容姿・経歴・その他メモ

古代種のオーヴァード。無所属であり、常に組織に関係なく行動している。
日々、『正義』によって人を救うための研究を行っている。

相楽の定義する『正義』とは、「人類･社会全体に利益をもたらす」ということ。利益の定義は金銭のみにとどまらず、生命の維持･回復や精神の救済など多岐に渡る。必要とあらば金銭も用意する。

相楽の掲げる『正義によって人を救う』という信念は、つまり「社会全体が他者の利益のために働き、『正義』が循環する」という状態を目指すことを差す。
これは、第二次世界大戦やオーヴァード覚醒による世界の様相を目の当たりにしてきた相楽が、「今の人類には『正義』が足りない。誰かが自発的に『正義』を施して救わない限り、人々がそれを行える余裕がない」と感じたためであった。

常に世界中を飛び回っており、各地に小規模な拠点を構えている。FHやステイス･オブ･グレイス、ギルドといった組織のオーヴァード犯罪から被害者を救ったり、戦争の阻止に奮闘したり、死に瀕した者の命を留めたりと、精力的に他者を助けている。
しかし相楽が誰かを助ける時、必ず一つの『契約』を結ばせる。それは、「一度でもいいから、誰かが助けを求めている時、必ず見捨てないこと」というもの。

その契約が必ず履行される確証はどこにもない。契約書があるわけでも、強制力があるわけでもない。無視を決め込まれてしまえばそれまでになってしまう。
社会には未だに悪が蔓延り、人々の心を蝕み堕落させ続けている。今日もどこかで『正義』の手が届かず、悪へと堕ちる誰かがきっといる。苦労して一人を助けても、二人に手を差し伸べられない。自分だけでは手が届かないことを只々実感させられる毎日に、心がねじ曲がりそうになる。

しかし、相楽は社会を、人類を信じている。いつか彼らが『正義』の到達点に辿り着き、自分が『正義の味方』でなくともよくなる世界が到来することを。

セッション履歴