容姿・経歴・その他メモ

プロフィール

・197cm　82kg
・オーレルム地方ゼルガフォート周辺の蛮族領出身

経歴

・蛮族に忘れられない傷をつけられた
・人族に拾われた
・人族になることを夢見ている

冒険に出た理由

・探しているものがある

その他

・歌が趣味。歌唱技術はかなりのもの。
・庭師としての技術にいくらか長けている。
・各地の御伽話や伝承を集めては話すのが好き。

履歴

　ゼルガフォート周辺に位置する蛮族領で生まれたウィークリング(モヤシ野郎)。ドレイク生まれだったことが災いして、特に雑な扱いを受けて育った。そのうちに感情らしい感情も失せ、ただ妖魔どもの奴隷として生きていると呼べるかさえ怪しい生活をしていた。
　しかしながらある日、自身の両親だったドレイク夫妻を討つべく冒険者たちがやってきて、彼女もこのときに助けられた。ナイトメアか何かだと勘違いされたのだ。すぐゼルガフォートに連れられたが、そこでの暮らしはどうにも肌に合わなかった。なにせ、みなが自身へ腫れ物に触るかのような態度で接するのだ。自身の経歴はどうでもよかったが、その扱いが嫌で街を出た。
　そして辿り着いたのが、"隠されたオアシス"マカブ。そこでは不思議なことに、明らかに異質な姿をしている自分を誰もが受け入れてくれた。怖くはないのかと問えば、全くそんなことはないと返される。困惑した。中でもその困惑を加速させたのは、マウアーという少女だった。お名前はなんていうの、その剣見せて、こんど一緒に遊ぼう、といくら振り払ってもしつこく聞いてきた。
　名はない、こんな歪な剣の何が楽しい、自分と遊んでも楽しくない。何度もそう言ったのだが、お構いなしだった。そればかりかマウアーは家に自身を招きいれ、ノイモーントなる名を与え、剣を鍛冶師に見させ、定期的に外に連れ出した。変わった人間だと思っていたのだが、そのうちそんなマウアーに心を開くようになっていた。
　気が付けば、感情を失くした蛮族の奴隷は、マウアーと共に笑い共に泣く人間の少女になっていた。彼女と暮らす生活が幸せで、自分はこの幸せのために生きようと決意していたのだ。ゆえに、マウアーの姉同然の存在になったからには、と、彼女の父親から剣を習い、"妹"を護る力を身に着けた。
　──その先に待ち受ける運命を、ノイモーント・シュテルネンリヒトは未だ知らない。

セッション履歴

収支履歴