“ほんの少しの陽だまり”陽溜 桜
プレイヤー:そった
- 年齢
- 23
- 性別
- 男
- 星座
- 不明
- 身長
- 167
- 体重
- 54
- 血液型
- 不明
- ワークス
- UGNエージェントB
- カヴァー
- 私立探偵
- ブリード
- ピュアブリード
- シンドローム
- サラマンダー
- HP最大値
- 30
- 常備化ポイント
- 34
- 財産ポイント
- 16
- 行動値
- 4
- 戦闘移動
- 9
- 全力移動
- 18
経験点
- 消費
- +54
- 未使用
- 0
ライフパス
| 出自 | とにかく平凡。普通だった | |
|---|---|---|
| 安定した家庭 | ||
| 経験 | 誘拐され、実験体になっていた過去がある | |
| 実験体 | ||
| 邂逅 | 実験体となっていた状態から助けられた後出会った人物 | |
| 師匠 | ||
| 覚醒 | 侵蝕値 | |
| 素体 | 16 | |
| 衝動 | 侵蝕値 | |
| 加虐 | 15 | |
| 侵蝕率基本値 | 31 | |
能力値
| 肉体 | 4 | 感覚 | 1 | 精神 | 2 | 社会 | 3 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シンドローム | 2×2 | シンドローム | 0×2 | シンドローム | 1×2 | シンドローム | 1×2 |
| ワークス | ワークス | 1 | ワークス | ワークス | |||
| 成長 | 成長 | 成長 | 成長 | 1 | |||
| その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
| 白兵 | 射撃 | 1 | RC | 1 | 交渉 | ||
| 回避 | 知覚 | 1 | 意志 | 5 | 調達 | 14 | |
| 情報:UGN | 2 | ||||||
| 情報:FH | 2 | ||||||
| 情報:噂話 | 2 |
ロイス
| 関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 上司(?) | 各務みやこ | 同情 | / | 憎悪 | 面倒だけど放っておくのも心残りになるから...まぁ手伝おう | ||
| 生みの親 | 両親 | 憧憬 | / | 疎外感 | 頭の中にだけ残っているあの二人。もう会うことは叶わないらしい | ||
| 師弟 | 陽溜 瑠衣 | 尊敬 | / | 不信感 | 自分にとっての太陽。とても頼りになる。 | ||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
エフェクト
| 種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
| (LV)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
| ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
| 非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
| 炎陣 | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 2 | ― | |
| ダメージロールの直前に使用出来る。カバーリングを行う。このカバーリングによって行動済みにはならず、行動済みでもカバーリングを行える。このエフェクトは1メインプロセスに1回使用出来る。 | |||||||||
| 氷盾 | 5 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 3 | ― | |
| 自身がガードを行う際に使用出来る。このガードの間、自身のガード値を[Lv*5]する。 | |||||||||
| 氷雪の守護 | 3 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 3 | ― | |
| 対象にHPダメージが適用される直前に使用する。自身が受ける(予定の)ダメージを-(Lv)D点する。このエフェクトは1ラウンドに1回まで使用できる。 | |||||||||
