登録名：鉄輪睦城
コードネーム：人形もどき
性別：男
出身：UGN日本支部
誕生日：12/1(産業ロボット工学の父「ジョセフ・F・エンゲルバーガー」の没日)
身長：168.9cm
体重：153kg
血液型：ハイオク
所属：UGN
ブリード：ピュアブリード
シンドローム1：ブラックドッグ
シンドローム2：―――――
シンドローム3：―――――
特記事項：
イメージカラー：アイアングレー/黒鉄色
立ち絵メーカー：
立ち絵メーカーURL：
家族構成：父、母
好きなもの：みんなでわいわいすること、ハイオク燃料
嫌いもの：悪いと思われる事
趣味：友達づくり

・戦闘適性：B
・継戦能力：B
・命令順守：A
・陣頭指揮：C
・社会適性：C
・RC技術：C
・衝動耐性：A
・特異能力：A

「プロジェクトAtoZ」のメンバーの一人。全身の凡そ9割を機械に代替している文字通りの｜機械化兵《フルボーグ》であり、その解析能力とデータに基づいた精密動作が持ち味。データ通りの行動を行うために攻撃、回避、防御、それぞれの技術力が高く安定した戦闘を行う事が出来る反面、不安定な戦況を活かす意外性や独創性に欠けている。

幼少期に大病を患い、治療を行う、という名目で病院───に見せかけたFHの実験施設に緊急搬送され、脳や一部の主要器官を除いた全ての器官を機械に完全置換する「｜鋼人形《ピノッキオ》」計画の実験体の一人にされた被害者。実際、この体になってから病気はしづらくなったし怪我も簡単に治せるようになったため、本人的には気に入っている様子なのが不幸中の幸いというべきか。
「病気は確かに治ったのでもーまんたいなのです。ぶい」
また、“手術”の際にロボトミー手術に似た処置を脳幹に施されていたようで、他の同年代の人間と比べ、明確に情動が小さく、大抵のことでは精神的に揺らがないようになってしまった。が、彼本来の善性や正義感に近いようなものによって、「この施設は良くないものだ」という直感が働き他の被検体たちを逃がしつつ当該施設を粗方荒らしまわって逃走。同時期に施設殲滅のため動いていたUGNに保護され事なきを得た。という経歴を持つ。
その後は彼の肉体の機械置換率とその適合率の高さに注目され、「プロジェクトAtoZ」に招聘。現在も当該チームで戦闘員として活動している。

18歳以下、かつピュアブリードのオーヴァードとして覚醒した少年少女を対象に、体内のレネゲイドを高濃度凝縮、および超活性を引き起こす実験を行い、レネゲイドの純度を高めることで、そのシンドロームの原型に近い形───Dロイスの獲得者をより効果的、かつ効率的に生産するための計画。
初期段階での企画被験体が26名であったことと、「シンドロームに関するあらゆる情報の網羅」が計画のためのプログラムに組み込まれているため、「包括」を意味する「AtoZ」がプロジェクト名として組み込まれている。
また、凝縮したレネゲイドの暴走を抑制し、コントロール能力を高める目的として、一部の例外を除く全メンバーは、それぞれの戦闘スタイルに適した武器やアイテムの形をした制御端末を保有している。これらにより、各メンバーの肉体に埋め込まれた生体リンクと反応し、自由に自身のレネゲイド放出を管理することができるようになっている。

腕部に収納された装甲補強用装置「アームカバー」を使用する。肉体(この場合は機体)の装甲を強化する、という極めてシンプルな、言ってしまえばそれ以外に能力のない機構だが、これには元々回避性能の高い鉄輪の、緊急時の生存能力を高めるという意味でのみ機能しているという点が大きく影響しているものであると言える。
生体リンクは存在せず、全身に組み込まれた機構そのものでレネゲイドの制御を行っている。ただ、本人の「仲間はずれな感じがして嫌だ」という言葉により、額にバーコード型の紋章が刻印されている。バーコードリーダーで読み取ると、彼の好物である駅前のコンビニで売っているから揚げのクーポンが読み取れる。