ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

イレーネ・ヴァレンティ - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

イレーネ・ヴァレンティ

プレイヤー:まぐにぃ

これ以上――私の大事なモノを奪わないで‼

種族
ナイトメア(人間)
年齢
14
性別
種族特徴
[異貌][弱点/土]
生まれ
神官
信仰
“始祖神”ライフォス
ランク
ダガー
穢れ
1
6
14
10
10
9
6
6
10
11
成長
2
成長
1
成長
0
成長
0
成長
3
成長
1
器用度
18
敏捷度
16
筋力
20
生命力
20
知力
23
精神力
22
増強
2
増強
0
増強
増強
0
増強
2
増強
器用度
3
敏捷度
2
筋力
3
生命力
3
知力
4
精神力
3
生命抵抗
7
精神抵抗
7
HP
32
MP
34
冒険者レベル
4

経験点

使用
10,000
残り
2,420
総計
12,420

技能

プリースト(ライフォス)
4
セージ
3
ウォーリーダー
3

戦闘特技

  • 《魔法拡大/数》
  • 《魔法拡大すべて》

鼓咆/陣率

  • 【陣率:軍師の知略】
  • 【怒涛の攻陣Ⅰ】
  • 【陣率:効力亢進Ⅰ】

判定パッケージ

セージ技能レベル3 知識 7
ウォーリーダー技能レベル3 先制 5
先制(知) +1= 8
魔物知識
7
先制力
8
制限移動
3 m
移動力
16 m
全力移動
48 m

言語

会話読文
交易共通語
魔法文明語
神紀文明語

魔法

魔力行使
基準値
ダメージ
上昇効果
専用
プリースト技能レベル4 神聖魔法 8 8 +0
技能・特技 必筋
上限
回避力 防護点
技能なし 20 0
防具 必筋 回避力 防護点 専用 備考
ハードレザー 13 4
ラウンドシールド 8 1
合計: すべて 0 5
装飾品 専用 効果
帽子 ツノを隠すためのもの
ロザリオ(銀製)【聖印】 【聖印】が宿されている。姉からのプレゼント
右手 能力増強の腕輪<知力> 知力+2
左手 能力増強の腕輪<筋力> 筋力+2
ガーターベルト
軍事徽章 【軍事徽章】
所持金
7,419 G
預金/借金
0 G / 0 G

所持品

衣類・日用品

着替えセット/下着/ロザリオ(銀製)
毛布

冒険用品

冒険者セット
保存食(1日分)*6
羽ペン
たいまつ

アイテム

魔香草*2
魔晶石<5>*3
ヒーリングポーション*2
成長促進剤

貴重品

名誉点
90
ランク
ダガー

名誉アイテム

点数
冒険者ランク20

容姿・経歴・その他メモ

もう、守られるだけは嫌なの。」

失ってから気付く、大切なモノ

容姿・性格・特徴

14歳。身長148cm。赤眼にすこし赤みのかかった銀髪。肌の色は極端に色白。幼い頃から姉を慕っている。(実はシスコン)
おとなしい、穏やかな性格をしているが、それ故に子供らしからぬ大人っぽさを表すときもある。
だが大切な人のことになると一変し、感情的な言動を行うようになる。
人付き合いは良いが、誰に対してもどこか一線を引いているようなぎこちなさがある。

あまり自分のことが好きではない。

生まれ

神官に憧れた少女

親愛なる姉が神に祈るその姿に魅せられ、神に仕える者に憧れる。
姉が祈るときには見よう見まねで祈りを捧げ、きっと将来はこの仕事につくんだ。と、疑いもしなかった。
ある日、いつもどおり姉と祈りを捧げていると、教会の人間からとある理由で教会からの出入りを禁止される。
姉の迷惑にはなりたくない少女は、もう教会に祈りを捧げることができない。
少女は忌み嫌われ、夢の実現はあまりにも困難だった。

それでも、少女は諦めていなかった。
7歳の時に姉からもらったロザリオを手に毎晩、祈りを捧げていた。
その想い(ねがい)は形となり、少女は神官としての役職を得る。

経歴

貴族の家に生まれ、幼少期を両親と姉と共に過ごす。
裕福でありながら一国の民として国民と接し、決して驕ることのない両親に誇りを持っていた。
しかし他の貴族からは冷遇され、学業にも影響が及ぶことを見かねた両親は貴族という立場を捨て、10歳で国を後にする。

―――その移動中、一家は襲われた。



わたしは無事だった。どうしてなのかはなんとなくわかっていた。わたしはみんなと。両親と。おねえちゃんと違う。

貴族の家に生まれた私は、生まれてから一度も鏡というものを見たことがない。
身の回りのお世話はメイドさんや家族がやってくれた。着替えのときも、お風呂のときも、不自由はしなかった。
でもみんな私と目が合わないの。視線はいつも私の目の上。頭の上(ツノ)を見てた。不思議に思っていたけど別に気にしてはなかった。
ある時、新しいメイドさんが来た。その娘は私を見てこういったの。「ば...ばけもの...!


