容姿・経歴・その他メモ

♪Qualia/KIVΛ

【第三世代】
凡ゆる状況に対し個体のいずれかが対処できるよう、設計段階から全ての個体は得意とする状況へ特化した能力となっており、得意とする条件が個体ごとに異なる。
これは同時に個体同士が敵対した際、有利不利が必ず明確になる構築となっており、離反者が出た場合に誰が対処へ回るか方針がスムーズに決まるデザインとなっている。

【標準市街地区配備機】
各々の個体は自身に適正のある現場へ配備されるが、この時点で所属派閥に偏りが生まれない人事を組まれている。これは特定の派閥に力が集中することを避けると共に、離反者が発生した際に自然と対処する派閥が現れる構造を意図されている。
よって同世代同士の接触は“有利不利の明確な、異なる派閥同士の接触”を意味し、配属先の人員は前提としてこの事態を極力避ける運用が要求される。また開発意図の一つとして、配備先へ求められる“他個体と接触させない”という前提が、UGN同士での衝突を防ぐ効果を期待されている。

【第二種換装済】
“必殺の大技仕込むのではなく所作の一つ一つを有効打とすることで必勝と成るべし”という設計思想から、切り札と呼べる大技は搭載されていないとされるが、万が一の造反時に予想から逸脱した手段に出ないよう制限されているという側面もある。
更に機密レベルの高い設計思想として、本人にも知らせない形での自爆技が搭載されており、行き詰まった状況での最終手段としてのみ、絶対遵守の実行指示と合わせてその存在が本人へ開示されることがある。

履歴

彼は自身のオルクス因子を電気エネルギーに変換し、街中に張り巡らされた送電網や建築物に備わる電気系統へ通わせ、これを自身の領域として成立させる。電柱を起点とした人払いの結界や配電設備を掌握した建造物のスキャンは、彼が“標準市街地区”を専門とする所以でもある。

だが電気回路を張り巡らせることで成立している物はもっと身近に存在する。
彼が生まれた時から常に側にあり、送り込むレネゲイドに対して宿るレネゲイドが調和を示し、詳細を把握することが有意義な物。

例えば、それは彼自身の肉体構成要素だとか。

「......誰からも知らされてはいない、匂わされたこともない。だが......純然な事実として、オレには“自己保存の機構を意図的に破壊することで強引に出力を引き上げる構造”が含まれるのは明らかだ。問題は3つ......何故知らされていないのか......オレ以外にも搭載されているのか......そして、オレ以外の個体が知っているのか......であるな。」

セッション履歴