設定・その他メモ

「大神 徹だ、よろしくな」
「豪傑鬼は殺す。それだけだ」

長身　黒スーツの日本人男性。２４歳。

自身の結婚式会場を豪傑鬼に襲われて、花嫁を含め親類縁者を全て失ってしまう。
自身も生死の境を彷徨い、SIDの病院で治療・リハビリの過程で適性が判明。
同様の悲劇を繰り返さないため、せめて手の届く範囲の人を守るためにも、豪傑鬼を倒すことを決める。
※自身の仇である豪傑鬼はすでに、SIDで処分済

吸血鬼（半鬼含む）に対して思うところがない訳ではないが、特に差別意識などはなく対等な人として接する。
豪傑鬼は、どんな事情を抱えていても精気を用いて強化された格闘術で倒す。
※常に予備の手袋を持っている

常に、自分と嫁（故人）の結婚指輪を通したネックレスを身につけている。
また、嫌な事があると飴を齧る癖がある。
※甘味好き。酒は嗜む程度でタバコは嫌っている。

血契の相手であるゼラは、あくまで仕事のパートナーだ。だが彼女の存在は、大神になぜか安心感をもたらしている。
それが、豪傑鬼との闘争を継続できる事によるものか
身近な守る対象が健勝である事によるものか
あるいは他の理由なのか、大神自身にも分からない（意識したことがない）

吸血される際には、後ろを向いて首を傾ける。後ろを向くのはゼラへの信頼を表している。
（吸血時、ゼラには結婚指輪を通したチェーンが見え、大神にはゼラの表情は見えない）

血契を結んでから、大神の視界からは色が消え、全てが灰色となった。
最愛を失ってから感じていた世界が、そのまま視覚化されたように感じている。
多少不便に感じる時もあるが、慣れつつある。

本部の倉庫の一角を自室にしており、普段は資料室で過去の事件を調べているか、トレーニングをしている。
気が向けば、散歩がてらゼラの様子を見に行く事もある。