“幻惑の魔女”浜波笹良
プレイヤー:ざきお
- 年齢
- 16
- 性別
- 女
- 星座
- 山羊座
- 身長
- 156
- 体重
- 51
- 血液型
- A型
- ワークス
- FHチルドレンA
- カヴァー
- FHチルドレン
- ブリード
- クロスブリード
- シンドローム
- ソラリス
- バロール
- HP最大値
- 25
- 常備化ポイント
- 8
- 財産ポイント
- 3
- 行動値
- 5
- 戦闘移動
- 10
- 全力移動
- 20
経験点
- 消費
- +141
- 未使用
- 0
ライフパス
出自 | 両親は共働き。 | |
---|---|---|
安定した家庭 | ||
経験 | 友達は少ないけれど、創作物がある。 | |
平凡 | ||
欲望 | 陽太と無白と青葉が3人とも幼馴染として幸せになること | |
保持と理想 | ||
覚醒 | 侵蝕値 | |
感染 | 14 | |
衝動 | 侵蝕値 | |
憎悪 | 18 | |
侵蝕率基本値 | 32 |
能力値
肉体 | 1 | 感覚 | 1 | 精神 | 3 | 社会 | 4 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シンドローム | 0+0 | シンドローム | 0+1 | シンドローム | 1+2 | シンドローム | 3+1 |
ワークス | 1 | ワークス | ワークス | ワークス | |||
成長 | 成長 | 成長 | 成長 | ||||
その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
白兵 | 2 | 射撃 | RC | 1 | 交渉 | 1 | |
回避 | 1 | 知覚 | 意志 | 調達 | |||
情報:FH | 1 |
ロイス
関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Dロイス | 不死者 | ― | 侵食値119以下でジャーム化しない。 | ||||
城之崎 陽太 | 友情 | / | 劣等感 | 私は味方でいたい。 | |||
玻璃乃 無白 | 友情 | / | 劣等感 | 一緒に青葉ちゃんに怒ろう。 | |||
アズール | 信頼 | / | 恐怖 | 怖いけど、でも信用できるリーダー。 | |||
櫻井蒼葉 | 慕情 | / | 敵愾心 | あなたの欲望は…… | |||
ヤマト | 友情 | / | 大切な、仲間 | ||||
ルナ | 信頼 | / | 新たな、仲間 |
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
コンセントレイト:ソラリス | 3 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 2 | ― | |
クリティカル値-1 | |||||||||
絶対の恐怖 | 5 | メジャーアクション | 〈交渉〉 | 対決 | ― | 視界 | 3 | ― | |
攻撃力+LVの射撃攻撃 装甲無視 | |||||||||
神の御言葉 | 5 | メジャーアクション | 〈交渉〉 | 対決 | ― | ― | 4 | リミット | |
攻撃力+LV*5 シナリオ3回まで | |||||||||
錯覚の香り | 3 | メジャーアクション リアクション | 〈交渉〉 | ― | ― | ― | 2 | ― | |
判定ダイス+LV個 | |||||||||
オーバードーズ | 3 | メジャーアクション リアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 4 | 100% | |
組み合わせたエフェクトすべてのLV+2 1シナリオにLV回まで | |||||||||
猛毒の雫 | 3 | マイナーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 武器 | 2 | ― | |
HPダメージを与えた場合、邪毒(LVランク) | |||||||||
孤独の魔眼 | 3 | オートアクション | ― | 自動成功 | 効果参照 | 視界 | 4 | ― | |
「対象:範囲」の攻撃を自分に「対象:単体」へと変更。1シナリオLV回まで | |||||||||
特異点定理 | 3 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 4 | リミット | |
