ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

追加種族:ウィークリング(ドレイク生まれ) - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

追加種族:ウィークリング(ドレイク生まれ)

基本取引価格:
知名度
形状
カテゴリ
製作時期
概要
効果

 

ウィークリング(ドレイク生まれ)

種族:蛮族

穢れ2点
初期修得言語「交易共通語」、「汎用蛮族語」の会話と読文
能力値の決定ABCDEF
1d1d2d2d2d+62d

生まれ

生まれ初期所有技能基礎能力値初期経験点
斥候 スカウトorレンジャー 技12 体11 心5 2500点
呪術師 コンジャラー 技9 体11 心8 2000点
戦士 ファイター 技11 体13 心4 2000点
魔術師 ソーサラー 技10 体11 心7 2000点
賢者 セージ 技10 体12 心6 2500点

種族特徴

[暗視]

 暗闇でも、昼間と同じように物が見えます。

[魔剣の所持]

 キャラクター作成時、流派装備と魔法の武器を除き、任意のBランクの近接武器をひとつ、〈ドレイクの魔剣〉として獲得します。ただし、そのままでは歪であるがゆえに扱えないので、使用が可能なまでに加工するのならば本来の取引価格分のガメルを支払う必要があります。〈ドレイクの魔剣〉は魔法の武器として扱い、〈魔法の発動体〉としても使用できます。これに通常の強化(オーダーメイド加工など)を施すことはできません。
 また、戦闘特技《武器習熟A/**》、《武器習熟S/**》、《武器の達人》を冒険者レベルの上昇によって習得するならば、〈ドレイクの魔剣〉を即座にそれぞれ任意のAランク、Sランク、SSランクの流派装備と魔法の武器を除いた任意の近接武器に変化させることができます。この際、元のデータと同じだけの金額を加工費として支払う必要があります。ただし、いずれの場合においても、選んだ〈ドレイクの魔剣〉は元のデータよりも威力が「3」低いものとして扱います。

[竜人化]

 魔剣を体内に取り込み、主動作で竜人形態に変身します。一度変身すると1時間は人間形態に戻れません。また、人間形態に戻る場合、変身した時点から1時間が経過していれば補助動作もしくは戦闘準備にて戻ることができます。変身時にはHPが「10」点、MPが「5」点回復します。変身を解除する場合、HPやMPは回復しません。その他、効果時間のある有利な効果、不利な効果など変身前の状況は、そのまま引き継ぎます。また、この間、〈ドレイクの魔剣〉は体内に取り込まれるため、武器として扱うことができません。
 竜人化状態の間は、与える近接攻撃のダメージに「取り込んだ〈ドレイクの魔剣〉の威力/10」点の追加ダメージを得ます。このとき、種別の異なる複数の用法を持つ武器(例えば1H両と2Hなど)であった場合は、「用法:1H」時の威力を参照します。またこの間、真語・操霊・深智魔法の行使に於いては〈魔法の発動体〉を要さないものとします。更に、以下の特殊能力を得ます。

特殊能力
 「光のブレス/冒険者レベル+生命力ボーナス/生命抵抗力/半減」
 「射程:1(10m)」「形状:射撃」で、対象1体にエネルギーの塊を吐きかけ、「2d+冒険者レベル+生命力ボーナス」点の純エネルギー属性の魔法ダメージを与えます。この能力を使ったときは、術者のウィークリング(ドレイク生まれ)は自身の「冒険者レベル+生命力ボーナス」を基準値として達成値を求めます。対象は、これに対して生命抵抗力判定を行い、同点以上の達成値を得れば、ダメージを半減できます。
 「光のブレス」は、主動作で使う能力であり、これを使うラウンドの移動は制限移動に限られます。また、連続した手番には使えません。
 戦闘特技《ターゲッティング》を習得している、もしくはそれに準ずる効果を受けているならば、誤射せずに乱戦エリア内へ撃ちこむことが可能です。

種族強化

 [竜人化]が強化されます。

6レベル

 [竜人化]を行う際、受けている効果を引き継ぐか、すべて失わせるか選ぶことができます。また、変身時のHP・MP回復量がそれぞれ「20」点、「10」点になります。

11レベル

 [竜人化]を補助動作で行えるようになります。また、自身が受ける純エネルギー属性からのダメージを「1」点軽減します。変身時のHP・MP回復量がそれぞれ「30」点、「15」点になります。

弱点(戦闘時、弱点隠蔽判定失敗で適用)

魔法ダメージ+2点

魔剣を紛失した場合

 何らかの要因で〈ドレイクの魔剣〉を一時的もしくは永続的に紛失した場合は、まず目標値20での生死判定を行います。失敗すると死亡します。成功した場合は、「穢れ」が1点減少し、「生まれ」より技を-2、体を-3、心を-4した状態でそのまま冒険を続けることができます。魔剣を取り戻すことに成功した場合、穢れ及び能力値は元に戻ります。

概要

 生まれながらに蛮族の将となることを運命づけられた蛮族の中のエリート、それがドレイクです。
 生まれた時から自身の半身ともいえる魔剣を所持しており、イグニスの力と意思を色濃く反映した種族です。優美な曲線を描く2本の角を持ち、背中には大きな皮膜の翼を持ちます。剣の扱いに長け、その上で魔法に対しても高い素養を持っています。
 しかしながら、ごくごくまれに、魔剣こそ持ってはいるものの歪で、また角も翼も明らかに他と比べて小さい個体が誕生することがあります。これが、ドレイクのウィークリングです。こうした個体は一般的に、魔剣を持たずに誕生したブロークンと呼ばれる個体よりも脆弱であり、ゴブリンやボルグといった下位蛮族から見下されるブロークンにすら蔑まれます。それゆえ、ウィークリングだと判明すればすぐ親や兄弟に殺されてしまうことでしょう。例外は、親が愛着を見せたか、気まぐれに育てるだけ育てたなどの場合でしょうが、これらは極めて珍しいケースと言えます。
 また、ドレイクのウィークリングは魔剣を所持せず生まれたもしくは魔剣を喪ったブロークンよりも穢れが少ないため、より残虐性が低く、人族に近しい価値観を抱きがちです。そのため、中には人族社会に出て生き抜くものもいます。尤も、それまで生きていられたら、の話ではありますが。
 彼らは魔剣こそ持つものの貧弱であるがゆえに、魔剣を体内に取り込んだとしても完全な竜の姿を取ることはできず、変身後の風貌はドラゴンというよりもリルドラケンのそれに近いです。そのため、この姿は「竜人形態」と呼ばれます。この姿で「自分はリルドラケンだ」と名乗るならば、疑う者は少ないでしょう。
 彼らは、もし生き抜くことができたならば15歳ほどで成人として扱われ、寿命は100年ほどです。
 なお、人族社会において蛮族は基本的に憎むべき敵であり、さらに〈大破局〉において蛮族たちを率いていた蛮王はドレイクであったと言われているため、世間がドレイクやその血を引く種を見る目には恐れが多分に含まれています。それゆえ、もし角や翼によって正体がウィークリングとはいえドレイクであると露見した場合は謂れのない迫害に遭う可能性があるでしょう。それらドレイクらしい特徴は外套やそれに準ずるもの(例えばマントやポンチョなどといった装飾品)があれば隠せるでしょうが、それをしなかった場合にはどのような目に遭うとしても覚悟が必要だと言わざるを得ません。

製作者:ねこねえ