容姿・経歴・その他メモ

プロフィール

･道徳的アライメント:中立･中庸
･性格:
大留太郎時→眼鏡をかけている時。いかにもなオタク口調で話す。人畜無害そうな明るい早口オタク。人付き合いを好み、学校近くの街によく出没して活動しているためか、妙に知り合いが多い。
タルタロス時→眼鏡を外した時。『大留太郎』という｜仮面《ペルソナ》を外し、敵と信じたものを冷酷に排除する、｜冥界の番人《タルタロス》たる姿。
･信念:
大留太郎時→『面白きこともなき世を面白おかしく！』
タルタロス時→『俺の復讐を阻むやつは、排除する』
･よく話す内容:
大留太郎時→オタク話
タルタロス時→あまり話さない

･趣味:市街散策、サブカル鑑賞
･好きなもの:かつての兄、チョコチップクッキー
･嫌いなもの:兄、FH、高菜

人称

･一人称:小生
･二人称:〇〇氏、〇〇殿
･三人称:〇〇氏、〇〇殿、彼、彼女

タルタロス時
･一人称:俺
･二人称:貴様、てめぇ
･三人称:奴、あいつ

オーヴァードとして

･ブリード:オルクス/ノイマン
･コードネーム:｜冥界の番人《タルタロス》
とある友人から贈られたコードネームらしい。

･能力:
太郎独自の因子を領域内にばら撒き、周囲一帯を『冥界』と呼ぶ自身の得意領域へ塗り替える。
『冥界』の中では、ありとあらゆる物質や、液体、気体までもが太郎に従い、"受刑者"に罰を与える。
また、太郎の指令に従う"指揮者"が生み出され、幾体もの"指揮者"が『冥界』内の物質を同時に操作することで、防御や回避を許さない怒涛の波状攻撃を繰り出すことができる。

･覚醒のきっかけ:弟がいることで権力や財産の独占をできない事に危機感を覚えた、兄、空口大地の策略により、事故に見せかけられて殺害される。
しかし、事故現場に通りかかったとある博士によって命を救われ、今は「大留太郎」という別人の名前を使って活動している。

･その他備考:
空口海斗――かつて「大留太郎」と名乗ることになる男は、地方でも名の知れた名家・空口家の次男として生まれた。
幼いころから何不自由ない生活を送っていたが、兄・空口大地だけは違った。弟の存在が、自らの地位や遺産を脅かすものとして映っていたのだ。やがてその嫉妬は狂気へと変わり、ある日、大地は「事故」に見せかけて海斗を殺害しようとする。

だが、運命は彼を見放さなかった。偶然その場を通りかかった一人の博士が、瀕死の海斗を救い出したのである。博士の手によって応急処置を施され、長い昏睡ののち、海斗が目を覚ましたのは――まるで牢獄のような暗い部屋だった。
意識の底で、誰とも知れぬ声が囁く。
「お前は謀略に貶められた。復讐せよ。」

その不気味な言葉を胸に刻みながら、海斗は博士から真実を聞かされる。
兄・大地は、数ヶ月前から〈FH〉（ファルスハーツ）のエージェントと接触し、オーヴァードへと覚醒していた。彼はFHの扇動によって狂い、弟を手にかけるという暴挙に出たのだと。

己の存在が兄を刺激し、家族の破滅を招くと悟った海斗は、博士の助言を受けて姿を変え、「大留太郎」と名乗ることにした。
兄の魔手から逃れるために。そして、いずれ訪れるであろう惨劇……兄が遺産のために両親までも手にかけるという未来……を止めるために。
海斗は博士の協力者として、FHと兄・大地の裏に潜む陰謀を暴く決意を固める。

彼は、特異な精神技法を持っている。幼少期から家の習い事として学んでいた瞑想術や自己催眠術を独自に昇華させたものだ。
眼鏡をかける・外すという条件をトリガーに、戦闘に特化した擬似人格を自らの内に呼び起こす。
それは精神的なスイッチであり、レネゲイドの制御力を極限まで高めるための「もう一人の自分」。

その人格の名こそ、悪を罰する冥府の番人、奈落の権化たる存在──タルタロスである。

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