そのメインプロセスの間、ガード値を+[LV]Dする。1シナリオにLV回まで | |||||||||
アクセル | 3 | セットアッププロセス | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 1 | ― | |
対象者の行動値を+LV*2 | |||||||||
帝王の時間 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
声なき声 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | シーン(選択) | 視界 | ― | ― | |
〈RC〉による判定が可能になるかも |
コンボ
目覚めぬ悪夢(アルプターム)
- 組み合わせ
- 絶対の恐怖+コンセ:ソラリス+錯覚の香り+オーバードーズ
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 交渉
- 難易度
- 対決
- 対象
- ―
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 9
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 4+4
- 7
- 1
- 10
- 100%以上
- 4+7
- 7
- 1
- 13
- 4+4
『クランサイン』『恐怖の心臓』込み
100%以上のとき
オーバードーズ→LV+2
3回まで
暗く淀んだ心臓(ゼルストルング)
- 組み合わせ
- 絶対の恐怖+コンセ:ソラリス+錯覚の香り+神の御言葉+オーバードーズ
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 交渉
- 難易度
- 対決
- 対象
- ―
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 15
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 4+4
- 7
- 1
- 10+25
- 100%以上
- 4+7
- 7
- 1
- 13+40
- 4+4
『クランサイン』『恐怖の心臓』込み
神の御言葉:シナリオ3回まで
100%以上のとき
オーバードーズ→LV+2
3回まで
きずなへの依存(シュトーツェン)
- 組み合わせ
- 孤独の魔眼+特異点定理
- タイミング
- オートアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 自身
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 8
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
「対象:範囲」を「対象:単体」に変更し、自身に向ける。
ガード値+3D
1シナリオ3回まで。
武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
拳銃(購入予定) | 射撃 | 〈射撃〉 | 0 | 4 | - | 20m | 「AIM」の倉庫で見つけたなんの変哲もない拳銃。何かあったときのために、何かから守るために。そして……(購入10点) |
一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
仲間とのきずな | 5 | その他 | 『クランサイン』選択した技能〈交渉〉のダイス判定+2 | ||
『選ばなかった冒険』 | 0 | 『思い出の一品』いつでも心を慰めてくれる児童文学。今ではその本は半分以上燃えカスになり、同じ本を手にとっても中身は白紙のまま。 | |||
頼っている味方 | 5 | コネ | 効果参照 | 『サポートスタッフ』能力値【社会】による判定の直後に使用する。その判定値に+2。1シナリオに3回まで | |
忘れえぬ夢 | 5 | その他 | ― | 『甘ったれ』マイナーエフェクト&対象:自身のとき、〈RC〉の判定値に+2 | |
恐怖の心臓 | 10 | 恐怖を増幅する漆黒の宝石。《絶対の恐怖》の攻撃の攻撃力+5 |
経験点計算
能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用/合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 2 | 249 | 20 | 0 | 271 | 0/271 |
