1年目

同僚が猫を拾ってきた。彼の自宅は紙製の機密書類に溢れているから飼いづらく、私に預らせたいそうだ。
普段からマギスフィアに早く習熟しろとあれほど言っておいたのに。哀れなやつだ。

2年目

この猫はやたら賢い。ミーミーと鳴くから「ミミ」と名付けたが、もうそれが自分の名だと理解している。
私が構える時と構えない時の見分けもついているようで、手間がかからず可愛がる事が容易い。

3年目

賢さの種が分かった。ミミはミアキスだった！　〈マギスフィア(小)〉を従えている様を見てようやく発覚した。
人の姿にはまだ成れないようだが、これからは人族の子として教育していこう。

5年目

ミミは安定して人の姿を取れるようになった。私のことを「父さん」と呼び慕い、引き取った時から見せてしまっていた仕事にも強い興味を示している。
並外れた賢さ(E:12[6,6]+6)を持つこの子だ、上手く育てば私以上の内偵になれるだろう。

7年目

ミミに純粋な射手としての偽装を身に付けるように指導する。お気に入りの〈ガン〉を外で握れないことに泣いてしまった。
だが、それ以上に憧れである内偵に差し障らないためだと理解できているようで、ぐずりながらも反発はしなかった。

10年目

未だ完全な人間の姿を取れるよう(冒険者レベル6)になってはいないが、冒険者ギルドに登録をさせた。冷めた目をした指揮官風の女を当面の目標にしたようだ。
テラスティア大陸にルーツを持つ者同士としての同胞意識があるのだろうか？

1X年目

ミミはすっかり完全な人間の姿を取れるよう(冒険者レベル6)になっている。近頃は蛮族の女に接近された事を逆手に取り、御し易い情報を流したり、蛮族の情報を引き出したりしているようだ。
危険な仕事だが、気取られる事なくこなしていると見える。よく私を超えてくれたものだと感慨深い。

15年目

ハイペリオン級の冒険者として、少々名を知られ過ぎたと気に病んでいるようだ。余程のこと(アビスカース)がない限り本業はバレないだろうと言ってもなかなか落ち着かない。
ならば変化の腕前(冒険者レベル)を上げる事だと諭すと、ようやく立ち直った。この辺りはまだ若いな。

A 強化1回目

ABT ピースメーカーA、人族への追加ダメージ+2 アビスカース表(45) ＞ 「滑り落ちる」　携行時　戦闘中の手番開始時に1dし、出目が「1」なら手に装備または保持しているものをすべてその場に落とす（その手番の主動作で拾う事は可能）。
ABT ピースメーカーA振り直し(累計2回目) アビスカース表(12) ＞ 「嘆きの」　装備時　近くに敵がいたり、長い緊張状態が続くと涙が止まらなくなる。戦闘中なら「射程：術者（自身）」「射程：接触」以外の効果で対象を選べなくなる。
ABT ピースメーカーA振り直し(累計3回目) アビスカース表(11) ＞ 「自傷の」　装備時　この武具を装備中に装備者がクリティカルを発生させた時、装備者のHPが5点減少する。

B 強化1回目

ABT ピースメーカーB、人族への追加ダメージ+2 アビスカース表(12) ＞ 「嘆きの」　装備時　近くに敵がいたり、長い緊張状態が続くと涙が止まらなくなる。戦闘中なら「射程：術者（自身）」「射程：接触」以外の効果で対象を選べなくなる。
ABT ピースメーカーB振り直し(累計2回目) アビスカース表(63) ＞ 「碧を厭う」　携行時　自然の中では落ち着かなくなる。自然環境（『Ⅰ』108頁）では行動判定に-1のペナルティ修正を受ける。
ABT ピースメーカーB振り直し(累計3回目) アビスカース表(42) ＞ 「定まらない」　携行時　戦闘中の手番開始時に1dし、出目が「1」なら《ターゲッティング》とそれを前提とした戦闘特技を習得していないものとして扱う。
ABT ピースメーカーB振り直し(累計4回目) アビスカース表(16) ＞ 「無謀な」　装備時　防護点が2点減少する（最低0）。
ABT ピースメーカーB振り直し(累計5回目) アビスカース表(14) ＞ 「差別の」　装備時　特定の分類に対して与える物理ダメージ・魔法ダメージが2点減少する。分類は「分類決定表」で無作為に決定する。
アビスカース分類決定表(16) ＞ 「蛮族」「動物」「植物」「アンデッド」「魔法生物」から任意

