経歴

現在に至るまで

冒険者を志し、放浪を続けていた青年
新人冒険者としての実力『は』十分にあり、
更に言えばナイトメアの差別等の要因はほとんど無いと言うのに、
今と言う日まで放浪していた。
それは何故か。

絶望的に方向音痴なのである。

元々冒険者の本場たるゴケルブルグを目指して旅をしていたのだが、
何を血迷ったのか山岳方面へと足を進め、
白百合亭が事業を始めんとする地、マグノア草原国へと辿り着いたのだ。

放浪歴が長いのもあり、最低限の交戦は行っているが、
盗賊との一戦、キャラバンを襲う魔物との一戦、そして幾重なる狩り程度の物で、
交戦経験自体は乏しいと言える。

・冒険者を志している理由

カルムは、元々冒険者の家庭に生まれた為、
必然的に冒険者と言う職業に触れる機会が多かった。

それ故、彼が冒険者と言う職を志すのは当然であったと言えるだろう。

・好きな食べ物

カレー、ハンバーグ、オムライス、炒飯、ハンバーガー、ステーキ、アジフライ、ペペロンチーノ
その他皆大好きなもの。

・嫌いな食べ物

ピーマン（焼いた物）、セロリ、キノコ、ナス、ゴーヤ、タンポポ、コーヒー

白百合亭である理由

彼自身が冒険者の家庭にて生まれ育っている為、
両親が所属するギルドに所属すればいいのではあるが、
彼はコネでの入団を望まず、自らの足で自らを受け入れるギルドを探すことに決めたが故。

後はプリプレイにて諸々。

・幼少期の記録

幼い頃より年が１５を数えるまで、カルムは冒険者たちの中で生きて来た、のは前述の通りだが、
その為に、彼は酒場と言う物に幼い頃から触れて来ている。

彼の両親が所属していた冒険者ギルドは、酒場を中心に展開するギルドであり、
たまにそこに顔を出しては、手伝いをしながら冒険者たちの自慢の冒険譚を聞くのが彼の日常であった。
剣の振り方は其処で学んだし、強者の纏う空気と言う物も同じく学んだ。
生き残る術は冒険者たちの自慢話で幾度も聞いたし、
食えないように見えても案外食える物があるというのも聞いた。
そんな酒場こそが、『彼の世界』の中で唯一の飲食店であり、憩いの場なのだ。

それ故に、彼は『酒場のメニュー』以外に高尚な料理等は知らない。

「……ドレスコード？……なんだ、それは。ドレスは…分かるが、コードとはなんだ。」

特に、菓子の分野に於いてはこれは顕著になってくる。
彼が知る菓子は其れこそホールケーキ程度の物であり、
『甘いもの』と言えば過剰にホイップクリームを塗った『それ』なのだ。
過剰に甘いそれを彼は苦手としており、其れ以外に何も知らない為、甘味に対していい印象は一切抱いていない。

・放浪を始めた後

１５の誕生日を迎えた日に旅を始める。
予ねてより両親に伝えていた、言葉の通り、その日の朝焼けを目にしながら、出立。
以降３年間、彼は放浪を続けていた。
宿泊のほとんどは森林区での野宿であり、村に着いて宿を借りることは稀。
その為、世間の動きと言う物に非常に疎い。
基本的な世間の構造は知っているものの、ここ３年で○○王国の国王が入れ替わった、だとか、
○○帝国の皇帝が暗殺された、だとか。○○で強い魔物が発生した、だとか。

それこそ、人から興味のない情報を得ようとすることに慣れていないのもあり、
噂等に対しても相当に疎い。聞き込みはかなり苦手とする分野である。

・ナイトメア差別に関する認識

旅に出る前に、両親からある程度の概要を聞くことで、凡その理解をしていたが、
実際に放浪中に、角隠しのバンダナを取った姿を目撃されるまでは、その実感を持てて居なかった。
が然し、実際に見られた際に、その差別の苛烈さを知り、以降、出来る限り角を隠すことを心掛けるようになった。

・英雄観

『絶望した誰かは、他者には救えない。英雄とは、救える人々が絶望せぬよう護る者』

斬り捨てる物は斬り捨てねば、人は栄光を為せない。
彼が両親より語られた『英雄』の在り方である。

然し、彼が語るこの言葉の裏には、

「だから、私は英雄にはなれないよ。」

と言う父の言葉が隠れている。

無口で、常に冷静な様に振る舞いはするが、
『恩義を重視する』と言う性格から、その内面は推し量れる。

情熱に身を任せ、時に理論を伴わない判断も反射的に行うことさえある。
極限まで感情論を突き詰めるが故、『救えない』相手でも、情に絆されれば手を伸ばす。

神官である父の言葉の通り。
その熱情を受け継いだ彼も、恐らく英雄には成り得ないのだろう。

誕生日

4/25。

マギテック/第6輪より

魔動機に対する認識が、此度の一件を経て、
『不可思議な超技術』から『使える道具』へと変化し、
それを戦闘に活かす為、学んだ。
マギスフィアに備えられる最低限の機能は頑張って身に付けた。偉い。

履歴

セッション履歴

収支履歴