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
2か月を経て
ワンダーマムとの戦いのあと、療養しながら「このままではだめだ」という思いから、以前よりいっそうレネゲイドの力を使う修行を行っていた。
仲間たちに心中を話したこと、仲間との絆を再確認したことで、精神のブレが少しだが安定し、レネゲイドウィルスの制御に成功している。
また、今まであまり頼らなかった薬品や道具への研究も進めている。
アズールやワンダーマムに言われたこと、青葉の覚悟を見たことから、自身の諦観を見つめなおすことにした。
それでもやはり、自分がやってきたことが報われていないことへの悔しさと、そしてその行いに対する自身の罪を考えるようになった。
自身の欲望のために傷つけ奪ってきた人間たち。
その罪と罰。
そして、陽太と無白、青葉への想い。
それらがないまぜになって、そして笹良は願いを持った。
笹良には無自覚な劣等感がある。
強くなると誓った2人より、心も能力も劣っているのではないか、と。
年上だから。お姉ちゃんとして接しなければ。その想いだけで彼らの優位に立とうとしていたのではないか。
本当は弱い。能力も精神も。だからこそ彼女は。
どうか彼らが幸せなことを。
そのために自分ができることはなんだろうか。それが罪への償いになるだろうか。
それが償えるなら、自分がもとに戻ることなど二の次でいい。
それを考えながら、彼女は夢を思い出す。
あのとき、彼らは。
光の石に、どんな願い事をしていたんだっけ。
彼女は、光の石を、どうしたんだっけ。
もう一度読むことができたら、きっとこの答えは出るのだろう。
この期に及んでこの気持ちはみんなに黙っているつもりである。誰がそんな女になれと言った。アズールさん、叱ってあげてください。
『選ばなかった冒険』について
要約あらすじ
12歳の学とあかりは、保健室に行く途中、突如迷路になった学校に迷い込む。
そこは学が遊んでいたRPGテレビゲーム『光の石の伝説』の世界だった。
『光の石の伝説』とは、闇の王に光の石を奪われたことによって世界が荒廃した世界で、その光の石を奪い返し世界を再び平和にするため勇者になって冒険するというテレビゲーム。
元の学校に戻ろうとする学とあかりの目の前に、ゲームの中の最弱モンスター・イガー(イガグリのような姿をしている)が現れる。イガーに襲われて気絶するあかりだが、学が彼らと戦う意思はないと言うと、イガーは形を変えハリネズミの姿になった。
彼は敵意のない学に彼らが安全に過ごせる場所を教え、学たちはゲームの世界でいう回復ポイント、保健室で休むことになる。
目が覚めたあかりは普通に保健室にいた。先生によれば階段で気絶したという。あかりはそのまま家に帰り、学も教室に戻る。
夜、彼らはあれが夢だったのだろうかと電話で話をして眠る。
すると彼らは再び保健室で目が覚めた。保健室の先生は昼間と違い、決められて言葉しか話さなかった。
彼らは保健室を後にすると、頭が獣の姿をした兵士と遭遇する。ゲームの世界では彼らは闇の王の兵士だったと学は思い出すが、学とあかりはその兵士に捕まってしまった。
兵士に連れられて階段を歩いていると、拳銃を持った二人に助けられる。
ひとりは同じ学校の同級生である谷勇太、もう一人はバトルと名乗る40代くらいの戦士。
勇太によると、この世界はやはり『光の石の伝説』の世界で、さらにこの世界をゲームとするならば、自分はそのゲームの主人公であると言う。
そして、光の石を手に入れれば元の世界に記憶を持ったまま戻れるが、死んでしまったらこの世界の記憶はすべて忘れてしまうことを知る。
学たちは元の世界に戻るために、光の石を手に入れるため勇太たちと行動を共にするのだった。
学とあかりはバトルからこの世界での戦い方を学ぶ。
敵を殺すことに抵抗を持つ二人。生き抜くためと言われ二人は訓練に励む。
その間にも現実世界との二重生活が続いていく。現実世界とゲームの世界での落差、現実世界でうまくいかない生活や、ゲーム世界で学んだ戦い方を実践したときの不思議な高揚感、勇太と現実世界でゲームの世界の話はしないでおこうという秘密を共有したことなど、日常と非日常を繰り返していく。
拳銃の使い方も学んだ。二人は戦いの訓練を実直に学ぶが、それでもあかりは相手を傷つけることを嫌がっていた。
ゲームの世界では新たな戦士・メルや陽気なもぐら男という仲間も加わり、ついに闇の王への道に踏み込んだ時、彼らはアクシデントから勇太・バトル・メルと、学・あかり・もぐら男の二手に分かれてしまった。
