ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

城之崎 陽太 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

切り裂き公(ドラクル)城之崎 陽太(きのさき ようた)

プレイヤー:condo

年齢
15
性別
星座
天秤座
身長
165
体重
57
血液型
B型
ワークス
FHチルドレンA
カヴァー
中学生
ブリード
クロスブリード
シンドローム
ブラム=ストーカー
キュマイラ
HP最大値
31
常備化ポイント
2
財産ポイント
2
行動値
5
戦闘移動
10
全力移動
20

経験点

消費
+77
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 家族3人暮らし。
安定した家庭
経験 家族の秘密を知った。
小さな転機
欲望 自分たちの平穏を奪った者を許さない。
復讐
覚醒 侵蝕値
感染 14
衝動 侵蝕値
吸血 17
その他の修正2Dロイス《装着者:AIDA》
侵蝕率基本値33

能力値

肉体5 感覚2 精神1 社会1
シンドローム1+3 シンドローム2+0 シンドローム1+0 シンドローム0+1
ワークス1 ワークス ワークス ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵2 射撃 RC1 交渉
回避1 知覚 意志 調達
情報:FH1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
シナリオ ルナスケルツォ 好奇心 敵愾心 (見かけた瞬間にとりあえず斬る)
幼馴染 玻璃乃 無白 信頼 劣等感 トモ...ダチ...
幼馴染 浜波笹良 信頼 隔意 トモ...ダチ...
上司 アズール 連帯感 脅威 FHセルの上司。逆らえない。
父親 父さん 信頼 偏愛 秋田出身。黒髪。技術者。血の繋がりが無い。
母親 母さん 信頼 不信感 オーストラリア出身。金髪。Webデザイナー。血の繋がった母。
Dロイス 装着者:AIDA 常備化:40以下のアイテムをひとつ、常備ポイントを消費せずに常備化。基本侵蝕率+2。FH専用アイテムを常備化可能。

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
赫き鎧 3 セットアッププロセス 自動成功 自身 至近 3
Lv以下の任意のHPを消費。シーン間、以下のデータの防具を装備。〈ドッジ0、行動0、装甲値[消費HP*3]+6〉
赫き剣 3 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 3
攻撃力[Lv*3+7]の武器を生成しシーン間装備する。使用するHPを[Lv]点失う。
破壊の血 5 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 2 リミット
《赫き剣》で作製する武器の攻撃力を+[Lv*3]、ガード値を+5する。
ハンティングスタイル 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 1
戦闘移動を行う。この移動では離脱を行える。移動中に他のエンゲージに接触しても移動を終える必要はなく、封鎖の影響も受けない。(Lv回/1シーン)
C:ブラムストーカー 3 メジャーアクション シンドローム 2
C値-[Lv*1](下限7)
渇きの主 2 メジャーアクション 〈白兵〉 対決 単体 至近 4
このEfを組み合わせた白兵攻撃では、対象の装甲値を無視してダメージ算出する。命中した場合、[Lv*4]点HP回復。(素手or赫き剣)
ブラッドバーン 4 メジャーアクション シンドローム 対決 5 80%
攻撃力+[Lv*4] 5点のHPを消費
かぐわしき鮮血 1 メジャーアクション
血の宿る香りを嗅ぎ分けて特定の個人を探し出す。
ブラッドリーディング 1 メジャーアクション
血液から情報を読み取る。

コンボ

血牙抜剣

組み合わせ
赫き剣破壊の血ハンティングスタイル
タイミング
マイナーアクション
技能
難易度
自動成功
対象
自身
射程
至近
侵蝕値
6
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力

戦闘移動
100%未満:HP[2]失う 攻撃力[31]の武器を装備
100%以上:HP[2]失う 攻撃力[37]の武器を装備

狂鬼

組み合わせ
C:ブラムストーカー渇きの主
タイミング
メジャーアクション
技能
白兵
難易度
対決
対象
単体
射程
至近
侵蝕値
6
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
5+5
7
2
31
100%未満
5+5
7
2
37

装甲無視
100%未満:回復HP[8] HP[3]失う
100%以上:回復HP[12] HP[4]失う

狂鬼乱舞

組み合わせ
C:ブラムストーカー渇きの主ブラッドバーン
タイミング
メジャーアクション
技能
白兵
難易度
対決
対象
単体
射程
至近
侵蝕値
11
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
80~99%
5+5
7
2
31+16
100%~
5+5
7
2
37+20

