本人も元UGNチルドレンだが、生まれてすぐに保護されたわけではなく、暫くは非オーヴァードとして一般生活を送っていた。しかし、オーヴァード事件により妹が死に、FHに適格者候補として攫われた際にレネゲイドについて知る。いつしか好奇心は探求心に変化し、気が付けばオーヴァードとして覚醒していた。
その後は自分を攫ったFHセルの壊滅と共にUGNに保護され、チルドレンとして活動することになる。レネゲイド研究にも携わり、様々な功績が相まってか、19歳になると同時にチルドレン教官に就任することになる。

チルドレン達のメンタルケアに重きを置いて活動している為、世界中どこであろうと必要とあらば馳せ参じる。そんなものだからUGNのチルドレン訓練施設がある国には大抵行ったことがあるし、今も世界各地を転々としている。アリオンともそんな旅の最中出会った。紆余曲折あって現在は行動を共にしている旅の相棒だが、やはり同行のキッカケは共通する世話好きな一面故だろうか。

対象に『好き放題甘やかされている幻覚』を見せる。尚、本人は攻撃を行っているのではなく「投降させるために幸福なイメージを送り込んでいる」と思っているらしい。
実際、これだけ聞けばそこまで攻撃性はないように見えるが、「赤ちゃんにされてお世話されないと何もできない屈辱などを強制的に、かつ投降するまで(半永久的に)味わうことになる」と考えれば尊厳破壊もいいところである。精神的ダメージは想像以上の模様。