ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

樋口 影政 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

異端者(ペイガン)樋口 影政(ひぐち かげまさ)

プレイヤー:OKOME

自由登録 クロウリングケイオス らっこ冷たい雨が世界を救う

よしよし、いい子だ。
        なんだ、お腹が減ったのか?

年齢
51
性別
星座
水瓶座
身長
161
体重
56
血液型
O型
ワークス
UGN支部長C
カヴァー
生物学者
ブリード
クロスブリード
シンドローム
ブラックドッグ
エグザイル
HP最大値
31
常備化ポイント
10
財産ポイント
0
行動値
7
戦闘移動
12
全力移動
24
魔術ダイス
6

経験点

消費
+34
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 何不自由なく生活していた。
安定した家庭
経験 南極遠征の時、怪異に出会った。
狂気山脈
邂逅/欲望 京香・T・アーミテイジ。彼女は人間ではない。それだけはハッキリと分かる。
秘密
覚醒 侵蝕値 千の面を持つ者が人類を嘲笑っている。私に望まない知識を託して何を望んでいるのか?
狂気 15
衝動 侵蝕値 無邪気な子供が虫を踏み潰すように、自らの力を無意味に試してみたくなるのだ。
破壊 16
その他の修正2
侵蝕率基本値33

能力値

肉体4 感覚2 精神3 社会1
シンドローム2+2 シンドローム1+1 シンドローム1+0 シンドローム0+1
ワークス ワークス ワークス1 ワークス
成長 成長 成長1 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃 RC1 交渉
回避 知覚 意志9 調達4
知識:オカルト2 情報:UGN1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 亜純血 選択:ブラックドック
HOロイス 太陽を嫌うジャーム 好奇心 未知の怪異かただの成れの果てか、この目で確かめたい。
秘密 京香・T・アーミテイジ 尽力 恐怖 彼女は何かを企んでいる。
ビジネス アイリス古書店 好意 無関心 魔導書関連の情報を入手する場所としてよく利用している。
ビジネス 電村 快飛 信頼 脅威 情報屋として非常に信頼している
調査対象 ルル・ベル 庇護 脅威 彼は我々の知りたいものを知っているだろう
グラーキ 好奇心 脅威 冷たい雨(チルブルンガー)を操り世界を混沌に導こうとした悪の根源。

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
[魔術]召喚:ショゴス メジャーアクション 効果参照 効果参照 効果参照 至近 3D10
発動値:45:召喚には管楽器を吹ける状態が必要である。経験点修正:+50点]
融合 1 セットアッププロセス 自動成功 単体 至近 2 120%
融合対象は《融合》以外の使用者のエフェクトを全て使用することが出来る。
アームズリンク 3 メジャーアクション 〈白兵〉〈射撃〉 対決 武器 2
このエフェクトを組み合わせた判定にダイスを+Lvする。
オールレンジ 2 メジャーアクション 〈白兵〉〈射撃〉 対決 武器 2
崩れずの群れ 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 2
身体の一部を分離してカバーリングを行う。この効果で行動済みとはならない。メインプロセスに1回行える。
雷鳴の申し子 1 メジャーアクション シンドローム 対決 武器 5 ピュア
Dロイス亜純血の効果で習得。攻撃力を[最大HP-現在HP]値だけ加算する。
異形の歩み 1 常時 自動成功 自身 至近 0
どんな所でも歩くことが出来る。必要であれば【肉体】判定。
鍵いらずの歩み 1 メジャーアクション 自動成功 自身 至近 0
ドアなどの隙間を通ることが出来る

コンボ

CQC(近接格闘)

組み合わせ
アームズリンク、オールレンジ
タイミング
メジャーアクション
技能
白兵
難易度
対決
対象
単体
射程
至近
侵蝕値
4
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
4+5
10
0
0
100%以上
4+7
10
0
0

軍で採用されている近接格闘術。
格闘術でオーヴァードを対処することは無謀だが、無いよりはまし。

暗黒爆弾(テケドン)

組み合わせ
アームズリンク、オールレンジ、雷鳴の申し子
タイミング
メジャーアクション
技能
解説参照
難易度
対決
対象
範囲(選択)
射程
至近
侵蝕値
9
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
24+5
7
0
20
100%以上
24+7
7
0
20

