設定・その他メモ

晴御

◆生い立ち
白い髪が特徴的で、いつも気怠げな和服姿の26歳男性。
置屋の末っ子で幼い頃から店の芸妓や舞妓たちと一緒に芸事を習っていたため、舞踊に長唄、三味線と一通りの芸をこなす。
特に踊りの腕は飛び抜けており、店の芸妓から教えを請われるほど。
本来なら家業を継ぐ長男以外は、みな就職して家を出ていくことが慣例となっているのだが、晴御については、店の芸子や舞子たちに舞を教えること、上客の座敷に上がることを条件に、家の持ち物である町家に住むことを許されている。


◆斬鬼衆

斬鬼衆への所属は、たまたま座敷に上がった晴御の舞を見た組織の関係者（店の芸子の贔屓）に声をかけられたことがきっかけ。
生来、飽き性で生に対して不感症。舞い躍っている時の張り詰めた空気の中でのみ飽きを忘れられる質であり、舞を教える以外は特に何をするでもなく、大層暇を持て余していたので、暇つぶしくらいの気持ちでこの誘いを受けたのだが、組織に入り、パートナーである古恵良 久芳との出会いを経て、やっと舞踊以外の事に対する欲求(興味)が生まれてきた。
なお、血盟を組んだことにより、濡羽色の髪は真っ白に、うなじには主張の激しい羽の痕印が。「こんなん聞いてへんかったわ」と時折恨めし気に零していたが、今はそれもまんざらでもない様子。


◆血盟
・痕印
　位置：背中／感情：興味→安心
　形状：月→茨／感情：安心→独占欲

・感情：興味→独占欲
元々は、広く『吸血鬼』という存在そのものに対する感情だったのだが、パートナーである『古恵良 久芳に』ついての理解が深まるにつれ、彼自身に対する『独占欲』へと変化した。世界でたったひとり、自分の血しか飲めない存在がいるということ、そしてその存在の執着心が自分に向けられているという事がたまらなく心地よい。
吸血は少量で事足りるとはいえ、指先に滲む程度の血で我慢しているところを見るのが楽しい。我慢できずにがっついているところを見るのも楽しい。(もうひとつの感情「愉悦」でよくない？と思い始めました)


・感情：安心
数少ない身を委ねられる相手(移動の話)であること、また血契や吸血の事もあり無理難題を吹っかけてもおいそれと離れていくことはない(そばにいてくれる)だろうという甘えにも近い安心感、後は単純に「吸血鬼つよ～」というフィジカル面での信頼などいろいろな感情がない交ぜになった『安心』
※ただし安心という感情の裏には不安という感情があるという事をご留意願いたい。ただ晴御の場合は不安が苛立ちとして表出しそうではある。
この感情についても後々変化していくかもしれない(愉悦でよくない？？？)

◆賭けで発生した『罰』について
痛みを与える→趣味じゃないし楽しくない。
突き放す→自分も痛い、痛すぎて楽しむどころではなくなるし本意ではない。
また距離を取ることについて、古恵良の「晴御に痛い思いはさせたくないから」と気遣う言葉の後ろに「だから側において」があると晴御は考えていて、「めっちゃわがままやん」と思っている。
なら、普段言えない事や理性でもって抑え込んでいる欲求をさらけ出してもらうのが、罪悪感や克己心に響きそうなあたり、罰としては一番効果的だろうと判断した。その結果が「好きにして(意訳：我慢すんな※強制)」

◆伏せ
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