勇太たちはそのまま闇の王のもとへ戦いに行き、学は最初に出会ったハリネズミ(フクロハリネズミという種族)のハリーと再会を果たす。
そしてフクロハリネズミたちは、実は全員現実世界に生きている学校の同級生たちであるという衝撃的な事実を知るのであった。
フクロハリネズミたちは昔いちどだけ光の石に願い事をすることができたが、闇の王いわく「人間でなければ願い事ができない」ということを知らされ、彼らは自分たちの願い「元の世界に戻ってもこの世界の記憶を持ったままでいたい」を学たちに託す。
そんななか、学とあかりは夢のなかで現実世界に戻り、勇太と邂逅するが、勇太が二人を見知らぬ人扱いしたことに、勇太たちが死んだことを知るのであった。
学たちはフクロハリネズミの協力を得て光の石のもとにたどり着く。しかしあと一歩というところであかりが闇の王に捕まってしまう。
あかりを人質にとられ学は闇の王に撃たれて膝をつく。
しかし一瞬の隙をついて、闇の王の腰にあったメルのナイフをあかりは奪い、心臓に突き刺す。
闇の王を倒し、光の石は瞬いている。
ぼうっとしているあかりに、ハリーは「光の石に願い事を」とつぶやく。
あかりは光の石をみた。勇太や学やあかりの願い、フクロハリネズミたちの願い。そして世界を平和にするという願い。
いろんな願いがあったはずなのに。
あかりはこんな殺し合いをさせる石をつかむ。
「光の石よ、消えてなくなれ!」
甲高い金属音が鳴る。雷雨が教室の窓の外で叫ぶ。はっとしたあかりは隣の学を見た。学も信じられないようなものを見たようにあかりを見た。
ふたりは覚えている。夢のような世界のなにもかも。
学は家路につき、『光の石の伝説』を起動する。老人が語り掛ける。勇者は「冒険に出る」か「やめる」か選ぶことができる。
「やめる」のボタンを選んで、学はゲームの電源を落とした。
(めっっちゃいい本なんですが、っていうかなんかこう、殺し合いの世界に理由もなく放り込まれた感がOutside AIM感あるので、もしすっごい暇があったら読んでくださると幸いです。)
イメージソングは「愛にできることはまだあるかい」byRADWIMPS
と思っていたけど「Way of difference」byGLAY もいいなと思っている。
そしてきっと
彼女はもしすべて終わったら、彼らの前から姿を消すだろう。
がむしゃらだった3年を経て、笹良は気づく。
私の両親は私のことをどう思うのだろう。
死んだと思っていた自分たちの娘が、自分の夢のために人を殺し、踏み躙って生きていたと知ったら。
奪い合い、多くの人を傷つけてなお、願うことなど本当はない。
光の石は壊された。多くの人の欲望の象徴は、少女の他人を思う気持ちによって。
いつかもう一度あの本を読めたら。ただ、それだけの願い、希望。
それを自分の手で壊すのだ。
でもそれは絶望じゃない。
でもそれは諦観じゃない。
壊して進む。
さよなら、子どもの私。
履歴
Outside April(Outside Aim 第一話)
キャラ設定
感受性が豊かな女の子。年齢の割に大人っぽく、礼節をもって人に接する少女。
それは人と壁を作っているが故の丁寧さである。
それ故に心を開いた人にはすこし雑になってしまう。
創作というものに憧れを抱いている。映画や漫画、小説が好きで、キャラクターに感情移入しすぎてしまう。
その熱量と感受性が同年代の人と乖離を生み出し、友人はほとんどいない。
オタクとはちょっと違うため、オタク的な感じで来られるとちょっと困る。
一人っ子。PC1とPC2、蒼葉にはお姉さんぶるが、妹や弟などはいないため、創作のなかにあるそれっぽさを真似しているだけ。
そのため若干三人には生暖かい目で見られている(PL的には見られてほしい)。
また、お姉さんを「演じている」。
小学生に入ったときに読んだ児童文学を文字通りバイブルにしている。それは同じ小学生の冒険小説で、しかし少しひねりのきいた、もしかしたら他人が読んだら少しがっかりするような小説かもしれない。それでも彼女はその登場人物に勇気をもらった。
「自分がすべてを背負う必要はない」、その意味を。
将来の夢は「創作者になる」。
自分の個性を認められたい。創作者になればきっとみんな認めてくれる。そう思っていた。
中学校では目立たず、かといって波風を立てることもなく、意外と上手く世渡りしている。しかし彼女は物語の主人公や登場人物のごとく「演じる」こと、そして同級生の心の機微を「読む」ことによって、自分の立場をうまく確立していた。
