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業血鬼が起こしたライブハウスでの大量殺戮事件の生き残りの一人
凄惨な事件の衝撃により、その黒い長髪は全て白くなり、持っていたロザリオの祈りは届かなかった…かに見えた。
ミッション系の学校に通う地味な生徒だったが、とあるバンドのライブにはまり、両親の目を盗んで参加した
それまでの彼女は、両親の言いなりの人形でしかなかった。自由意志など存在しない人生

主は乗り越えられる試練しか与えぬ。だから主に変わって裁きを下す！という狂信に目覚めた　
P2こと【呉藤李衣菜】とはクラスメイトであったが、このライブハウスを期に知り合う。友情が深まるはずだった

「私はやる。神様が私を生き残らせたのなら、その定めに従って人の理を捨てた奴らに裁きを。その為にこの身命がいつ消えようと惜しくはない。天に召されたらクラスメイトが待っているのだから」

狂ったと人は言う、だが彼女はまぎれもなく正気だ

武器は手にした彼女専用に作られたm1911ナイトホークカスタム、彼女はそのひるまぬ姿勢と言葉こそが武器。相手の精神を砕き、己の手で懺悔させるのだ。

さぁ、如月雪乃の人生はここからはじまった　なぜか忘れてしまってるあのヒトに、人生の楽しさを思い出させるのだ

神に目覚めた気になった死にたがり　博愛精神　だが本当に神に愛されているのかいないのか、中々死ねない体質である

当時の事件被害者のリストを見返すのが日課　約束の内と本人は自覚しているがどうもそうではないのだ

お嬢様育ちなので極度の機械音痴＆猫舌　


>本音
生前の呉藤李衣菜に大して強い恋愛感情を抱いていた。が、同性故受け入れられないだろうと諦めていた。
今の記憶を忘れ、自分に依存している彼女の英雄になればと思っている。依存できるなら誰でもいい彼女を、自分だけに振り向かせたい　死に急ぐ英雄願望は、執着の裏返しなのだ

だが、戦いの中で「P2もまた、自分がいないと悲しむ」と感じてからは、自暴自棄は少し減ったようだ。

掌　星に鎖→掌　月に変化

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