| 閃熱の防壁 | 3 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 4 | ピュア | |
| 対象にHPダメージが適用される直前に使用する。対象が受ける(予定の)ダメージを-[Lv+2]D点する。このエフェクトは自身を対象にできない。このエフェクトは1ラウンドに1回まで使用できる。 | |||||||||
| 極大消滅波 | 1 | イニシアチブ | ― | 自動成功 | 範囲(選択) | 視界 | 4D10 | 120% | |
| 対象に[Lv+2]D点のHPダメージを与える。このエフェクトに命中判定はなく、対象はリアクションを行うことも出来ない。このエフェクトは1シナリオに1回まで使用出来る。このエフェクトは他のエフェクトと組み合わせて使用出来ない。 | |||||||||
| 熱感知知覚 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
| 少し集中をすれば熱を視覚的に捉えることができる。寒い場所を避ける為に習得した技術だが、見失った対象を追う、他人の感情をある程度把握できる等、汎用が効く。 | |||||||||
| 温度調節 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
| 温度管理に秀でている。もっぱら料理に使われている。 | |||||||||
コンボ
| 武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| クリスタルシールド | 15 | 白兵 | 〈白兵〉 | -1 | 0 | 12 | 至近 | 「氷結能力を向上させるための飴玉」として使用。ソーダ味。 この武器を装備している間、他の武器は装備できない。 |
| 一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|
| ウェポンケース | 1 | その他 | ― | 所持している武器、防具から一つ選択する。 選択した武器、防具はオートアクションで装備できるようになる。 指定:クリスタルシールド | |
| 思い出の一品 | 2 | その他 | ― | 〈意志〉の判定の達成値に+1する。 冷え性対策にと、師匠からもらった特製の手袋。 加減をしない時は腰にぶら下げておく。 | |
| 携帯電話 | 0 | その他 | ― | 何の変哲もない携帯電話。 バッテリーの減りが早いことが玉にキズ。 |
経験点計算
| 能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用| 10
| 55
| 119
| 0
| 0
| 184
| 0/184
| |
|---|
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
冷え性
誕生日:6/21
好きな食べ物:カレー全般。特に生卵を真ん中に入れてるやつが好き。
苦手な食べ物:ナス(食感が苦手)
きっと内に熱いものを秘めているはず。たぶん。
誕生日は正確な日付が不明なため本人に希望を聞いたところ、「一番日の長い日」という回答が返ってきたため夏至の日になった。
陽溜 桜が始まった日
とても平凡な家庭に生まれ、とても平凡に育った彼。
平凡だが、それなりに楽しい日々を過ごしていた。
しかし、そんなよくある日常はある日を境に崩れ去る。
彼が13歳になる頃、下校中に突如現れた怪しい集団に攫われる。
後々わかったことだがその集団は「結社」と呼ばれるFHに存在するセルの一つだった。
結社は無作為に人を攫い、人体実験を繰り返していた。より強いオーヴァードを生み出すために。
彼も例外なく実験体になり、薬物の投与、覚醒者同士での戦闘など、非道な実験を繰り返された。
最早実験が日常となって数年が経った頃、彼の日常はもう一度崩れ去る。
鳴り響く警報音、走り回る研究員達。
敵対組織━UGNの襲撃であった。
配備されていた戦闘員、そして実験体をも使いながら抵抗を試みたが結果は敗北。
実験体はパニックになり言うことを聞かず、訓練されたUGNエージェントに戦闘員が敵うことはなかった。
UGNは多少の被害を出しながらも制圧に成功。同時に彼も救い出されることになる。