ショゴスと融合したことによって実現した魔術とシンドロームの集大成『暗黒爆弾(テケドン)』ショゴスを酷使することが前提なのでショゴスも死ぬが相手も死ぬ。一撃必殺の大技である。

一般アイテム常備化経験点種別技能解説
真・レ・サンチュリ 10 その他 魔導書。
オカリナ 0 その他 ショゴスを召喚する際に使用する。

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
10 25 129 0 0 164 0/164
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

容姿

見た目は40代程の男性。
ショゴスが身体に住み着いてから極端に老化が遅くなった。
常にボロボロな白衣を来ている。

経歴

生物学者の側面を持つUGN支部長
幼い頃からブラックドックの症候群(シンドローム)を発症していたが、それ以上症状が悪化する傾向がなかった為、UGNから要観察対象として一般的な生活を送っていた。
しかし、『京香・T・アーミテイジ』から魔術書を受け取ってから悲劇が始まる。
渡されたメモを辿って訪れた南極でショゴスに遭遇。
それ以降、彼の体内にショゴスが住み着きエグザイルの症候群が発症した。
南極での事件以降、要観察対象から重要観察対象に変更されるがUGNでの仕事ぶりが評価され支部長にまで昇格した。
アーミテイジがもとUGN大幹部で"マンハッタンの悲劇"を起こした張本人であったことを知り、現在ではUGNの仕事をこなすかたわら、アーミテイジの居所を追っている。奇しくもUGNと同じ目的を目指す事となった。

ショゴスを使役している彼と仕事をした者は『人間じゃない』『神を冒涜している』など誹謗的な報告を上げていることから何時しか"異端者(ペイガン)"のコードネームが付いた。しかし、当の本人は満更でもないようだ。

ストーリー

「教授、着きましたよ」
心地よく眠っている時を起こされるのは何歳になっても慣れないものだ。
寝起きの体に鞭を打って外を見る。一面の銀世界、ここは地球の最南端、南極大陸だ。
輸送機が着陸した後、私は日本の昭和基地に案内される。ここが今回の遠征活動拠点になることを伝えられ宿泊室に案内される。
「1時間後にミーティングを行いますので管理棟多目的室に来てくだい」
淡白な研究員を見送った後、持ってきた荷物の中からとある1冊を取り出す。
革で装丁され年季の入った分厚い本。その本の名は『真・レ・サンチュリ』私がここに来る原因となった本だ。
遠征用のリュックに仕舞い多目的室に向かう。研究員達と細かい作業手順を一通り確認した後、研究員を乗せて調査船が出向する。
「アーミテイジさん。なぜ貴方はこれを私に託したのですか・・・」
目的地に近づくにつれて過去の記憶が蘇る。

今から10年前、彼女と出会う日のことだ。当時、私は私立銀鍵(ぎんけん)大学でセミナーを行っていった。
真夏の中、空調が唯一点いていた大学の食堂でセミナーに向けての資料を確認している時だ。
「ご一緒してもよろしいかしら」
アラフォーの私に声をかける物好きも居たものだと、声の方を向く。
そこに立っていたのは色白の女性で如何にも教養のある雰囲気を醸し出していた。
「ええ、どうぞ」
私の返事を聞くと笑顔で向かいの席に座る。
「本日のセミナーの資料ですか?」
「ええ、そうです。えっと、以前どこかでお会いしていたでしょうか?」
「いえ、今回が初めてです。私は京香・T・アーミテイジと言います。今回のセミナーに参加をせて頂く予定です」
この時の会話は他愛の無いモノであったが、彼女の聡明さを知るには十分だった。
セミナーが終わり彼女がまた私に声を掛けてきた。
「樋口教授。これを」
それは革で装丁された一冊の本だった。
「アーミテイジさん、これは?」
彼女は本を渡すと私の問いかけに一切答えることなく去ってしまった。
本を見ると一枚の手紙が挟んである。手紙の内容を確認すると『 78°31′33″85°37′00″Tekeli-li, Tekeli-li.』と書いてあった。
数字の意味は座標だとすぐに分かったがアルファベットの意味はこの時分からなかった。
本の内容は何かの生物についての記述のようだが意味不明だ。
更に音符のような記号が書かれたページがある。音の幅は狭く単調なものだった。

