キャラクター概要

小さい頃は周りの人にいじめられていた。
耳は尖っていて、目は赤色。
他の人とは違う見た目は僕にとって捨てたいものだった。
尖った耳が見えないように髪を伸ばし、赤い目が見えないように顔を伏せていた。

けれど、そんな僕をずっとそばで支えてくれる人がいた。
人間であり、双子の兄妹であるマモリだ。

双子だから当たり前だけど、彼女は僕と同じ日に生まれ、同じ分だけ年を取った。
だけど、彼女は僕のことを守ってくれた。彼女は僕の手を引いてくれた。
僕より少しだけお姉さんだった。彼女の背中を僕は見つめ、追っていた―――


だけど、それは昔の話。
俺にとってマモリは対等な相手だ。どっちが姉とかどっちが兄とかはない。
今でもお姉さん面して俺の手を引こうとすることには少し厭気を感じている。
別に嫌と言うわけではないけど…ただちょっと、そこまでしなくても俺はもう弱くもないし、自分でできることはできる。

確かに昔はいつも泣いてたけど、今は別にそんなことないだろ。
俺も少しは強くなったんだよ、ほら銃とか扱えるようになったし体も鍛えた。
だからさ、そんなに心配しなくてもいいんだってば！

キャラメモ

・小さい頃、吸血鬼だったことから目の色や耳の形状を理由にいじめられてた
・気弱でいっつも泣いていた
・だからいつも双子の子に守られた
・守られてばかりではいかないので強くなって自分が守らないとと思い始めるようになった