UGNに救出された彼だが、その体と心には大きな後遺症が二つ残っていた。
一つはは能力と体質が噛み合っていないこと。
超低温を操れるサラマンダーに覚醒したが、低温に対する耐性は一般人のそれと変わらなかった。
そのため、能力を使用すると低温火傷の症状が頻発してしまう。
もう一つは記憶の欠落。
自分の名前と誕生日、その他の過去を覚えていなかった。
救出された多くの実験体達はUGN、イリーガルの協力によって親元に戻る。UGNの庇護下に入る等の道のりを辿った。
しかし体質の問題。記憶の問題を持つ彼だけは行き場所を定めることが出来なかった。
多くの者が彼の処遇に難儀している中、彼を引き取ろうという者が現れた。
『陽溜 瑠衣』UGNイリーガルの探偵。後に彼の師匠となる人だ。
彼が事務所に来て初めて行った仕事は『自分に名前を付けること』だった。
苗字は彼女から『陽溜』の名を与えられたが、名前は自分で考えてみて、ということだった。
「何もかも無くしたなんてのは思い込みだ。気に入るもの、好きなもの、目を引くもの――キミの重ねた軌跡が見出すものを、まずは探してみて」
今でも彼の印象に残っている言葉だ。何も残っていない。そう思っていた彼に、ほんの少しの陽がさしたように思えた。
瑠衣は辞典や図鑑等、様々なものを用意してくれていたが、彼は彼女の背後にあるそれから目が離せなかった。
─桜
自然とその言葉が出た。
瑠衣は背後に振り返り、華やかに咲いた桜を見た。
「桜──」「気に入ったのかい?」
彼─陽溜 桜は頷く。
「『陽溜 桜』良い名前だね」
「じゃあ桜。これから私は君に様々なことを教える」
「この世界のこと、その力の使い方」
「─理不尽にこちら側に放り込まれた手前、こんなことを聞くのは酷かもしれないが」
「覚悟はできているかい?」
「うん」
「これからよろしくおねがいします」
「師匠」
"スペクラムシーカー"陽溜 瑠衣
N市を拠点に活動する探偵。オーヴァードとして、非日常の世界で活動していたが、FHセル「結社」殲滅作戦の際に実験体を救うために無理をした結果、侵蝕率が大幅に上昇。一線を退くこととなった。探偵としての知識や経験を活かし、実験体達がより良い未来を得る手助けをしていたが、記憶を失くし、力の制御が未熟な少年の行く末を如何にするか悩み、その未来を自身で選び取れる日まで傍に置くことを選んだ。
陽溜 桜より、陽溜 ルイへ。その後の連絡
▽注意▽ 以下の内容には、シナリオのネタバレ要素を含みます。
2025.05.25 『ワールド・エンド・ジュヴナイル』
...あー、あー。...良さげかな?
師匠見えてる?あれからしばらく経ったから色々報告しておこうと思ってさ。
手書きだと面倒だから録画で連絡するね。
えぇっとまずはそうだな...。
あ、そうそう。UGNに残ったリベレーターズの子たち、上手くやってるみたいだよ。
みやこさんの定期連絡をたまに見させてもらうんだけど、多くの支部でチルドレンへの対応に大きな変化があったみたい。
もちろん全てがってわけでもないんだけど...。でも、そういう支部も少しずつ変わっていくと僕は思うな。
ここの支部に残った子、特にコウヤ君は凄まじい活躍だよ。
元々能力のある子なわけだし、場をまとめる力まであるもんだから、色んな任務で対応してもらってるよ。
...また「使い潰す気か」なんて言われないよね...?
ま、まぁチルドレンにはしっかりと休暇をとってもらってるし、任務にもしっかり同意を得てもらったり、危険なら退避してもらうとかしてるから多分...大丈夫だと思う...思いたい...。
コウヤくんとは一緒に任務に行くこともあるんだけど、なんかこう...視線が痛いというか、皮肉気味というか...。
「頼りにしてますよ『大人の』陽溜さん」とか言われたりして...。まぁ彼なりの敬意、なのかな...?だとしてももうちょっと優しくしてほしいよ...。
リンちゃんと一緒の任務だとだいぶ雰囲気が違うんだよね。
「お前と一緒か。ちゃんと力制御しろよ?」『それぐらいしっかりできる』「こないだ出来てなかったじゃねぇか!」って感じで軽口言い合いながら、相棒として、対等な関係として頼りにしてるんだと思う。
あーそうだ、リンちゃん...。
いやね?他に適任がいないからってことで僕が力の制御を教えてるんだけど、彼女と感覚が違うから中々上手く教えられなくて...。
師匠凄かったんだなーって...。イヤ本当にありがとう。凄いんだ...。
