アプケロス
- 知能
- 動物並み
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 言語
- なし
- 生息地
- 荒地、砂漠、火山
- 知名度/弱点値
- 6/11
- 弱点
- 雷属性ダメージ+3点
- 先制値
- 10
- 移動速度
- 12(四足)/―
- 生命抵抗力
- 5 (12)
- 精神抵抗力
- 3 (10)
| 攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 尻尾 | 3 (10) | 2d+2 | 2 (9) | 3 | 25 | 8 |
特殊能力
[常]炎に強い
自身が受ける炎属性のダメージを自動的に-3点します。
[常]微弱な存在
この魔物は基本的にあらゆる近接攻撃や遠隔攻撃、「形状:射撃」および「形状:起点指定」かつ「対象:1体」となっている魔法の対象になりません。ただし、「形状:貫通」および「形状:突破」の処理において出目が1~3であった場合や「対象:〇エリア(半径:△△)」となっている魔法は、この能力を無視して対象に含むことができます。また、自身が乱戦エリアに存在している間、この能力は適用されません。
[宣][準]かばうⅠ
戦闘特技《かばうⅠ》(詳細⇒『Ⅰ』285頁)と同じ効果です。
[主]集団防御
防御陣形を組み、衝撃に備えます。10秒(1ラウンド)の間、自身と同じエリア(基本戦闘)、または半径3m以内の任意の座標(上級戦闘・熟練戦闘)にいる自身を含めたアプケロスの防護点を+1します。この効果を受けているキャラクターは、あらゆる主動作を行うことができません。また、この能力は効果範囲内にアプケロスが2体以上いなければ使用することができません。
[常]ハートギフト
この魔物が「[主]捕食」などの能力の対象となったとき、その能力の回復量に+10点します。
戦利品
- 自動
- 生肉(10G/赤B)
- 2~5
- アプケロスのキモ(30G/赤B)
- 6~9
- トロ肉(50G/赤B)
- 10~
- 大トロ肉(90G/赤A)
解説
主に乾燥地帯に生息する草食竜です。背中を覆う甲羅と棘の付いた尻尾が特徴で、体格は草食竜としてはかなり大柄です。アプトノスの近縁種とされていますが、火山や砂漠といった食糧確保が困難な地域に生息しており、それ故に温厚なアプトノスとは逆に縄張り意識が強く攻撃的な性格です。巣に近付いただけでも攻撃態勢に入り、縄張りを守ろうとします。一度外敵と認識すると、多少距離を置いた程度では警戒を解かず、その視野から相手が消えるまで執拗に追跡して追い立てます。特に卵を狙う外敵には容赦が無く、《掻鳥》クルルヤックに攻撃を仕掛ける様子も確認されています。皮膚は水分を逃しにくい独特で硬質な構造になっており、そのまま鎧のような役割も果たしています。特に背面部の守りは堅く、草食竜にしては強い生命力も持ちます。腹部は比較的柔らかく、小型の肉食竜にその腹を狙われて捕食される事があります。
大型の魔物の襲来などによって群れに危機が迫ると、複数頭の個体で「集団防衛」と呼ばれる、弱点である腹部を守り合いながら敵方の攻撃に備える防御体勢をとります。肉は筋肉質で程よい歯ごたえがあり、味もよいためアプトノスとはまた違った上質な食肉としての需要があります。また、卵も非常に美味で栄養価も高く、美食家からの人気が高いことで知られています。さらに近年では特殊な製法を用いることで、キモから優れた薬効成分が取り出せる事が発見され、価値が高騰しています。需要こそ高いものの草食種のモンスターの中では気性が激しく、家畜化にはまだ成功していません。家畜化されていないアプケロスの肉や卵、キモは安定供給が困難であり、それ故に市場に出回る事も少なく、高値で取引されています。