お気楽で怠惰、だらしない印象。『戦闘を好まない』と本人の談。
しかしそれは自分の中にある"闘争的本能"を刺激しないようにするため。
覚醒時の感情や衝動をはっきりと自覚しており、あえて逆の環境・心情に身を置くようにしている。

中国名だが、日本育ちのため母国語は日本語。

一人称：俺
二人称：キミ
三人称：～くん、～ちゃん、あだ名、コードネーム等

非戦闘員として、諜報・情報操作・情報工作などスパイ的な活動が多かった。
敵の懐に入り込み組織を自壊させたこともあるほど。
しかし、そのために味方であるUGNも欺くこともあり、支部内では反感を買っていた。
支部長・彩飢からは重用されており、支部内の情報規制も行っていたとか。
（もしかしたらPC①の実験についても、具体的には知らなかったがそれに抵触する情報規制や詮索のシャットアウトを担ってたかも？）

「ことりくんね。まさかあの時見た彼本人がやって来るなんて思いもしなかったけど、頼もしい限りだよ～」
「きっと彼は、何かを変えてくれる。ひょっとしたら、俺が求めていたものが見つかるかもね」
『小鳥が遊ぶ』と書いて『たかなし』と読む苗字を気に入っている。ただしことりくん呼び。
元FHであることも、UGNの実験体であることも気にしていないし謝罪するつもりもない。今はお互い裏切り者(ダブルクロス)なのだから。

「おおがまく～ん！　ここ、開かないんだけど斬っちゃってよ。こう、スパーっと」
「……ついでにお前の首も飛ばしてやろうか、とかはナシね？」
怒らせるのを分かっていてあだ名呼び。（年上なのも実は知ってる）
UGN水津鞠支部の真実を知った後、彼ならいつかアトランティスに来てくれると信じていた。それほど彼の実力を買っている。
彼がアトランティスにやって来た際は、彼に寝首を掻かれるのではと心配するメンバーもいたが、その辺りはまったく心配していない。

「奏良のおかげでアトランティスは沈んだ空気が少なくて助かってるよ～辛気臭いのなんて御免だからね」
UGNで2年ほど相棒関係を築いた後、彼と共に彩飢から追われ、共にアトランティスを立ち上げた。
基本的に緩く明るい関係で、彼にも自分のスタンスを理解してもらっているため咎められることはあまりない。
本当に稀だが、彼の怪我を思って一人で凹んでいることもある。

「支部長……いや、鬼喰って呼んだ方がいいか。あの人は腹の底が知れない。せいぜい喰われないよう頭使わないとね」
UGN時代は彼の情報源として、あるいは情報規制線として動いていた。信頼していたし、信頼されていると思っていた。
だから、規制されている情報も組織を無意味に混乱させないためだと思い込んでいた。
真実はご覧のあり様。口では邂逅したくないといいつつ、一杯喰わせてやりたいと思っている。

「ニーちゃん。いやぁ、怒らせると怖いんだよね～、アイスこっそり用意しとかなきゃ」
だらしない、やる気を見せないのでしょっちゅう彼女から発破をかけられていそう。
彼女を言い含めるためだけに用意してある秘密の冷蔵庫に、お高めアイスがちょくちょく入っているとか。

「ネコちゃんね。すーっごく助かってるよ、お陰でウチは飢え死にせずに済んでるんだからね」
UGN所属時代、身分を隠してミッションを遂行していた際に接触。
情報を仕入れたとき、本当についでという感じで彼女から廃棄食料保管庫の話を聞いた。
廃棄廃棄と言っても、賞味期限が切れた未開封のものや一定基準をクリアできないワケあり品を企業が数字として出さないために秘密裏に処分するための一時保管庫。
オーヴァードの力で食料として蘇らせるには十分すぎる状態。
それが、今のアトランティスの食糧事情を支えている。彼女への恩返しとして、自分たちを脅かさない程度の情報をタダで横流ししている。

「アイツは……合わせる顔なんてないさ」
ソラリスのシンドロームを持つUGNチルドレン。
付き合いは長く、三色 奏良と組むようになるまではずっと相棒だった。
仔空は彩飢に見つかり突発的にUGNへ離反したため、連絡もできぬままその後の彼の消息は不明。
今もUGNにいるのかもしれないし、彼は彼で離反してどこかで生きているのかもしれない。死んだのかもしれない。
どうにせよ、合わせる顔なんてないとコンタクトを取るつもりはない。どこかで生きていると薄っすら信じている。

2,3歳頃……一家で中国支部より日本支部へ派遣。その際に両親は殉職。日本支部でUGN所属の義理の両親に育てられた。
4～10歳頃……戦友と切磋琢磨の日々。この幼さにして、彼と敵組織を自壊に追い込む。
11歳……三色 奏良と仕事をこなすことが多くなる。相棒関係に。
13歳……研究所『ユリカモメ』の真実を知り、UGNを離反。奏良と共に『アトランティス』を立ち上げる。
17歳……現在

四(Sì)面(Side)（四は中国語読み）を敵に回した、自殺行為(Suicide)だとしても、自ら選んだ自由を謳う。
UGN時代のコードネームのもじり。
バラッドは、イギリスなどで伝承されてきた物語や寓意のある歌のこと。（Wikipediaより）

ちなみにバラッドは本来、四行詩。
本人曰く「完成したらあとは滅ぶしかないっていうじゃん？」と、最後の詩を未完にしている。
(コンボ名)