今その答えが分かるのだ。

「樋口教授、着きました。あれが『ヴィンソン・マシフ』です」
南極最高峰の山ヴィンソン・マシフだ。
メモに書かれた座標はこの山を指している。
彼女が私にこのメモと本を渡したのはなにか意味があるはず。
多くのツテを使っても彼女には会えず”マンハッタンの悲劇”以降、彼女を見たものは居ない。
何故私なのか。何故南極なのか。考え出せば何一つ答えが分からない。
目的地に着くと私達遠征部隊は天候の急激な変化に見舞われた。
入念に調査を行ったにもかかわらずだ。遠征部隊員も驚きを隠せていない。
しかし、ここまで来るのに何年もの月日を掛けたのだ多少の無茶は仕方がなかった。
山を登り始めて1時間ほど、目的の座標付近に来た。するとそこには洞窟のような空洞があったのだ。
「樋口教授、ここでテントを張って野営をしましょう」
遠征部隊リーダーの指示で洞窟入り口にテントを張り調査道具などを広げ野営地点を築く。
昭和基地から出発し約6時間、体調を考慮し調査は明日に持ち越すこととなった。
南極は地軸が太陽の方に傾いている事から日は沈まない。
幻想的な真っ白な世界を改めて見回すと、まるで白昼夢を見ているようだった。
すると遠征部隊員の一人が慌てるように皆を呼び出す。
「見てください!ここ!すぐ近くで振動エネルギーが大きく出ています」
異様な数値だった。学者の血なのか私はこの時興奮していたのをよく覚えている。
その瞬間だった。洞窟の方から異様な音、いや鳴き声のようなものが聞こえた。
「テケリ・リ」
「なんの音だ」
部隊員も周りを見渡す。なんの悪戯か上空の雲がみるみるうちに濃くなっていくでわないか。
「ぐわああぁぁぁ!」
一人の部隊員の悲鳴が木霊した。私を含め部隊員全員が声を失った。
悲鳴を上げた方を見ると黒い粘土状の触手めいた何かが部隊員を宙に締め上げている。
その触手めいた何かは部隊員の首を締め付けると鈍い音を立て地面に落とす。
全員がその一部始終を見届け、ふと我に変える。
「テケリ・リ テケリ・リ」
「うわあああぁぁぁぁあああああぁ!」
全員がパニックを起こし散り散りに走り出す。
黒い触手めいた何かは膨張し次々と部隊員達を捕えていく。
捕まった者たちは上空に放り投げられ、地面に叩きつけ、絞め殺される。
本体と思わしき身体には口のような穴があり、中には環状に生えた歯のようなモノが見えた。
部隊員達の最後を気にする余裕などなく。ただ只管に乗って来た船へ走る。しかし、あまりの出来事に足を取られ横転する。
化け物の方を向くと一緒に来ていた部隊員全員が殺された場景がそこにあった。
化け物の触手が残った私に近づいて来る最中、私は咄嗟にリュックからオカリナを取り出した。

今思えばあの時気づけたのは幸運だった。
本に書かれた音符の様な記号、座標、そして"Tekeli-li, Tekeli-li"の意味。
オカリナを吹くと黒い粘土状の触手めいた何かは、私を優しく包み込む様に飲み込んでいく。
意識が遠のく。気が付くと私は飲み込まれた場所に留まっていた。
だが、遠征部隊員の惨状も残ったままで、私はしばらくの間その場で泣き崩れた。

それからというもの例の怪物は"私の中"に住み着いたようで、本に書かれた音色を奏でると出現するようだ。
南極での事件から1年が経った。私はアーミテイジを追っているが未だ所在も安否も分からない。
あの事件の落とし前と私になぜ本とメモを渡したのか、その真実を話してもらう日まで私は貴方を追い続ける。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 34
1 冷たい雨が世界を救う 23 らっこ 赤鼓の灯走星(リャマ)日暮蒼真(Backelp)樋口 影政(OKOME)電村 快飛(シラヌイ)ルル・ベル(どんぺり)
侵食率+3でセッション終了

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