近接戦闘に特化したチルドレン。また夜の小鳥の影響下にあることから、隠密行動もある程度可能である。
戦闘時には黒い光のマントを身に纏い、そのマントに周囲の風景を映して行動する。たまに残光が黒い羽根のように舞う。

任務には真面目に取り組んでいる。しかし、少々過度にのめり込んでしまう不安定さも見られる。
教官に「レネゲイトコントロールには己の限界を知っておくことが重要」と指導されたことや、自分の能力を手中に収められていることに安心感を覚えるタイプなので鍛錬には手を抜かない。

0歳　神城一族の第一子、令嬢として生を受ける。オーヴァードであることが発覚する

5歳　キュマイラシンドロームによる怪力に手を負いきれなくなった両親、古都璃をUGNに預ける

6歳　レネゲイトコントロールの成績は優秀であったものの、遺産の影響もあり盗難癖が見られる。よって古都璃に必要なのは人間社会で育つことだと霧谷雄吾は判断し、アカデミア初等部へ入学することになる

初等部卒業　優秀な成績を収め、アカデミア初等部を卒業。盗難癖は抑えられ、収集癖へとコントロールすることが出来ている。これ程までに練度の高いチルドレンがいないこと、そして社会勉強のため本州へ一時期間。チルドレンとして任務にあたらせる

現在　任務の初任給をすべてセボンスターなどの安価なアクセサリー、メダルゲーム、泥だんご作成キット……etc,につぎこんでしまった。浪費癖が発覚する

古都璃は神城一族の分家に生まれた。神城製薬はオーヴァードの力に手を染めている部門もあった。そのため覚醒したての幼子に対し、両親はオーヴァードへの理解があった。例え幼子であった彼女がスプーンをうっかり曲げてしまっても、遊具を壊してしまっても、愛してくれていた。
「大半のオーヴァードは弱いエフェクトを発現するだけの事が多い」。そう聞いていたからワーディングに気を付けて育児をし、ワーディングの制御について理解できるようになるまでは保育所に連れていかないことにしていた。

ある日の両親が仕事へ出かけ、家庭教師も交代する時間、五歳だった古都璃は友達である夜の小鳥に囁かれた。
「家の中を探検しに行こう」、と。

それならば古都璃は見に行きたいものがあった。お母さんが特別な日に出かける時に身に付ける、綺麗なネックレスと綺麗なピアスだった。
夜の小鳥は「たしかあの扉だったっけ」とさえずった。
ずんぐりしていてクローゼットより小さな箱に扉がついていた。数字のたくさん書かれた、変わったドアノブを回して開けようとしても、カチカチ言うだけでちっとも開かない。「壊れているのかな」。それは大変！

『立て付けの悪い』扉に指をかけ、開けた。ピアスは付けれないので、ネックレスだけ首にかけて戻ろうとしたら次に教えてくれるはずの家庭教師が今まで見たことがないほど、慌てた顔をしてこちらに来た。

……それからは不安そうな顔をした両親に新しい部屋を紹介された。黒っぽい、あのずんぐりとした小さな箱のような部屋が古都璃の部屋になった。
郵便ポストのような隙間から、悲しそうな、申し訳なさそうな顔をしながら、毎日母親がご飯を届けに来る。家庭教師は大きなインターフォン越しで授業をする。
……意味が分からなかった。どうしてみんなこっちに来てくれないんだろう。どうして皆、扉を開けないのだろう。どうしてお母さんは、今日の分のおやすみのキスをくれないのだろう。
彼女はそこに付けられていた『立て付けの悪い』扉を開けた。

──夕食を運びに来た、母親は、ひしゃけた防御扉を見て、皿を落とした。

とりあえず設定を雑に書き出す
・光り物が好き。教育とか過去の出来事の結果、今の所高価な貴金属ではなく安っぽい光物（セボンスターとか修学旅行のアレとか）を収集している。
・夜の小鳥は光を吸い込む黒色(ベンタブラック)をしているちっちゃいカラス。陽炎の衣の持ち主だけあって見えなくなったり現れたりしている。
・シャインブレードや完全獣化をすると黒いマントを身に纏ったような姿になる。動くと黒い羽根状の光が舞う
・幼児期、成長するにつれて筋力が強くなってしまっていた。スプーンを曲げる程度なら両親は笑って見ていたが、母親のアクセサリーの入った金庫をこじ開けてしまったことから半幽閉状態にされる。が、部屋からも出てくるし、代金もかなりかかるためUGNに引き取られることになる。
・遺産：夜の小鳥の影響もあり、幼少期から光り物を周囲から収集しようとする癖がある。
・幼稚園年長の時にアカデミアへ入学。所持者、場所問わず収集する癖に周囲は手を焼かされたものの、泥だんご作りやセボンスターなどを薦めてみた結果、そちらの方に興味を持つようになった。
・窃盗癖は今は抑えられているものの、浪費家の傾向あり。

1、力が強くなってしまって両親との仲が悪くなってしまった（親「子どもの思考で怪力を振り回すのが怖い」）
2、なので一旦閉じ込めたけど、ドアをあけてしまった→親「怖がってもいかんし組織に預けよう」→UGNへ
3、以上の経歴で、ちょっとコンプレックス
4、力の強い仕事が好き（多分コンプレックスだけど役に立ってる実感があるから、力の使う仕事が好き？）
5、任務に就かないと生きていけないという強迫観念みたいなものもある？（過去の経緯からくるもの）

つり目でいることで弱さを悟られないようにしている


頭にかぶっていると落ち着く、顔を見せない、夜の小鳥、ちなみにワタリガラス
現職：中学校への潜入捜査。
現在は中学生、（潜入捜査中）（高校生になったら帰れるかもしれないと聞いている）（制御方法を会得すれば帰れるかも？）

夜の小鳥、お金をちゃんと使えるようになろうね。

参考にしたもの
エドガー・アラン・ポー『大鴉』
ボンバーガール　ダァクちゃん