バセル殿が紹介してくれた商人・アシム殿は私が行った時にはもう襲われた後だった。
必死になって癒しの術を使い、最期の言葉が聞けたのは幸運だったのだろうか。
黄金のキャラバンへ。そう言った彼に手槌を託されたものの、殺人犯に間違えられてしまった。
逃げ惑うことになってしまったが、そのお陰でユーミラ殿に出会えた。
この命自体、ワリム殿に繋げてもらったようなものだが、人との縁すらも繋げてくれるとはやはり偉大な人である。
アシム殿、ひいては手槌を狙う暴漢に襲われながらも、雪景色の中で見た故郷はあまりにも遠かった……。
後ろ髪を引かれながらも、次の都市に向かうこととする。

ユーミラ殿の姉君に助けてもらい、黄金のキャラバンと合流するまで
旅芸人の一座に加えてもらうことになった。
……私に演劇の才能があると褒めてもらったが、うん、そうなのかな。

そんな公演の熱も冷めやらぬ夜、突然舞い込んできたハンマーヘッド捕獲依頼に振り回されつつも、
私たちはグリフォンの子供を追う姉妹、ウルリサとサウリルに出会った。
黄金のキャラバン出身の彼女たちの導きもあり、私たちはレッサーオーガが街の商人に成り代わっていたことを知る。
辛くも魔物を倒したものの、"三彩の魔女"ヤミアデミア
――九至宝に匹敵するかもしれないという、ヌイ・アッシャールの財宝を狙う存在はあまりにも不穏だ。
その魔女が時の卵を狙うのであれば、対決する日が来るのかもしれない。用心するに越したことはないだろう。

姉妹の伝手を頼り、何とか黄金のキャラバンにたどり着けそうだ。
この手槌の秘密、ひいては時の卵に繋がるのだろうか。
いや、弱気になってはいけない。故郷を救うため、僅かな希望でも繋げてみせよう。
次の目的地はダドワミとなる。キャラバン本隊との合流が楽しみだ。

ゆめまぼろし、という言葉を深く考える一日だった。
ダドワミへ向かう途中に出会った商人・デミル殿。
偶然私たちのPTと共に夜を超すこととなった彼は（取引も兼ねてだろうが）名前入りの蜂蜜の黄金酒を分けてくれた。
これはこの土地の名産であり、また名入りの酒は求婚する際の贈り物として有名なもの。
彼はそう語り、私たちならばと、ダドワミの酒場で働く黒髪の美しい女性・トレミ殿に渡すよう頼んできたのだった。
旅路を急ぐ理由が増えた。これも旅の縁、立派に依頼を果たして見せよう。
――そんな気持ちをあざ笑うかのように、非情にも突如奈落の魔域が現れ、私たちを飲み込んだのだった。
しかし、神は私たちを見放さなかった。
ダドワミによく似た魔域の中、月神と太陽神の夫婦のご加護を受けた私たちは
見事魔犬との争いに勝つことが出来たのだ。
不思議なことに、酒を渡して欲しいと頼まれていたトレミ殿がそこにおり、
依頼通り酒を渡すと魔域はあっさりと砕け散った。

現実へと引き戻された私たちを待っていたのは、商人と犬の白骨化した死体であった。

ダドワミで黄昏の子猫亭を切り盛りする、灰色がかった髪を持つトレミ殿曰く、
商人・デミルは「27年前に亡くなった」ということらしい。
奈落の魔域は、無念の死を遂げた彼から記憶を吸い上げたのだろう。
無情か、それとも奇跡か。彼から預かっていた蜂蜜酒は、無事トレミ殿の手に渡った。
酒を交わしながら、ひと時交わっただけの故人を想う。
これも冒険者ならではの出来事なのかもしれない。

トレミ殿が過去に会った旅の神官の話をしていたけど、まさか……まさかね。

情報を得たいのならば、黄金のキャラバンで地位を得よ。
メゼー・ルドラについていき、遺跡を調査
兄貴
洗剤まみれになりながら死にかけている男
カデア・オーマ
無法都市・ヒューマに住む、宝探しをする男、ヘキマ・オーマの息子
遺跡荒らしの家系らしい。
あの手槌ーーサソリが刻まれたそれはヌイ・アッシャールのもの
蛮族に奪われてしまったら、古のように蛮族に支配されるかも

サヤリという女性を探す・
姉妹が自分と近しい境遇。実の兄ではない人に裏切られた私の悲しみを思うと、
肉親を肉親に奪われた彼女たちの悲しみとはいかばかりか。
事実を調べ、協力してあげたい。
カニ退治した。
アンデッドに襲われた村。

妹・ファディオを探す冒険者・ヤザンとの出会い

ファディオは奴隷商に連れ去られていた。

兄妹共々このPTに参加してもらうことになった。
いつの間にか大所帯になっていて驚く。

黄金の蜂蜜酒は渡したよ。お兄ちゃん。
私は未来を信じてみようと思う。
きっと、家族の未来を取り戻して見せる。