物心ついた時には両親はなく、代わりに教会で孤児として育ててもらっている。その中でも『吸血鬼のシスター』に懐いており、信仰の域にまで達している。

『誰かが助けを求めている、自分はそれを見ることしかできず、ただそこから逃げるだけ。』という悪夢を度々見てしまう。その人の悲痛な叫びによって、心を蝕んでいく。

何も思い出せないが、何故かコードウェル博士の顔には見覚えがある気がしている。それがなぜかはまだ分からない。

少々内気な性格だが、誰かを護ろうとする勇気がある。そして、結構頑固なところもある為言うことを聞かない時がある。

魔法使いが出る作品が好きであり、『魔法が使えれば色んなことが簡単にできるかもしれない』と年相応に関心を持っている。なので、彼女の技のほとんどは『魔法』と称して使っている。

自分以外の誰かが傷付けられてしまうこと。もちろん敵対者には容赦しないのだが、それはそうと誰かが怪我をしそうな場面では前に出てしまう。『トラックの前に飛び出して誰かを助けて代わりに死ぬほう』の人間性である。

実は右目には『相手の記憶を読み取るチカラ(Dロイスのこと)』を持っており、普通の眼ではないため隠している。包帯で隠れているが、普通に見えているため距離感をしっかりと保てる。

実はシスターの寿命がわずかであり、シスターの寿命も理解した上で過ごしている。死に別れはとても苦しいが、彼女の意志の硬さは知っているため『生きて欲しい』と望むことが出来ずにいる。

(誰かの名前を呼ぶとき)｢〇〇様、少しよろしいでしょうか？｣
(ジャームが出たとき)｢その衝動の枷から解放してみせます。｣
(シスターと話すとき)｢シスター、私今日も頑張れました。あたまを撫でてほしいです。｣

初めてイリーガルとして任務を終えた後、自身の歪さを見つめ直した上で、それを受け入れて生きることを決めた。これからは過度な無理はしないし、辛いことがあろうとも生き続けることを誓う。
当時キャラデータ:2022/07/17-16:25

『独善的な人間』による悪意を知り、シスターから聞いていた『人間の美しさ』を見失った。しかし、そこで自身に付き従ってくれていた『メイリン』に諭されて自身の新たな信念を得る。その信念とは『自身が美しいと思った存在を護る』であった。最終的に黒幕は捕まり、今回の物語で共にあろうと誓った存在を連れ帰った。
この戦いを経て『風贄盾子』は、また人としての成長を経験したのだった。