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約束ですからね！　約束は守るものですよ！
業血鬼は悪いヤツです！　悪いヤツは世のために退治です！
ルールがあると安心します。だって、その通りに生きればいいんだから

父母、二人の姉の五人家族だった。父が人間、母が吸血鬼で血盟を組んでおり、姉二人は半鬼であったが一人だけ人間、吸血鬼や血盟を組んだ人間と比べればひ弱なこともあって猫可愛がりされていた。
自我は幼め。
しかし、修学旅行中に父母の研究成果を狙った業血鬼によって父母と姉は殺されてしまう。
「かわいそうに」「敵討ちしたいでしょう」と駆けつけたフリーランスの讐人に言われて血盟を結ぶことを決めた。だって、私はかわいそうらしくって、こんなことされたら復讐したくなるものらしいから。
父母はたいそうすごい研究家だったので遺産もたっぷりあった。何不自由なく暮らすことはできるが何をしたらいいのかわからないので、戦いなさい、と言われたことはちょうど良かった。

今は父母の研究を受け継ぎつつ（あなたのお父さんお母さんはすごい研究をしていたのよ、ぜひ後世に残すべきだわ、と言われたので）、フリーランスで回されたお仕事をしている。

基本的に考えることが苦手で、思考停止ぎみ。つづみのことは頼りになるお兄さんだと思っている。これに従っておけばとりあえず安全。（でも前のルールに沿って行動するのでよく飛び出す）

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