設定・その他メモ

元々家庭が貧乏ではないが裕福ではなく、親の機嫌が悪いときには煩わしがられるような環境で育った。親には余裕がなかっただけなのだが、幼い彼にそんな事がわかるわけもなく、親を信頼こそしていたが、怖がっていた。あまり気も強い方ではなく、学校でいじめられることも少なくなかった。

そんな彼は14歳のある日、学校付近にて業血鬼に襲われる。周りには大勢の屍体がある中、死んだはずの自分の目が覚めた。その後SIDにて保護され、自分が吸血鬼になってしまったことが判明する。また、治療する際に、血に触れたピンセットや包帯などが腐食したことから、自身の血が特殊なものになってしまったということも分かる。その血によって周りから恐れられるが、今まで怯えていた、怯えるしかなかった自分が、周りからの畏怖の対象になったことに少しばかりの優越感を覚える。(後々の自信に繋がる)その後保護した者のうち一人と血盟を結び、監視が必要なため、その彼と同棲することになる。

今まで一般人として過ごしてきたが戦う必要ができたため血反吐を吐くような戦闘訓練を行う。(まあ一緒に訓練してくれる人ほどんどいなかったけど)自らの血で自身の武器をも腐食してしまうので、通常の武器が向かないと判断し、血で武器を操る能力を使いこなせるようにした。普通の吸血鬼が使える能力はあまりうまく使えないがこれだけは上手い。
自身の血固めて、武器に変えることができる。普段は腕を引っ掻いてそこから武器を作るが、時には手首を千切り手首を投擲し、片腕そのものを武器にすることもある。得意武器は双剣、血で生成する以前の戦闘訓練で最もよく利用していたもの。