容姿・経歴・その他メモ

「何だ由苑。また例の力の話か？」
「空から女の子が。まあそういう事もあるか」

北海道軒間市在住。花咲中学校三年生。
中学生にしては妙に物静かな雰囲気を纏っている。
趣味は空手。

性格

物静か、泰然自若。
頭がいいため大抵の事柄は理解する事が出来る。しかしながら、自分の知っている理屈に合わない事柄が起きても『まあそんなこともあるか』で良く済ませる。天然。

経歴

誕生～幼少期

軒間市民病院にて生まれる。
親が高齢であったことから低出生体重であり、その後も体が弱く何度か入退院を繰り返していた。
待望の一人息子であり、親からは大きな愛情を受けて生まれ育った。
また病院での経験から物静かな性格が形成された。

小学校

小学一年生の前期に少し入院しており、その為友達があまりできなかった。
物静かな性格は小学生のウケはあまりよくなく、小学六年生までに出来た友達は結局数人程度だった。
身体が問題なくなった後も心配する親を安心させるために、小学校二年生から市内の空手教室に通い始めた。
その教室の方針である精神の安定と成長を図る姿勢は彼の性格に合っており、みるみる頭角を現した。
小学三年次：北海道小学生空手道選抜大会組手の部ベスト16
小学四年次：北海道小学生空手道選抜大会組手の部優勝(都合により全国大会辞退)
小学五年次以降：未出場

中学校

物静かな性格は変わらないが、周りが徐々に精神的に成長し始めたことによって交友関係もそれなりに広がった。部活は未所属。
周囲の男子が割と子供っぽいせいか大人びて見られることも多く、モテ期が到来しているが本人はあまり気にしていない。
また、小学校高学年時からではあるが成績も非常に良くなり、進学先も期待されている。札幌に行く親についていくのも、進学の事情も少しある。
空手教室は一人前を得たことで一年次に辞めたが、空手自体は自主練を続けている他師範とは時々会っている。
中学一年次に身長が良く伸びたことで筋力も鍛えはじめ、いよいよもって実力としては手が付けられなくなった。

軒間市空手教室方針

一、健全な肉体を形作る事による精神の成長を目的とす。
二、筋力育成は小学生のうちは慎み、中学までの成長が一段落してから行うべし。
三、技を初めに会得すべし。柔を持って剛を制した後剛を身に着けるべし。
四、指導は師範の元でのみ行うべし。素人指導厳に慎むべし。
五、強さのみならず、情を持って一人前とす。

レネゲイドウイルス

小学校四年次に感染。本気での戦闘が出来なくなった他、力の制御をきちんと行う為に大会を辞退した。
シンドロームはエグザイル/ノイマン。とは言うもののエグザイルの影響は『肉体の硬度が増し、攻撃の威力が上がる』、ノイマンは『戦闘技術が上がり、頭が良くなる』程度のもので、ぱっと見ただけでは普通に格闘技が強い人と見分けがつかない。
また『起源種』という特性上、衝動に戦闘力があまり左右されない。

戦闘

軒間市空手を使う。精神指導等のお陰でレネゲイドの衝動に支配されることなく、高度な技術を用いて素手の格闘を行う。
その特性上レネゲイドウイルスの活性化も大分抑えられ、UGN等の戦闘員にも引けを取らない安定した戦闘が形成される。
侵蝕がある一定の値を超えると、戦闘の精度が増す。

交友関係

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由苑 折生

幼馴染、親友。小学生時代からの数少ない友人の一人。進学について話したときは随分心配された。
「俺は人付き合いが良い方ではないからな。迷惑をかけることも多い」

尾上　星夜

親友。小学四年次に引っ越してきたところを由苑と共に友人となった。同じく進学について話したときは心配された。
「何かを隠している感じもする。大方『実は関西弁はキャラ付け』といった所だろう」

小向みなも

友人。クラスメイトとして一定の交友はあるほか他のクラスメイトよりも仲がいい自覚はある。
「トリマーとは何だと思ったら要は動物の理髪師か。そう言えばいいと思うが」

高峰満

友人。上に同じ。家業を継いで親を安心させるという行動について好意的。
「釣りは心の修行にもなるからな。よくお世話になっている」

長井昌

教師。気さくに接してくれるため自分としても好印象。
「生徒が話しやすい空気を作ってくれているのはありがたい」

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