エフェクト

マスヴィジョン（100%限定 係数5）
スターダストレイン（シーンエフェクト2つめ）
破滅の天使（スタダを回避・カバー不能にする）
ミスディレクション（範囲攻撃を単体に変更）

先手必勝（行動値+Lv×3 最大5）
援護の風（ダイス+Lv 最大5）＋ウィンドブレス（達成値+Lv×3）
スタートダッシュ（セットアップで移動・離脱可）
マシラのごとく（いつもの。空を断つ光なら噛み合うがハヌマーンの RC エフェクトが別途必要。バランスブレイクとか破砕の音とか振動球とか）

アイテム

ウィンドスカーフ（10点・行動値+3 『IA』64頁）
七里靴（20点・行動値+5 『IA』85頁）

虹の瞳（15点・戦いの予感中ダイス+4）

愛用のジャケット（10点・任意技能の達成値+3 『IA』184頁）

ハンドアウト

日本のどこかに浮かぶ島、黒髭島。
君たちはそこに暮らす幼馴染だ。
ある日、あなたたちは島に漂着した少女を見つけた。
船が海賊に襲われてここに漂着したという彼女はあんずと名乗った.
「現代日本に海賊が？」訝しむ君達の町にFHパイレートセルの魔の手が迫る

話の概要

「妙に砂浜が荒れている」

砂浜に倒れていたセーラー服の美少女、アンズ・ラ・コンコルドを見つける。
記憶喪失という彼女を案内する中で親交を深める一行。島を好きになっていく彼女。
だが。

「金！女！あと全部だ！！」

海賊めいた男たちに島は襲われる。総出で住民を助けて回り、辛くも海賊を撃退した一行。
だが、そのリーダーである海パン男波乗り(The Surfing)ジョニー・ブラックは津波をサーフボードとして島に向かって襲いかかってきた。

「みんなを海の上に連れて行ってあげる」

ジョニー・ブラックに近づくことができない一行はこれを撃退する余地がない。悩む一行にアンズは自らの正体を明かした。
海洋船のレネゲイドビーイングである彼女は一行を乗せてジョニーのところへ連れて行く。
ジョニーは高い耐久力を持つ強力なオーヴァードであったが、一行はこれの撃破に成功した。

「海賊として、確かに奪わせて貰った。この島をね」

ジョニーを倒し、島へ凱旋する一行。
喜びもつかの間、ジョニーの上司に当たる地球温暖化海面上昇(マスターゴッドフラッド)がジョニーの亡骸を通じて一行に語りかける。
メンツを奪い返すと言った彼は周囲の海面を上昇させ、黒髭島を沈めてしまった。
170名の島民こそ、アンズの活躍により無事ではあったが、いったいこれからどうなってしまうのか。

登場人物への感情

要 陽平

切り込み隊長。言いにくいことをスパンと言ってくれる。
言いたいことがあったらだいたい代弁してもらっている気がする。頼もしい。

久我　昴

ちょっと引っ込み思案な女の子？　たまに重い。いや、物理的にじゃなくて……
ずっと一緒にいるから何もないとおもうけど、偶にひっつかれたりするとドキッとしちゃう。

黒金　霧彦

霧彦(外を知る男)。緊急時にはとりあえず頼りにしてしまう。
年齢はそう変わらない（とはいえ、この年齢での4つ上はかなりの差だ）けどスケールが大きい印象を受ける。

あんず

レネゲイドビーイングだったらしい。
短期間で仲良くなって、島を好きになってくれて、強敵に対応するときも助けてくれて嬉しい。
これからどうしていこうね……

卓後の成長内容

ハンドアウト

FH海賊団の手によって君たちの故郷、黒髭島は海の下へと沈められてしまった。
生き残った島民と共に呆然とする君達にアンズが提案する。
「黒髭島を取り戻そう」
故郷を取り戻すにはどうしたらいいだろうか。
君たちは手がかりを求め……とりあえず陸地を探すだろう。
しかし、一体どうすればいいのだろうか

話の概要

こうして君達は170の島民を連れて、果てしない航海へと漕ぎ出していった

唐突。あてのない旅が始まる。
海上で隕石が落ちてきたりなんだったりといったトラブルに見舞われながらも見えてきた島になんとか到達する。

カオスガーデン

あんずが実はレネゲイドビーイングというよりはAオーヴァードに近いらしいことが判明。
それがどう影響するのかはいまいちピンとこないがとりあえず受け止めるだけ受け止めておく。