装甲無視
100%未満:回復HP[8] HP[3]失う
100%以上:回復HP[12] HP[4]失う

武器常備化経験点種別技能命中攻撃力ガード
射程解説
血牙 0 0 白兵 〈白兵〉 0 [《赫き剣》Lv*3]+[《破壊の血》Lv*3]+7 0 至近 《赫き剣》《破壊の血》
100%未満:HP[5]失う 攻撃力31
100%以上:HP[6]失う 攻撃力37
防具常備化経験点種別行動ドッジ装甲値解説
鉄血 0 0 防具 0 0 [(消費HP+5)*3]+6 《赫き鎧》+《サングイン》
100%未満:HP[3]消費 装甲値30
100%以上:HP[4]消費 装甲値33
一般アイテム常備化経験点種別技能解説
未認証の試薬 0 3 《デモンズシード》選択したEfの最大Lv+1、侵蝕率+1(常時+2) ▶《ブラッドバーン》
戦闘服用採血治具 0 15 《サングイン》ブラムストーカーのEf使用時、消費したHPに+5して効果を算出
戦術支援AI『カーツワイル』 0 0 《AIDA》取得時に能力二つを選択し、その能力を使用した判定ダイスに+3個 ▶〈肉体〉〈社会〉
他のアイテムの効果を参照する際に"精神強化手術"3つ所持しているように扱われる
カッコイイ意味深なサイン(これほんとどうしよう) 0 5 《エンブレム:クランサイン》取得時に技能一つを選択し、その技能を使用した判定ダイスに+2個 ▶〈白兵〉
ツテ:興信所 0 5 《エンブレム:マンサーチャー》キャラクターに対する身辺調査や相手の居場所を調べるための情報収集の判定ダイスに+2個

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 0 179 28 0 207 0/207
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

容姿

明るい金髪。日本人離れした目鼻立ち。
注目を集める外見を、フードを目深に被って隠している。

経歴

2年10ヶ月前、瓦礫の墓標の前で口にした「強くなりたい」という言葉に導かれるように、只管に戦術訓練に明け暮れた。実戦にも多く身を投じ、試行段階の先端技術も積極的に取り入れた。その結果、短期間にも関わらず、一流のエージェントとも渡り合える程の技量を身に着けた。
人を手に掛けることを躊躇っていた少年の面影は、既に無い。

一年ほど前から、不定期に夜の街に出て、通り魔的に一般人を襲っている。被害者に共通しているのは、男性であり、外国籍であり、金髪であること。また、全員命に別状は無いが、動脈を狙って鋭い刃物で切り付けられた様な傷があること。世間では、かの『切り裂きジャック』のようだと騒がれている。
陽太の目的は、ブラッドリーディングで自分自身との血縁関係を調べること。
未だ探し人は見つかっていない。

戦闘

武器『血牙』:
自身の血液を凝固させ、鋭利な刃状にする。
血液成分の分子間力に干渉し、大きな剣を形成できるようになった。同時に刃の分子を微振動させて、切れ味を強化している。
また、その際に戦術支援AI『カーツワイル』を利用し、複雑な計算の補助をさせている。

防具『鉄血』:
コートの袖部分に設えた採血治具を使用することで、自身の血液を浸透させ、鉄のように堅牢かつマントのようにしなる鎧を身に纏う。
血液成分の分子間力に干渉し、濡れ性を限りなく高めることで、迅速な装備展開を実現している。

(out)Side-Y_Ep 1.8_深夜



 夢を見た。
 今はもう空き地になってしまった、かつての自宅のリビング。

 父さんが困り顔で前髪を弄っている。
 母さんが静かな表情で涙を流している。
 あの時の母さんは泣いていなかった。だからこれはただの夢だ。
 そう理解する自分は、彼らの前に座っていなかった。
 宙に浮いていた。座ったまま言葉を失っている、ボク自身を見下ろしていた。
 自分はどんな表情をしていただろうか。
 思い出せないので覗き込もうとして、やめた。そんなことに意味は無い。そう思った。


 夢を見た。
 次のシーンは、廃墟になった中学校。

 瓦礫の山を前に、奥歯を噛みしめている自分がいた。
 目の前には死体が一つ。手を伸ばそうとしたら、「触ったらだめだよ」と優しく諭された。
 それが誰の声か考えているうちに、その骸は霧散してしまった。
 天と地が目まぐるしく回転して、気持ち悪くなって、その場に蹲った。
 吐き気を必死にこらえていると、誰かの足が目の前にあった。目線を上げれば、友達の二人だ。
 二人とも、ボクのことなど見ていなかった。まっすぐに立って、黒い長身痩躯の影を見ている。

 影は、冷たい目で自分を見ていた。
 その目に促されて、ボクは欲望の吐瀉物を吐き出した。
 口の中に、すえた匂いのする胃液が残っていて気持ち悪かった。


 夢を見た。
 次のシーンは、今住んでいるアパートの洗面所。

 昏い中で明かりもつけずに、鏡の中をただ見つめている自分がいた。
 リビングでつけっぱなしのテレビの音が、途切れ途切れに聞こえてくる。
 ニュースキャスターの神妙そうな声。通り魔――外国人――刃物――切り裂きジャック――とか。
 口から乾いた笑いがこぼれた。奇しくも犯人を半分言い当てているのが可笑しかった。

