アプトノス
- 知能
- 動物並み
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 中立
- 言語
- なし
- 生息地
- さまざま
- 知名度/弱点値
- 6/11
- 弱点
- 炎属性ダメージ+3点
- 先制値
- 10
- 移動速度
- 12(四足)/―
- 生命抵抗力
- 5 (12)
- 精神抵抗力
- 3 (10)
| 攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 尻尾 | 3 (10) | 2d+2 | 2 (9) | 2 | 20 | 8 |
特殊能力
[常]微弱な存在
この魔物は基本的にあらゆる近接攻撃や遠隔攻撃、「形状:射撃」および「形状:起点指定」かつ「対象:1体」となっている魔法の対象になりません。ただし、「形状:貫通」および「形状:突破」の処理において出目が1~3であった場合や「対象:〇エリア(半径:△△)」となっている魔法は、この能力を無視して対象に含むことができます。また、自身が乱戦エリアに存在している間、この能力は適用されません。
[常]ハートギフト
この魔物が「[主]捕食」などの能力の対象となったとき、その能力の回復量に+10点します。
戦利品
- 自動
- 生肉(10G/赤B)
- 2~5
- なし
- 6~9
- トロ肉(50G/赤B)
- 10~
- 大トロ肉(90G/赤A)
解説
主に緑が豊かで温暖な気候の地に大規模な群れを作って生活している草食竜です。後方に伸びるトサカのような発声器官、棘の生えた先端を持つ尻尾と、肩から尻尾にまで張り出した背ビレが特徴です。草食の魔物の中では比較的大型で、雄は雌よりさらに一回りほど大きく成長する個体が多いとされています。資源の豊かな地に生息する個体は通常よりもさらにもう一回りほど大型化する場合もあり、全長10mを優に超えるほどの巨体にまで成長した個体も少なからず確認されています。性質は基本的に温厚であり、積極的な攻撃行動を取ることは稀です。視界の広さや優れた聴覚により危険を察する能力に長けており、何らかの異変を感じると発声器官を利用して群れの仲間に知らせ、一斉にその場から逃走を図ります。自然界に於いては草食且つ、肉食の魔物に一方的に捕食される立場であり、食物連鎖における第一次消費者を担う代表的な種ともされています。また、温厚であるが故に人に慣れやすく、強い繁殖力も持ちます。自然環境において群れで生活するため多頭飼いに向いており、草地を柵で囲っておくだけの簡易的な放牧でも然程問題なく育つほど飼育が容易です。その肉は霜降り状で非常に美味しく、酒場や食品店などの一般的な食肉を取り扱う施設において、アプトノスの肉を見た事が無い者はいないとまで言われるほどにメジャーな食材です。以上の要素から人にとっても利用価値が高い存在であり、広く家畜化されています。大規模な家畜化も進んでおり、都市部では食を支えています。また、温厚な性格と持ち前のパワーは労働力としても重宝されており、農業地ではアプトノスが耕運機を引く姿もよく見られます。大量の物資を一度に運搬する場合も、荷車に乗せてアプトノスに牽引させるのが一般的です。ただし、運搬中にアプトノスや積荷を狙う魔物に襲撃される危険性もあるため、基本的にはそれらの脅威を退けるために依頼として冒険者が同行するという場合が多くみられます。飼い馴らされているはずのアプトノスが急に暴れ出したり、怯え始めたりした場合、周辺地域で何らかの異変が起きている可能性が考えられます。