13歳の時に両親とバスでツアー旅行中、事故に巻き込まれる。
両親は死亡、親戚が存在しなかった湊はそのまま児童養護施設へ。

しかし、事故から全てはFHの計画で、児童養護施設自体が遺産を継承できる人間を選抜するための研究所兼、FHチルドレンとして育てるための施設でもあった。
育成自体が長期的な計画のため、レネゲイドウイルスを徐々に慣らしつつ身体を鍛えながら、実験番号「3710」として施設で過ごすこととなる。
ただ、湊は覚醒までに至らず、周囲のチルドレンから落ちこぼれとして扱われていた。
1年が経過した際、湊の師匠を務めていた人物がチルドレンの脱出計画を実行。
計画自体はうまくいったものの、UGNへの引き渡し直前でマスターエージェントと遭遇。
師匠が苦戦する中、湊は一縷の望みを賭けて捨て身の特攻を行い、隙を作ることに成功。
師匠の決死の一撃でマスターエージェントを撃退した。
戦闘の余波により、傷つき死にかけている湊を救うべく、師匠は一つの決断をする。

「その気高い心と、勇気の焔を絶やすわけにはいかない。　────君は生きて、正しき心でこの聖剣を振るうんだ」

そうして湊は聖剣の王者を継承することでオーヴァードとして覚醒し、聖剣の王者によって生きながらえていた師匠は死んだ。


その後PC4に助けられ、そのままUGNへ所属。
継承した聖剣の王者の力を使う場所や、その理由に悩みながらも今は高校へ通っている。