仲の良い友達が一人だけ。その子は元気で活発で、どこか引っ込み思案な笹良とは真逆なのに、笹良と仲良くしてくれる。その子とだけは自分を偽ることなく話せる。
図書館によく訪れ、司書の先生とも仲が良い。部活は入っていない。
Outside Innocent(Outside Aim 第二話)
アズールから"ティエラアリア”の調査・捕獲任務の指揮を命じられる。それはアズールから半ば自暴自棄になっている笹良への成長を促す意味合いもあった。
任務の最中、実は生存していた櫻井青葉と接触するが、彼女が本物かどうか、彼女が嘘をついていないかずっと警戒していた。(が、本心を見抜く能力に甘えていて、実はその能力ですり抜けているところに対して警戒が甘くなっていたことに気づいていなかった。)
ティエラアリアの正体が櫻井青葉と知った後、彼女自身は青葉のことを切り捨てられるほど強くないため、こちら側に引き込むという陽太の意見に賛同していた。
青葉が開花し、去ったあと、依存しながら強がっていた自分の弱い心中を明かすことによって二人との結束を高め、青葉をもう一度取り戻すことを誓う。
キャラ設定
年月の末
感受性が豊かな女の子。年齢の割に大人っぽく、礼節をもって人に接する少女。
……だった。
2年の月日で少女は歪な大人になり、冷静で残酷な性格へと変貌した。
相手の「嘘」を聴覚と視覚で見抜く力を持ち、それゆえ相手を苦しめる方法を覚えてしまった。
しかしそれも絶対ではない。本人が信じている言葉はきちんと聞こえるし、強い意志をもって言った「嘘」の言葉はノイズを跳ね返してしまうことがある。
また、小説はほとんど読むことはできなくなっている。
娯楽と夢を失った笹良はFHの仲間に対しては甘く、お姉さんぶることもしばしば。それは何もかも失ったものによる依存である。
FHセルのメンバーとして
仕事は的確、特に裏仕事やサポートに回ることが多く、情報調査や機密奪取などを得意としている。
幻覚で敵を惑わせ、精神攻撃を仕掛け、「嘘」を見極める力で相手から情報を得る。
また、仕事のついでにオーヴァードからもとに戻る方法(=その嘘の力を消す方法)を探して拷問じみた尋問も行っている。
精神的に以前よりも不安定なところがあるため、最初のころよりもエフェクトの力が弱まっている部分もある。
アズールからの戦闘訓練への体力を増やすため、ちまちま筋トレをしている。おかげで身長が2㎝伸び、体重が2㎏増えた。決して食べるようになったからではない。成長期だから!
その欲望の果ては
笹良の欲望は「失ったものへの再取得(小説が読めなくなっている能力を消す)」だが、彼女はその目標を半分諦めている節がある。
力を得て力を使いこなすことで自由にその能力を切り替えられるようになるかと思っていたが、2年経った現在でもノイズと白紙化は戻っていない。
そのため笹良は人のいないところでレネゲイドウィルスのことを調べたり、ウィルスの活性化を促す薬を自身に投薬したり、限界までオーヴァードの力を使ったりして様々な実験を行っていた。
縋れるものは全て縋り、思いつくものは全て試してみる。そう自身に言い聞かせFHの活動を行っているが、心のどこかで「もう2度と戻らないのでは」と囁く自分がいる。
もし戻らなかったら。そう思う度に彼女は自身の生の先を考える。
そこには何の希望も見えない。そうなるくらいならば、いっそのこと死を選んでしまおうか。
否、それはこの命を救ってくれたヴェノメノンに顔向けができない。
でも……仕事をしていくなかで、自身の命がどうなっても構わないと思っていることも事実だった。
そこから目を逸らすように、彼女は共に生き残った2人への世話を焼こうとしたり、ほかのFHのメンバーに優しくしたりするのだ。
ちなみに無茶をしていることは2人には内緒にしている。(2人が気づいているかどうかは好きにしてくださって構いません)
イメージソングは「愛にできることはまだあるかい」byRADWIMPS
昔の彼女はきっとそう信じていた。しかし心の拠り所と夢を失った今の彼女は……。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|
フルスクラッチ作成 | 4 | ||||
1 | 23/09/10 | Outside April | 75 | かなめさん | condoさんいくさん |
2 | 23/10/22 | Outside Innocent | 62 | かなめさん | condoさんいくさん |
3 | 23/11/05 | Outside Monotony | かなめさん | condoさんいくさん |