かなり高身長の狼族(アウリル)。芸に長けており常識離れした身体能力を持つ。
本人も演者としての自覚があり普段からコミュニケーションで大袈裟な言い回しをする。
冒険者となったのは父、「シャート」の影響で、「空舞」と呼ばれる父にしかできないと言われたような空中機動を駆使した演舞で人々を魅了したダンサーだった。
父は冒険にとても憧れており、心の奥底から自由を欲していた。
そんな父の背中を見て、いつかはそれを飛び越える為に努力していた。

だが3年前。父は突然失踪してしまう。
エールは当然混乱したが、やがて自由を求めて突発的に旅に出たのだろうと考えるようになった。
まさしく自由奔放な父のことだ、あり得ない話ではない。

「私ももう20だ。充分羽は伸ばした。
　そろそろ大空に駆けてみよう。私も、偽りのない自由を手に入れてやる...！」

エールの母親...「ハル」はエールが幼い頃に失踪した。
最後に顔を見たのは、エールが5歳の時。
もうその記憶も朧気になりつつある。
生死不明で、15年の間手掛かりがない。
そんな彼女の残したノートには、
「不死鳥の舞」という演目が書かれていた。
何度も加筆修正された後のあるその演目は、
幼いエールを魅了した。
「不死鳥の舞」の動作にはそれぞれ意味が込められている。
エールはこの「不死鳥の舞」を槍術に絡めた戦技として扱う。

名称：アラドヴァル・ポリッシャー
レベル：8
重量：16
命中修正：±0
攻撃力：16
行動修正：－2
射程：至近
装備部位：両
価値：購入不可
効果
《竜狩りの巨槍》：装備者が飛行状態の時に有効。パッシブ。この武器の攻撃力に+［装備者のCL］する。また、シーン内に敵対する「種別：竜、龍」のエネミーが存在する場合、更にこの武器の攻撃力に+［装備者のCL］する。
古き時代、大空を覇した飛竜を地に落とした時にこの槍は「竜狩り」となった。

《アラドヴァル》：フェイトを1点消費し、「エアリアルレイブ」と同時に使用可能。 そのダメージに＋［装備者の【敏捷基本値】］する。攻撃後、飛行状態が解除される。
英雄テルギスは、その巨体に見合わぬ機敏さと爆炎を纏う槍により宙をも舞ったと言う。

《輝槍仮説：「焼燬」》：パッシブ。装備者の受ける火属性魔法ダメージにー5する。またこの武器によるダメージは火属性魔法ダメージとなる。この武器に火属性以外の属性を付与することは出来ない。
輝槍の光とは即ち「火」、空に浮かぶ偉大なる太陽こそこの世のあまねくを照らす大火。故にこそブリューナクとは一度振るえば何もかもを焼き払う炎の槍に他ならない。