でも戦闘任務での活躍はやっぱり半端ないね。
キュマイラのパワーとサラマンダーの熱量。あれを豪快に扱えるのは彼女の力量だなって思うよ。
...そのせいで周辺被害とかも大変だけど。
そういえば二人は休日どうしてるんだろ。お出かけとかのイメージは無いけど...ゲームとか?コントローラー大丈夫かな...。
アスカちゃんについても話しておこうかな。
彼女もここの支部に配属されたから、色々なことをやってもらってるよ。
任務にあたる時は基本的に後方支援を担当してもらってるんだ。彼女も相当な能力を持ってるからとても頼りになるよ。僕も助けられたし。
彼女がいるだけで任務の安定性がグンと上がるんだよね。防御張れる回復できるサイコメトリー有る...。イヤほんと、助かってます。
喫茶店の業務を手伝ってもらうことも多いんだ。ウエイトレスをやってくれてるよ。
口数こそ少ないけど、しっかり働いてくれるからこっちでも頼りになるよ。
物から感情を読み取り過ぎちゃう節もあるから、運ぶのをアスカちゃん、片付けるのをリンちゃんがやるっていう分担が出来てるけど、二人とも無口なんだよね。これで成り立ってるんだから不思議なモンだよ。
その...流石に頼りすぎてるなーって思ってこの間「頼りすぎてるけど大丈夫?」って聞いたら「私が決めたことだから。私がやりたいの」って面と言われちゃって...。もしかしたらもう僕よりしっかりしてるかも...。
あ、そうそう。トオヤ君も結構顔を出してくれるんだよ。
結構というか、もう喫茶店の常連ってレベルで来てくれてて。
アスカちゃんといっぱい話をしてはアルバイトの時間で帰っていくって言うのがもう日常だね。
彼女もトオヤくんと話してる時、とても楽しそうに見える...多分?表情があまり変わらないからなんとなくだけどね。楽しそうに見えるんだ。
トオヤくん、喫茶店に来る以外にもイリーガルとして任務を手伝ってくれる機会が多くてね。
アスカちゃんと一緒に行くことが多いんだ。彼のやる気も倍増するし、アスカちゃんも頼りにしてるみたいだから。
まだ重めの任務は任せられてないけど確実にこなしてくれるから、頼りになる二人だよ。
休日になると二人で出かけたりするらしいよ。この間は遊園地に行った...だったかな?忘れがちだけど彼、お金持ってるんだよね...良いな...。
みやこさんは...書類の前にいる時間が多い気がするな...。
リベレーターズの件だけじゃなく、新しく入ってくる事件にも対応しなきゃいけないから本当に...お疲れ様って感じで...。
僕もたまに書類仕事を手伝うことがあるんだけど、探偵業とは違う形式だったりよくわからない相手に配慮しなきゃいけなかったりでもう大変ってレベルじゃないよ。どうしてこんな...。
それでもみやこさん、向き合うことを諦めたりしないんだ。
責任感があるとか、社会人だからっていうのもあると思うんだけど...。やっぱり優しいんだ。みやこさん。
ここに入ってきたチルドレンとも話したりしてるみたいだし、しっかりケアまでしてて。
最近なったばっかりって言ってたけど、しっかりと「支部長」なんだ。僕のことも気にかけてくれるし。
...お仕事はたくさん回ってくるけどね。
あ、僕のこと話してなかった。
僕は...その...色々やってる...よ...?
特化してるわけでもなければ役職があるわけでもないから、雑に色々なことを任されてるって感じかな。
基本は現場に出てエージェントやチルドレンと一緒に任務をこなす。喫茶店の人が足りなければ入る。重要な書類とかはみやこさんが見てくれるけど、手に負えない場合は僕も手伝う...。
っていう感じで、『充実』した日々を送ってるかな。
自分の決めたことに後悔しないつもりではいるけど、こんなことになるなんて...。
...師匠の方から増員を頼めたりしない?出来ればお願いしたいんだけど...。
───
─まぁ大体こんなところ。散々言いはしたけど、悪くないよ。
でもそっちに戻れるのはだいぶ先になりそうだなーって感じ。寂しいってわけじゃないんだけど、こんなに長期間離れることもなかったから慣れないというか。...まぁその、事務所の空気も好きなんだよなって、改めて思った。
でも、こっちを放っておくのも心残り...。面倒だからね。もう一区切りつくまではこっちに居ようと思う。
まとまった休みがとれたらそっちにも顔を出そうと思ってるから、その時は事務所のソファを整えておいてくれると、僕とっても嬉しいなー!
