血牙の魔剣
- 知名度
- 17
- 形状
- 直剣
- カテゴリ
- 〈ソード〉A
- 製作時期
- 古代魔法文明
- 概要
- 特定条件を満たした場合にのみ、宣言型戦闘特技を発動出来る剣
- 効果
-
[常]封印処理
能力制限処理及び重量改造が施されています。魔法の武器+1化済。
【ブラム・スカーラット専用武器】[常]血牙の代償
この武器を装備した時、もしくは装備したまま自分の出番開始時、現在のラウンド数に等しいHPダメージを受けます。
この武器を装備時、戦闘終了まで装備変更不可となります。[常]必殺剣
以下の3つの条件を満たした場合にのみ、宣言特技《血牙断獄剣》が発動可能になります。
一戦闘中に一度まで発動可能で、発声不可状態では発動できません。
・対象とする敵対陣営のキャラクターが最後の一人。
複数部位のキャラクターの場合は、最低一部位が破壊済かつコア部位を対象として攻撃宣言可能。
・対象とする敵対陣営のキャラクター・部位が最大HPの半分以下。[宣]血牙断獄剣
宣言時に任意の値だけHPとMPを消費する事ができます。HPが0になるように消費することはできません。
消費したHPとMPを足して2で割った値(端数切り上げ)に等しい数値を、命中力及び追加Dに加算して攻撃判定を行います。
クリティカル無効能力を無視し、対象の防護点を無視します。
攻撃の命中確定時、この特技を宣言した者は特技名を発声する必要があります。用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 射程 備考 1H両
20 +1 30 10 1 2H
20 +1 40 10 1
由来・逸話
ジニアスタ闘技場に現れた正体不明の男が持ち出してきた魔剣です。
冒険者ブラムが望む「かっこいい必殺技を放てる剣」の要求に応えたものとなります。
また、ブラムが振るえるようにするための安全装置として、非常に強力な封印処理が施されているようです。
刀身は鈍く煌めく赤黒さが目を引きます。
鞘にはこの魔剣が持つ能力を不活性化する処理が施されていますが、鞘から抜いた後は鞘に収めるまで装備者の生命力を喰らおうとし続けます。それ故に刀身が晒されている時間が長くなれば使用者が抵抗し辛くなるようです。
また、装備者の精神状態を読み取っているため、戦闘中の精神状態であれば鞘に戻すことができません。
装備者が抵抗をやめ、一気に生命力や精神力を喰らわせると刀身が波打ち始めます。
生命力や精神力を取り込み続けると、今度は血煙が溢れ、刀身に纏わりつき始めます。その状態で魔剣を振るえば纏った血煙と共に対象の材質を無視して敵を両断することが叶うでしょう。
しかしながらその代償から、能力を開放する際には必殺としなければその後の使用者に危険が及ぶことは間違いありません。
男曰く「必殺技って、必ず!殺す!技!……のことだよね。それを魔剣の力で成し遂げたいのならこういう武器がいいんじゃない? いやぁ、男の子!だねぇ!」