 視線を上げる。鏡の中のニヤついた顔面を睨む。
 オーヴァードに覚醒した際に、眼の色が変わったのは良かった。
 だが、余計に強調されて見える、日本人よりも白い肌が気に障った。
 徐に鉤爪を頬に立てた。キュマイラの爪は硬く鋭い。
 ぎりぎり、ぶちぶちと、皮を剝ぐ音が暗闇に響き始めた。
 鏡に鮮血が飛び散る。その向こうで、血走った目で睨んでいる奴がいる。
 そいつの、日本人より高い鼻も気に入らなかった。一層の力を込めて、めきめき、ぐちゃぐちゃと、鼻を削いだ。
 狂わんばかりの激痛が脳髄を支配し、大量の血飛沫が視界を奪った。
 それでも、何度も爪を顔に立てるのを、自分は止めようとしない。
 やがて、気を失い――目を覚ました時には、オーヴァードの力で全て元に戻っていた。
 鏡を見つめ、相変わらずの高い鼻に手を当て、失望に目を伏せる。
 
 鏡の自分に背を向けて、向かった先は玄関だ。
 黒いコートを一枚羽織って、雨降る夜へと溶けていった。


 夢を見た。
 次のシーンは、暗い路地裏。

 真夜中の街灯が、雨に濡れた地面をぬらぬらと照らしていた。
 一年ほど前、とある任務の帰り道だ。返り血に染まった手を見下ろしてふと気付いた。
 他人の血液に触れるとその血液型が判る。
 思い返せば、初めてヴェノメノンの血液に触れた時もそうだった。
 或いはあの時に発現した力なのかもしれない。もしそうだとしたら、この力も彼女の置き土産だ。

 戦いに酔ったのか。手にべったりと着いたその返り血に、強く惹かれている自分に気づいた。
 鮮やかな赤色から目が離せない。
 まるで、吸血鬼みたいに。
 ぺろり。
 気付けば自分の手ごと、その血を舐めていた。
 臭い。冷たい。しょっぱい。
 嗅覚情報、触覚情報、味覚情報。
 それだけではない、それ以上の情報――DNA。
 先ほど殺したばかりの、名前も過去も知らない敵エージェント。
 その遺伝子の根源を、理屈でなく感覚で理解した。
 同時に、それまで思いもしなかった疑問が自分の中に芽吹いたのを感じた。
 「自分の本当の父親は誰なのか」今まで気にならなかったのが不思議なくらい当たり前な疑問。
 それはみるみるうちに成長し、脳髄へと蔦を伸ばし、あっという間に思考の全てを絡め取ってしまった。
 蔦に束縛された思考で、あの日の事を思い出す。

 全部が変わってしまったあの日。――あの日とはいつの事だろう。
 強くなりたいと、欲望を口にした日?
 それともオーヴァードになった、入学式の日?
 それとも小さな秘密を知った、その前の日?
 違うと思った。
 もし現在という結果が一枚の葉だとして、その過程が一本の枝ならば、その根はこの血を授かった時だ。
 どこの誰とも知らない男が、母さんに手を出した。そこからオレの絶望は決まっていた。
 そんな、非論理的な思考が脳髄を支配した。

 ドクンと心臓が脈打つ。
 蔦を伸ばした木から、欲望の果実が、むくむくと大きくなっていく。
 果実の名前は復讐といった。
 獣のような憤怒が、鬼のような激情が、汁になって果実から滴り落ちる。
 絶望の根源を許すなと囁きかけてくる。
 ならば、この血がカギだ。
 “特殊な場合を除き、オーヴァードになっても血液型は変わらない。”ヴェノメノンはかつてそう言った。
 確かめてはいないが、遺伝子情報も自分の血液中にまだ残っているだろう。
 ならば判るはずだ。
 生物学上の父親。その血に触れることさえできれば、自分と繋がっているか確かめることが出来る。
 その手段をオレは持っている。

 ドクン、ドクンと心臓が跳ねる。早くしろと急かす様に、新しい血を生み出し続ける。
 その早鳴りに身を委ねて、帰路に就く足を止めた。
 その足のまま、街灯の灯りも届かない路地へと溶けていく。
 これから自分がすることは人に見られたくない。そんな思いからか、フードを目深に被りなおした。
 視界が狭くなって、却って落ち着くような気がした。

 なぜだろう。一瞬だけ、父さんの困り笑いが脳裏を過った。


 夢を見た。
 次のシーンは、――

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 77
1 2023.10.22 OUTSIDE-Innocent かなめ いく ざきお

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