ヤっほー！
愛と正義を守る｜星光少女《スタライトガール》だよ！
ヴィランを見かけてら私を呼んでね。
私の魔法であいつらをやっつけてあげる。
だから遠慮なく私を頼ってね！

私は常に正義なの。
他人を助けてあげれるのはもヒーローであり、魔法少女である私。
でも、もし敵がいなくなって平和になったら？
誰が私に助けを乞い、そして称賛してくれるの？
ああ…嫌イヤいや……求められなくなるなんてイヤ。
魔法少女としての価値がなくなるなんて嫌。
テキがいればまたみんな称賛してくれる……
あら、テキならいっぱいいるじゃない。
ほら……私の隣にも……。

彼女は基本的には礼儀正しい魔法少女だった。
表向きは愛と正義を守るという信念のもと戦ってきた。
だが、それはただの仮面で、その仮面の下には自分の正義に酔い、高い承認欲求が渦巻いている。

さて、少し話を変え彼女がヒーローとなる前の話をしよう。
彼女は普通の家庭に生まれたが、両親は忙しく彼女にしっかりと構ってあげることができなかった。
あらゆることが普通で注目はされない子だった。
そのためか、魔法少女アニメでキラキラしている女の子達を見て強い憧れを抱いた。
そんな時に彼女はヒーロとなったのだ。
今までの生活とは全く違うみんなが自分を見てくれて、みんなが褒めてくれる。
それは彼女にとって憧れていた魔法少女そのものだったのだ。
なので彼女は自らを“魔法少女｜星光少女《スタライトガール》”を名乗りだしたのだ。

だが、平和になった世界に彼女のような戦う魔法少女は厄介な存在になることを彼女は理解している。
それゆえに彼女は敵を求め続ける。
自分が褒めてもらうために、自分を認めてもらうために。
それが行き過ぎたとき、彼女はレネゲイドの深淵を覗き込むどころか堕ちることとなる。
只ひたすらに己の正義に逆らうテキを倒すだけの存在。
人々はそれをヴィラン“｜堕ちた屑星《フォーリンスターダスト》”と呼んだ


これは少女が天から堕ちる過程の物語である。

PC1：｜一匹狼《ロンリーウルフ》六月朔日　優

PC2：｜星光少女《スターライトガール》美園　来夏

PC3：｜coE《コール・オブ・エクリプス》月ヶ瀬 葉擦
月ヶ瀬 葉擦 連帯感/無関心〇

PC4：｜石化鳥《コカトリス》｜毒島鶏介

[PC5：｜不落の盾《インウィクタス》狩俣　徹護#wDIfEY