の使い道をなくして持て余すのはかなり良くなさそう。
というわけで励起値消費があるものの中で一番スペックが高そうなものを選んだ形になります。
これのスペックは開始タイミングに使える回復リソースというのが一番大きいように感じています。実質耐久値が合計6d伸びるはず。作戦判定は補助執行官に任せていっぱいスイッチして殴る想定だった気がするので、それならスイッチ効果が邪魔になることはあまりない……気がする。
ほかの候補
・《吸血礼賛》
強度6だと励起値2で12点の回復ができるので真っ当に強い。デッドロックブルーの代償を補完することもできる。欠点を挙げるならビジュアルが怖めになること(メリットかも)と、回復が本当に欲しい終盤には壊せるダイスがなくなってる可能性があるところだろうか。もうだいぶキズナボロボロなのでそろそろ取ってもいい気はする。とにかく敵の火力が高くなる環境なので案外腐らないんじゃなかろうか。
・《視察の檻》
天竺ちゃんと組むなら真っ当に瞬発力が上がるのであり。狂言猟行よりは優先度が落ちるほか、天竺ちゃん(と白津課長)以外と組むならあまり信頼できない。
・《狂言猟行》
めっちゃ強い。動きに制約ができてしまうものの、明らかな強さがある。もし次に何か取るなら最優先になるだろう。後回しにした理由は「威力の強化」ではなく「準備」なので無駄打ちした場合の長期戦が怖いから。また、このバレット自体は長期戦に強いイメージがあるので、それなら地力を上げる方が優先だろうという考え。監測を抜いてこっちを入れるのも考えたが、その場合最大の不安要素である出目をどこまで信じるかという一番悩ましいところでいっぱい悩むことになる。GMから勧められたらどれかしら消してこれにします(?)
・《円環依存性》/《牢と明星》
次第に軽減とかそういう次元じゃなくなっていくので価値が高まり続けている。
リンク
セッション履歴
| No. | 日付 | タイトル | 成長 | GM | 参加者 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2023/7/14 | 蒼然の烙印 | 耐久値+2 | みなと颯さん | 暗翳 |
| 2 | 2023/7/26 | 舛花に消える思い出 | 耐久値+2 | みなと颯さん | 暗翳 |
| 3 | 2023/8/24 | 縹が航行する夜 | 耐久値+2 | みなと颯さん | 暗翳 |
| 4 | 2023/12/08 | 瓶覗の向こうから | 耐久値+2 | みなと颯さん | 暗翳 |
| 5 | 2024/01/04 | セレストからの訪問者 | 耐久値+2 | みなと颯さん | 暗翳 |
| 6 | 2024/1/23 | 藍と罰の形 | 耐久値+2 | みなと颯さん | 暗翳 |
| 7 | 2024/4/19-20 | Out of the clear blue sky. | 耐久値+2 | みなと颯さん | 暗翳 |
| 8 | 2024/6/20-21 | 群青に還る | 耐久値+2 | みなと颯さん | 暗翳 |
| 9 | 2024/7/15 | YOKOHAMA SAME PANIC! | 耐久値+2 | みなと颯さん | 暗翳 |
| 10 | 5/26,29,30 | 花に青風 | 耐久値+2 | みなと颯さん | 暗翳 |
| 11 | 2025/6/19,23-24 | 青春は風船のように | 耐久値+2 | みなと颯さん | 暗翳 |