容姿・経歴・その他メモ

【経歴】
M市の剣術道場で師範をしている青年。幼い頃から祖父の下で剣術の修行に励んできたが、幼馴染を殺された事でより力を求める様になった。高校時代に所属していた剣道部で全国大会に優勝。大々的なインタビューを受けた事でM市では一時有名になり、閑古鳥が鳴いていた道場には、多くの小学生たちが入門するようになった。祖父がUGNイリーガルでチルドレンの訓練に協力していたことから、自身もイリーガルとして協力することがある。表向きは街の人々を守るためだが、本当の目的はいずれ殺人鬼と再び相まみえたときに確実に討伐するための実践稽古を積むため。切彦の心はずっと、10年前に起こった事件にとらわれ続けている。

【人物・性格】
落ち着いた笑顔が特徴で、物腰が柔らかい。人に稽古を付けるのが好きで、道場に通う子供たちからも慕われている。しかし、自身の周りに危害を加えるオーヴァードには冷酷で、特にジャーム相手には遺産の影響もあり一切の容赦なく刃を振り下ろす。

【消せない傷】
10歳のころ、幼馴染を殺人鬼に殺された記憶がずっと残っており、10年たった今でも消えない心の傷になっている。
全国大会で優勝した時、初めて彼女が出来た時、道場に入門者が増えた時、祖父から免許皆伝を認められた時、どれも本当に嬉しかったのに、その度に殺人鬼の存在が頭にチラつき、心の底から喜ぶことが出来なかった。10年前の事件は自分の心に刺さって抜けない棘になっている。殺人鬼を討伐し、改めて幼馴染を弔ってあげる事が、棘を抜く唯一の方法と信じて日々、剣術を磨いている。

セッション履歴