容姿

身長は133cm
体重は小食であるため軽め

寝間着以外は主人の希望もあり基本的にメイド服．
ただし動きやすいよう多少の改良を加えており，鎧を上から着ることもできる．

経歴

5人以上の兄弟姉妹がいる

かつてドワーフの集落で沢山の家族と仲睦まじく暮らしていた．
しかし彼女が10歳の頃，両親は集落を襲った疫病により亡くなり，5人の弟妹と共に集落を出て各地を転々とすることに．

投獄されたことがある

弟妹たちを養う必要のある彼女は手段を選んでいられなかった．
とあるエルフの里の畑で盗みを働いたところ，衛兵に見つかり投獄されてしまう．
牢の中で裁きを待つばかりの彼女を救ったのは，里の貴族ラーナーク家の令嬢，ジュリアだった．

異種族の友人がいる

ジュリアの計らいで専属のメイドとして働くことになる．
そればかりか弟妹たちのために施設を紹介してくれた．
ニノはジュリアに返しきれないほどの恩を感じている
…のだが，自由奔放な彼女のことを主人というより放っておけない友人のように感じている．

冒険に出た理由

無理やり巻き込まれて

いつもの平和な昼下がり，部屋の掃除をしていたときだった．
勢いよく開け放たれた扉の先にいたのは予想通りの人物だった．
彼女のいたずらっ子のような笑みはトラブルの前触れだ．
私は気づかれないようため息をつくと静かに主人の言葉を待った．

信仰“慈愛と復讐の女神”ミリッツァ（2-291）

弟妹たちが入った施設に神殿が併設されている．
施設に顔を出すたびに神官の説法を受け，弱者を守る戦いを肯定するミリッツァの教えを心に留めるようになった．

冒険者として

メイドでありながら用心棒としての役割を担っていたため白兵戦の能力は高い．
ドワーフ特有の高い筋力で大きい武器をブンブン振り回す．
小さい体躯のデメリットを補うべく，培った騎乗スキルを活かして馬上戦闘を好む．

一般技能

家政婦

ジュリアの身の回りの世話をしていたことで身に着けた技能．
賢い部類ではないので覚えは悪かったが，手先は器用なので仕事は丁寧で早い．

御者

ラーナーク家で御者としての仕事をしていたことで身に着けた技能．
動物に好かれやすく，馬の扱いに長けていたことからこの仕事を任されていた．
動物以外（魔動機など）に乗るのも好き．

履歴

第1話

目が覚めるとそこは話に聞いたことしかない乗り物，魔動列車だった．
主人であるジュリア様の無事を確認すると，同じく乗り込んだ記憶がないエルル様，アル様，リドワーン様と情報を共有する．
現れた乗務員が言うには，現在向かっている国に入国するにはどうやら入国許可証が必要とのこと．
当然ながら所持していない私たちは新規に発行することになるのだが，無意識に書面の職業欄に「冒険者」と記入する．

国に到着して冒険者の宿に案内されることになったのだが，案内役曰くどうやら自分たちはこの国に来たくて来たとのこと．
何も思い出せないが私が行く先は主人が行く先だ，とお嬢様に着いていく．
冒険者の宿では冒険者登録を行った．
昔弟妹たちを養うために取った冒険者としての階級と経験が役に立った．人生何が役に立つかわからないものだ．
その後はあれやこれやと薬草採取の依頼を受けることになる．

そうして冒険者の宿で一晩を明かすことになった．
狭い部屋にお嬢様を寝かせるのは忍びないが，同族のエルル様と同室であるためかいつにも増して楽しそうだ．
これは紅茶を淹れる腕も鳴るというものだろう．
翌朝，アル様とリドワーン様と合流する．
彼らは馬小屋で一晩を過ごしたらしい．私も昔何度も世話になったがお嬢様に使えてからは無縁の場所だ．
改めて自分の境遇に感謝せざるを得ない．

国を出て数時間の場所に目的の森はあった．
私は頭はよくないが多少の薬草の知識程度は持っていたためそれが役に立った．自然溢れるエルフの里様様である．
アル様とリドワーン様はこういった地で薬草を探し慣れているのか非常に頼りになる．
お嬢様は…薬草を見つけるのがやけに上手いが普段私の目が届かない場所で何をやっていたのだろう．
エルル様は豊富な知識で森の動物たちのことを教えてくれた．
上辺だけの私の魔物知識よりも弱点を含めたより詳細な知識だ，感心せざるを得ない．
そして薬草を集める過程で，可哀想だが身の安全の為に狂暴な肉食動物は狩らせてもらった．
肉は持ち帰ってアル様が調理してくれるらしい．楽しみではあるがサバイバル的な食事は慣れてない…
お嬢様の口に合うようなら教えを乞おう．

森の深部には蛮族が屯していた．
危険な戦いになる可能性があるため，関わりたくはなかったが依頼の完遂のため排除した．
お嬢様を下げておきたいという気持ちもなくはなかったが，他の3人ならば守ってくれるという安心感があった．
その後薬草を採取し最深部を覗いたところ，川の向こうに古い建築物が建っていた．
どうするべきか話し合ったが，結局依頼は既に達成しているということもあり無理はせず帰還することにした．

依頼報告後，ギルドマスターから例の建築物について聞くと，あの森には異物が稀に現れるらしい．
今回の依頼は難なくこなせたものの，これからも上手くいくかはわからない．
一刻も早く国を出たいと思う私たちにギルドマスターは出国の条件を告げる．
その条件とは「膨大な金銭」もしくは「名誉」だった．
聞いたことのないような額の金を稼ぐことを目指すくらいなら名誉を得ることを目指すべきだろう．

そのためならば何だってやろう．

ジュリア
エルル
リドワーン
アイケルバーガー・マク・ドナルド・マクドナルド・ドナドナ・マクルド・ドナルド・ナル

セッション履歴

収支履歴