物心つく前に両親は亡くなり、兄と二人きりの家族だった。
一家全員が巻き込まれた事件にて両親とは死別。
オーヴァードであった兄の蘇生により、零もオーヴァードとして覚醒したが、零は事故のショックにより覚醒前の記憶を失っており、兄の師匠から"零"の名前をもらう。

数年前、兄が友人のカウンターをつとめる中、兄の恋人がジャーム化してしまい、自分の担当セカンダリとなる。
自分も義姉のように親しくしてもらっていたその人は兄に自分のブレスを握らせずに済んだ事を零に感謝してくれた。よき相棒としてしばらく任務をこなしていたが、第一次フィンブルヴェトにて戦いの最中再度ジャーム化。零にとって一度目の"処分"だった。

義姉のジャーム化により兄も引きずられる形でジャーム化。カウンターの任は解かれ、零は兄のカウンターとなる。
しかし今度はセカンダリとして戻って来た兄の方が、目覚める前の記憶を失っていた。
繋ぎ止めるものが薄い状態だった兄は、程なくしてある任務にてジャーム化。零は"処分"こそできたものの、プライマリのままではいられなかった。

今はそうした経緯も全て知る幼馴染である親友が自分のカウンターをつとめてくれている。
親友の美月には、セカンダリとして目覚めさせなくていいと話をしていたが、美月は目覚めた自分に「こんな悲しい形で零の人生が終わるのは嫌だった」と言った。

もう一度と起こしてくれた友を支えるために、零は生き直すことを決意する。

-8年　零、両親との死別によりオーヴァードとして覚醒。当時、零の兄：全の体術の師であった識（今昔PC1）より名前をもらう。
-7年　師である識達とともに、ある支部に所属。チルドレン仲間として理緋人や一実と出会い、仲を深める。
-6年　理緋人　ジャーム化。
-5年　アトアの試験運用開始と同時に、全がカウンターへ志願。零の兄：全、親友：理緋人の担当カウンターになる。
-4.5年零の兄：全の恋人である一実がジャーム化。零が一実の担当カウンターとなる事で、全と一実が再開を果たす。
-4年　第一次フィンブルヴェトにて一実が再ジャーム化。零にとって1度目の"処分"。引きずられる形で全もジャーム化。全のセカンダリであった理緋人は別支部（芋氏タイマンシナリオ）へ。

-3年　決意を新たに、零が全の担当カウンターとなる事で全がセカンダリとして目覚める。

??年　全がジャーム化。引きずられる形で零もジャーム化。

??年　友である美月がカウンターとなり、零、セカンダリとして目覚める。　→2.7話へ

零：はじめてのかうんたー
末廣 一実：零の最初の担当セカンダリ

蒼月 全：零とともにカウンターだった時代
九重 理緋人：全の元担当セカンダリ


零：わんもあとらい
全：零のセカンダリ期