ちょっと騒がしい新一年生
写真好きでよく写真を撮っている
被写体は人物風景選んでおらず、放っておくと勝手に撮られている
神出鬼没、どこからでも湧いて出て、いつの間にか撮影されていることも

以前は孤児院にいたらしく、現在は一人暮らし
天涯孤独、ではなく親に捨てられたことが原因らしく、そのせいか繋がりが切れることを恐れて他者と深く関わり合うことが苦手
仲良くなりたいという気持ちはあるようで、後は本人の気の持ちよう

基本的に明るく楽しく元気良く、がモットー
誰が相手でも微妙に崩れた敬語を使う
これは他者との距離感が上手く掴めないため
過去の影響か寂しがり屋…といえば聞こえはいいけどちょっとしつこいタイプの小動物系ガール

肉体を液状化、膨張し巨大化することで規格外の耐久性とリーチを得て、味方を守りながら戦う
防衛は得意だが攻撃は狙いが大雑把なため微妙に苦手

【隠しHO】
・PC2
　君は元より忌集連に在籍する一人であり、学園周辺の異界集い(いかいつどい)を管理する一ノ宮家の末席の家系の人間だ。
　次代当主の一ノ宮 礼の影の付き人と同時に、一ノ宮 礼からは藤岡 直人の護衛を命じられている。
　藤岡 直人とは面識は今回が初ではあるが、学園自体が異界集いの中心である為に、近場で守る為と入学する運びとなったのだ。
　一ノ宮 礼は当主でありながら遊び人であり、夜の街を闊歩する事は君の頭を悩ませるが、異界の影響を抑える事にも尽力している為にその真実の顔を知っている。

一ノ宮家の末席に加わる千宮寺(せんぐうじ)家に当主の側室が産んだ、いわゆる妾の娘として生を受ける
千宮寺家は長い歴史の中で先細りし、その家系を再興するために一ノ宮家の本流と関係を持つことを目論んでいた
妾の子として冷遇されていた澪もその手駒として期待はされており、幼くして忌集連の構成員としての活動を強要されていた
しかし、目覚ましい活躍もなければ、オーヴァードに目覚めることも無かった澪は千宮寺の恥と扱われ、歳が10を過ぎた頃に千宮寺の姓を剥奪され、千宮寺家から勘当されることになった

その後は孤児院を通して養子として一般家庭に引き取られそこで暮らしていたが、しばらくして突如オーヴァードとして覚醒
裏の世界に関わりの無かった養父母はそれを受け入れられず、再び孤児院へ送り返される

だがその能力の覚醒を聞きつけ、再び千宮寺の家へ戻されることになる
防御に優れたその能力をもって、一ノ宮家に護衛役として売り込まれることになる
その護衛対象が"一ノ宮　礼"であり、その友人の"藤岡　直人"である

なお、千宮寺家の意向に沿う気はない

人懐っこい性格は元々一ノ宮家の人間に取り入るために養われた物
現在の性格も嘘では無いが大元はそこにある
その役割と経歴から、他者を守ることに自分の価値を見出しており、そのために自分を投げ出すことを厭わない

写真好きはただの趣味
いつ死ぬともしれない役割と、"居なかったことにされる"ことへの恐怖心から"自分"が見た景色を切り取り遺せる写真という手段を好んでいる

千宮寺家は代々、子供の名前に数字を入れる風習があります
第一子なら1を、第二子なら2を、という風に
既に長男と長女が生まれていた千宮寺家の第三子として生まれた澪ですが、その生まれと出自の関係上、明確に3の数字を貰っていません
これは当主がそれを拒んだためで、それを認めさせたかった妾は、"氵"さんずいと零の付く言葉である「澪」という名前を付けました
ちなみに、"七海"姓は妾の実家の苗字
別の家庭の養子だった頃は別の苗字を名乗っていたため、自分を表す記号としての姓に不信感があり、結果的に「澪」という名前は気に入っているようです