A 強化1回目

ABT ウェルロッドA、命中力+1 アビスカース表(26) ＞ 「陽気な」　装備時　精神抵抗判定に失敗するたび、笑いが止まらなくなる。次の手番終了時まで行動判定（『Ⅰ』123頁）に-1のペナルティ修正を受ける。この効果は累積する。
ABT ウェルロッドA振り直し(累計2回目) アビスカース表(46) ＞ 「悪臭放つ」　携行時　強い悪臭を放つ。所持しているだけで他のキャラクターに不快感を与え、隠密判定に-2のペナルティ修正を受ける。さらに冒険者ランク（『Ⅱ』137頁）が1段階低いものとして扱われる。
ABT ウェルロッドA振り直し(累計3回目) アビスカース表(43) ＞ 「錯乱の」　携行時　戦闘中の手番開始時に1dし、出目が「1」なら近接攻撃を含む「射程：接触」の対象に効果を使用する際、対象は同じ位置（エリア、座標）の全てのキャラクター（敵味方含む）から無作為に選ばれる。
ABT ウェルロッドA振り直し(累計4回目) アビスカース表(36) ＞ 「マナを吸う」　携行時　魔法や練技など、自身の意思でMPを消費する効果を使用する場合、すべてのMP消費が1点上昇する。
ABT ウェルロッドA振り直し(累計5回目) アビスカース表(43) ＞ 「錯乱の」　携行時　戦闘中の手番開始時に1dし、出目が「1」なら近接攻撃を含む「射程：接触」の対象に効果を使用する際、対象は同じ位置（エリア、座標）の全てのキャラクター（敵味方含む）から無作為に選ばれる。
ABT ウェルロッドA振り直し(累計6回目) アビスカース表(32) ＞ 「代弁する」　装備時　自身の会話は、そのまま武具が魔法文明語の聞き取りづらい声で話す。装備中は魔法文明語以外の言語で会話は行えず、妖精魔法、魔動機術を行使できなくなる。
ABT ウェルロッドA振り直し(累計7回目) アビスカース表(13) ＞ 「優しき」　装備時　敵に同情してしまう。敵対するキャラクターを対象にする場合、対象のHPが1点以上減少しているなら命中力判定、魔法行使判定に-2のペナルティ修正を受ける。
ABT ウェルロッドA振り直し(累計8回目) アビスカース表(64) ＞ 「我慢できない」　携行時　セッション中に1日の始まりを迎えるたび、趣味や嗜好品などに「冒険者レベル×10」ガメルを出費しなければならない。趣味や嗜好品が消費できない環境であれば、翌日の朝まで最大HP、最大MPが「冒険者レベル」点減少する。
ABT ウェルロッドA振り直し(累計9回目) アビスカース表(14) ＞ 「差別の」　装備時　特定の分類に対して与える物理ダメージ・魔法ダメージが2点減少する。分類は「分類決定表」で無作為に決定する。
アビスカース分類決定表(15) ＞ 魔法生物
ABT ウェルロッドA振り直し(累計9+1回目) アビスカース表(41) ＞ 「鈍重な」　携行時　移動力が半分（端数切り上げ）になる。

B 強化1回目

ABT ウェルロッドB、命中力+1 アビスカース表(61) ＞ 「正直者の」　携行時　嘘、方便がすぐばれるようになる。真偽判定の対象となる場合、-4のペナルティ修正を受ける。

強化1回目

ABT インジェクター、命中力+1 アビスカース表(15) ＞ 「脆弱な」　装備時　魔法ダメージを受けるたび、そのダメージが+1点される。