アカデミア

霧彦がかつて通ったという施設に立ち寄る。
襲ってきた FH セルの目的が海面上昇だということが判明。
また、かつて黒髭島がジャームに支配されていたことが判明。
20年ほど前に漂着したオーヴァードによって討伐されたのだとか。
また、彼らは「UGN に頼れ」と言い残して去ったらしい。

"涙の跡(Cry on Sign)" チャンドラ

FH がいるという海域で襲いかかってきた女学生（27歳）の FH エージェント。
配下を自在にコントロールし、不意打ちをかますなど強敵であったがこれを撃破した。

地球温暖化海面上昇(マスターゴッドフラッド)

島に上陸し、追い詰めたマスターエージェント。
一行を「猿共」と呼ぶ奇妙な髪型の FH エージェントだったが、これを追い詰めることに成功。

しかし、
「貴様等よりも、海賊団よりも、もっと大事なモノが見つかったんだ。
　探していたんだ、この世界全てを海に沈める為の、大いなる遺産、その鍵を……
　君達との戦いで、やっとその鍵を見つける事ができた」と唐突に言い出した彼は
あんずを『黒髭の遺産(クイーン・アンズ・リベンジ号)』と呼び、さらっていった。
船もなく追うこともできなかった一同は UGN を頼り本土に赴く。

卓後の成長内容

ハンドアウト

あなたには目的がある
「あんずを助ける」　シナリオロイス：あんず
「マスターゴッドフラッドを倒す」　シナリオロイス：マスターゴッドフラッド
「故郷を取り戻す」　シナリオロイス：黒髭島
「任意のPCの力になる」　シナリオロイス：任意のPC
のどれかだ。好きなモノを選んで構わないしPC間で被りが発生して構わない。

話の概要

案内した場所の具体的な光景が思い出せない

地球温暖化海面上昇(マスターゴッドフラッド)の虚実崩壊は島人のみならず自分たちからも島の記憶を奪っていた。
地球温暖化海面上昇のことすら曖昧になり、もはや目的として強く認識しているあんずの以外をはっきりとは認識できなくなっていた。

その顔には見事な黒髭

あんずは黒髭の遺産(クイーン・アンズ・リベンジ号)であり、海賊黒髭によって封印された遺産であった。

荒ぶるレネゲイドの塊とそれを鎮める巫女がいたが、巫女はジャームとなってしまい島を暗黒支配するに至る。
これを討伐したのが漂着した海賊黒髭。黒髭島はかつて海賊黒髭に救われた島だったのだ。

地球温暖化海面上昇は「このレネゲイドの塊を用いれば黒髭の遺産を目覚めさせられる」と『思い込んでいる』。
何をバカな、と一蹴することはできない。虚実崩壊の力はこれを実現させ、
彼の目的である『世界の海面上昇』を実現させるだろう。

神は4つの戒めにより眠りにつく

地球温暖化海面上昇を追って黒髭島に戻った一行。一行は現地でおやしろ神社に残された石碑を見つける。

『神は4つの戒めにより眠りにつく、社の祈りは心を慰め、鐘の音色は眠りに誘い、黒き花は精気を吸う。
　そして何より愛しき巫女が無聊を慰めよう。』

これをそれぞれ「おやしろ神社の機能」「病院の鐘」「島の裏側の花畑」「かつていたという巫女」だと気付いた一行は
これらをそれぞれ復旧させたり調査したりして決戦の準備を整えた。

巫女の力は大気に溶けて島に生まれる子に引き継がれていた。
一行こそがそれだったのだ。

もはや私が『ノアの箱舟』、貴様等愚かな人類を洪水で裁く、神の船だ

山頂に陣取った地球温暖化海面上昇はあんずと融合し、世界を海に沈めるべく邪魔な一行を排除しにかかる。
激闘の末に一行はこれを打ち破り、あんずを取り戻すことに成功した。

もう、知らないままに誰かのいいようにされたくないから

島の復興にしばらくかけて。
その中で、あんずは黒髭が島に残していった日誌を見つける。
これを見たあんずは自分自身のことを知るために黒髭の足跡をたどる旅に出る。
一行はこれを見送り……

出会いがあり、別れがあった島、黒髭島
世界は既に変貌しているが
それもまた日常に過ぎないのかもしれない

Double†Cross 3rd edition 黒髭島キャンペーン