設定・その他メモ

僕/あなた

江戸の頃に、ひっそりと存在する山奥の閉鎖的な集落で生まれた吸血鬼。その場所では神にも等しい強い信仰のもと、気まぐれに村人を助けながら、毎晩捧げられる若い娘や男の精氣を糧に生きてきた。

毎日のように極上の餌を手に入れられることもあり、源祖でありながら吸血衝動が強く、吸血によってのみ得られる多幸感に酔っていた。

基本的には穏やかで争いを好まない性質であった為、上等な住まいを用意され、村人たちとも程よい距離を保って共存していた。
しかし、満足のいく上質な精氣を得られない日が続くと、衝動的に村人を痛めつけ、気に入りの餌を拐って（村人の方から捧げられることもあった）三日三晩じっくりと時間をかけて吸血を行ったりもした。

そのような生活が100年ほど続いたころ、山で遭難していた斬鬼衆の男を保護。その男が斬鬼衆だと知らぬまま、吸血を行おうとしたところ反撃を受ける。その後逃げた男は討伐隊を組み、古恵良を拘束。
強力な鬼としてその利用価値を見込まれていたが、源祖でありながら異常に強い吸血衝動があっため、志願者が現れるまでの200年、座敷牢に幽閉されていた。


晴御は決して逆らうことのできない主人であると同時に、極上の餌。二度と誰にも手を出させない。

セッション履歴