じゃあ報告はこの辺で...
あ、待って、電話来た。...コウヤくん?
もしもし、どうしたの?
増援?今回の任務はリンちゃんと二人だけで大丈夫って話じゃなかったっけ?
...相手が増援を出してきた...。それに対応しようとリンちゃんが無茶を...。
...わかった。僕が行くよ。耐えられなさそうだったら退いても大丈夫だからね。
う”...。やっぱり出来るだけこらえてほしいです...。
直ぐ行くから、自分の状態にだけは気を付けてね!
─あ、切り忘れてた...。
ってわけだから師匠、慌ただしくて悪いけど切るね!また今度ね!
2025.07.20 『エンド・デイズ・リベリオン』
雨が降っていた。
─あれからどれだけ経っただろうか。ひと月も経ってない気がするし、数年が過ぎ去ったような感覚もする。
ただ何故だろう。窓の外を見ても陽が見えた記憶が無い。
晴れてる日もあったはずなのに。雲の隙間から陽が差し込んでいた日もあったはずなのに。僕の眼には陽が残っていなかった。
あの後、身体は早くに回復した。はずだ。
それから支部に戻ることになり、いつも通りに仕事をしていた。はずだ。
ただそうだ。変わったのは。
外に出ることが極端に少なくなった。
みやこさんから強く言いつけられた。はずだ。今の僕は外に出すとどうなるかわからない、と。
だから外回りが減って、チルドレン達に付き添うこともほぼ無くなった。
もちろん彼らは優秀だから、僕がいなくても問題は無かった。
僕としても面倒事が減って嬉しい。はずなのに。
別のことに、意識を持っていかれてしまう。
トオヤ君のこと。
彼がジャーム化したのは僕のせいだ。
僕があの時恐れたから。日常を失うことに怯えたから。彼がそれ以上の無茶をすることになって、結局日常は失われてしまった。
幾度となく後悔が胸を埋め尽くした。その度に力の制御を失った。
今でこそ制御を取り戻したけど、元々不安定だった炎と氷が完全に均衡を保てなくなり、日によっては戦えない状態になることもあった。
今彼はどこで何をしているのだろう。
屋根のある場所で暮らしているだろうか。寂しい思いをしてないだろうか。お腹は空いてないだろうか。
そして、アスカちゃんは─
彼が何をしようとしているのかは、想像しかできない。
だけど、もしそれが『人類』に危害を加えるものならば。
アスカちゃんを傷つけるものならば。
彼自身を、顧みないものならば。
僕が、するべきことは─。
セスト、ノーノ。みんな。
みんなは僕を恨んでいるんだろうな。憎んでいるんだろうな。
君たちを燃やし尽くし、記憶に残ってすらいない。
存在意義を果たすことすらしない。
セスト、ノーノ。二人はずっと僕に言ってたよね。
『覚えておいてね』『記憶に焼き付けてね』
─他のみんなは相変わらず思い出せない。
でも、それなら、せめて君たちのことは。
だから二人とも。僕を見ていてくれ。
君たちの知っている。君たちの知らない僕を。
セッション履歴
| No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
|---|---|---|---|---|---|
| フルスクラッチ作成 | 0 | ||||
| 1 | 5/25 | ワールド・エンド・ジュヴナイル | 20 | まっきぃ | 源 遠矢(PL:みずいろ)金谷 燐(PL:小林)各務 みやこ(PL:いとぱら)陽溜 桜(PL:そった) |
| 経験値配分:〈調達〉+7、〈意志〉+1。ジェラルミンシールドの代わりにクリスタルシールドを常備化。 | |||||
| 2 | 7/20 | エンド・デイズ・リベリオン | 34 | まっきぃ | 源 遠矢(PL:みずいろ)金谷 燐(PL:小林)各務 みやこ(PL:いとぱら)陽溜 桜(PL:そった) |
| 経験値配分:〈調達〉+4、〈情報:UGN〉+1、『極大消滅波』をLv1で取得。 | |||||