特殊能力

○生ける棺

　“戦火の申し子”アガフォン・ドラガノフが受けていた効果をそのまま引き継いだ状態で、ラウンドの途中から戦闘を開始します。
　このエネミーに対する魔物知識は「真偽判定」で代用されます。判定の結果、知名度に達成値が届かなかった者は対象を「分類：人族」と誤認します。誤認中のキャラクターは「分類：魔神」に対して効果を持つ魔法やアイテムなどで効果を得ることができません(知名を得ている他者から「分類：魔神」に影響を与える効果を受けた場合は有効です。誤認が解けた時点で効果は発動します)。誤認を解くためには自身の手番中に補助動作で目標値「27」の真偽判定に成功する必要があります。この試みは、1Rに1回までです。
　また、4ターン目が終了すると同時にこのエネミーは行動不能となります。戦利品は通常通り回収できますが、残ったHPに応じて後の判定に影響があります。

○複数行動=4回、複数宣言=4回

○瞬間達成値+3

○痛恨撃

　打撃点決定の2dの出目が10以上だった場合、打撃点をさらに「+20」点します。

○魔法適性

　《ターゲッティング》《魔法拡大すべて》《鷹の目》《マルチアクション》を習得しています。

○戦闘特技

　《全力攻撃Ⅲ》《薙ぎ払いⅡ》を習得しています。

○飛翔Ⅱ

　近接攻撃に対する命中力・回避力に+2のボーナスを得ます。

○簒奪者の御手

　近接攻撃の距離が「射程：1(10m)」に変更されます。
　自身が打撃点によるダメージを与えるとき、「1d6」を振って「4以上」が出た場合そのダメージを魔法属性に変更します。複数を対象に同時に打撃点が発生した場合でも、この確認は1回です。

○精神効果・通常武器無効

○獄炎の加護

　自身が受ける確定ダメージを除くすべてのダメージを常に10点軽減します。
　手番開始時、HP10点を消費して自身が被っている望まぬ効果を解除できます。ただし、この対象は「真語魔法・操霊魔法・深智魔法・神聖魔法・妖精魔法・森羅魔法」に限られます。

○宿魔の血統／生命抵抗／20(27)／消滅

　自身の近接・遠隔攻撃が命中した対象または自身に攻撃を命中させた対象を、眠りに誘います。適応ダメージが0であった場合も、対象は「27」を目標値として生命抵抗を行います。抵抗に失敗した者は、即座にその場で眠りに落ちます。効果は18R続きます。
　この眠りは「呪い+精神効果」属性です。【サニティ】や【アウェイクン】で対象を起こすことはできません。解除に達成値の比べ合いが必要な場合、「27」が目標値となります。

▶冥き炎／精神抵抗／24(31)／半減

　この行動は、主動作2回分と見なされます。「射程／形状：自身／全エリア(半径50m)20」を対象に、炎で対象を焼き尽くします。対象は「k40[10]+24」点の炎属性かつ呪い属性の魔法ダメージを受け、抵抗に失敗した場合は乱戦を無視して術者の任意の方向に最大10m強制移動させられます。
　この能力は、同一手番中に複数回使用することはできません。

▶召異魔法15Lv／22(29)