設定・その他メモ

「SID所属監督官、現戒　刻（うつつかい　とき）だ。それで……今回の案件は？」
「馬鹿野郎！　俺がまだ発砲許可出してねぇだろうが！　何勝手に撃ってやがんだ！」
「――言いたくないなら言わなくていい。言いたくなったら言え。その時までは俺も生きてやるよ」
「お前ら、準備はいいな？　……仕事の時間だ」

・事件以前は臆病な高校生。ことなかれ主義の、一般男子高校生だった。
・家族を吸血鬼に襲われて失くしている。現場にはいたのだが、様々な幸運が重なって吸血鬼に見つからずに難を逃れた。
・SIDに保護された後、１年ほど保護下に居ながら引きこもり自罰精神にさいなまれていた。しかし『俺が今出来ることは、ただ縮こまっている事ではない』『このまま奴らに怯えて過ごし続けるなんて御免だ』という想いで監督官候補に志願。
・監督官としての意地、プライドは『俺みたいな奴を増やさない』『その為には強さ、力こそが必要』というもの。しかし、年齢的にも身体能力的にもとても現場で戦えるほどではないため、監者としての能力を伸ばすこととなった。
・性格的には冷静で真面目。普段の様子だと結構高圧的な所があり、「来い」と命令口調なのが目立つ。根は相手の事を思いやり相互理解を信条としているため、踏み込んでほしい所に踏み込み、触れてほしくない場所には許可を取るまで触れない。『人を仮にも従わせるのなら、そいつを道具のように扱うことがあったとしてもそいつの心を引きずりたくはない。それこそ、業血鬼と同類だろ』という所。
・羞恥心のスイッチが他と違い、『劣等感や失敗、弱みを知られる』辺りに羞恥心を感じる。そこ以外は別に恥ずかしいとはそこまで想わないため、割と『可愛い』とか言いがち。

イメージ
（手に鎖をもって二人を鎖につないでいるが、その鎖を持つ手には血が滲んでいる）
（変化を恐れない。むしろ、現状維持より変化こそを望む）（『家族を失って縮こまっていた自分』から脱却したことを肯定するために、その価値観を是としている）

好きな食べ物：ドーナツ　嫌いな食べ物：辛い物全般　
趣味：身体訓練、射撃訓練。『鍛えれば鍛えるほど、力がつく実感があるのが好き』というのが本人の談。後は、実は映画好きで一週間に一回は映画を見ている。恋愛映画、家族映画は避けがち。
特技：精神分析。血盟になる、と決めてまずやったことが『心理学の勉強』だったことから、簡単なコールドリーディングやプロファイリングはアドリブで行える。
欠点：自分の事を軽視したり、自虐的に構えたり、自分の問題を相談しなかったりする。心の底に『自分は何もできなかった』という無力感、自罰感情が泥のように残っているため、深層心理では自らの事をかなり低く見ている。
後は日常的な部分が結構ダメ。掃除炊事洗濯に関しては、本当に最小限の知識とスキルしかない。
身長：167cm　体重：60kg

吸血鬼全般に対する印象
『化け物だな』という恐怖が２割
『人類の敵である』という敵愾心が２割
『こいつらに屈するわけにはいかない』という反骨心が６割

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