そう。私はニンゲンじゃない。バケモノだった。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *


家族が倒れてる。わたしを育ててくれた人たち。・・・・・・「でも…私は…家族じゃ………ない。

怖い。この状況をもし誰かに見つかったら?バケモノのわたしが疑われるんじゃないのか?

もうなにも考えられなくなった。ただひたすらに逃げた。どこまでも遠く、遠くへ。





――どこまで走ったのだろう?

――ここはいったいどこ?

走っても走っても、森は抜けられなかった。道なき道はどこまでも続き、先は見えない。
足には傷をたくさんつくり、襲われたときに打ち付けたであろう腕はズキズキと痛む。

それでも、私は頑丈だ。

(もう、いいか。)

行く先も、帰る場所も無くなってしまった――いや、失くしてしまった。
気力はとうに尽きてしまった。いくら身体は強くても、精神は強くなれない。

直に魔物が訪れるだろう。だけど、こんなわたしにはお似合いの最期。


言い訳じみた想いは頭の上に重くのしかかり、ゆっくりと座り込んだ。

(それでも・・・この想いは本物だから・・・・・)

神への信仰。そしておねえちゃんへの気持ち。その全てを祈りに変えて・・・・・・



―――?」

霞む視界の中、僅かに見えた森の違和感。・・・獣道だ。
そして

――!」

血。身体を引きずったような血痕がある。
人・・・ではないだろうが、怪我をした何かがここを通ったことは間違いない。

そう思うが早いか、足は動き出した。その獣道の先へと。
正義も偽善もない。ただ純粋に、助けようと思っただけだった。




「・・・!」
いた。白い毛並みに大きな翼、そして角の生えた狼が。
読物で見たことがある。あれはきっと幻獣だろう。

でもどうして?普通、幻獣の姿はみえないはずなのに・・・

その白い身体に痛々しく滲む赤色。森を走ったりしてつくような傷ではない。


「・・・大丈夫・・・?」

本来、幻獣とは、人智の及ばない知識を有しており、故に知能は高い。
しかしそれと同時に、獣としての本能も残っている。今、瀕死のあの子に残るのは、獣としての生存本能。
近づいてくるわたしに向けられたのは"警戒"もしくは"敵意"。

ズキリ

と、心が痛むような。それとも外傷による痛みなのかはわからなかった。
ただ、何もしないという選択肢はない。

信仰するにふさわしくないわたしは、ろくな神聖魔法も使えない。
それでも、ただ目の前にある生命を助けたいと思った。

そして、ここで喰われて終るなら、それでもいい。…と。


少しずつ、距離が縮まっていく。未だに警戒を解くことは出来ない。
だけど、襲って来ることもない。…いや、襲うことも叶わないのかもしれない。

そして、手の届く距離まで近づいた。――その瞬間だった。

―――!!!」

白狼の鋭い鉤爪が、頬をかすめた。だが、致命傷にはならない。…おそらく目もよく見えていないんだろう。


だから。もっと近づいた。温もりがわかるように。ここに、わたしがいることを示すように。

「大丈夫…わたしは敵じゃない。だから…怯えなくていいんだよ…」

白狼は、それ以上攻撃することはなかった。


獣道をたどる間に見つけた薬草と、わたしの服の一部で、拙い応急処置をする。
この程度の処置じゃ、助けることは出来ない…そうわかっていても、できることはそれだけしかなかった。

「ごめんね…わたしが、神聖魔法を使えれば…私が……ナイトメアじゃ…なければ………」

―――

――




……人の声がする。ガチャガチャと、金属の触れる音がたくさんある。

気がつくと、ベットに横たわっていた。ここがどこかもわからないし、状況も読み込めない。
そうして混乱していると、一人の女性が部屋に入ってきた。

「あら?よかった、目を覚ましたのね!」

「あの…すみません、あなたは…?」

話を聞くと、この女性はギルドの受付嬢であり、ここは冒険者ギルドだと言う。
そして。

「この子が、貴女をここまで連れてきてくれたのよ。」

そうして彼女の視線の先を見ると、そこには先程の白狼が丸くなって伏せていた。

「…!あ、あの!この子の怪我は…!」

えぇ、この子も怪我をしていたけれど、応急処置がされていたわ。それに
「神聖魔法のおかげで、傷はもう塞がっていたわ。」
「…てっきり、貴女が治療したのだと思っていたけれど?」

「あ…えっと、そう…なんですけど…」

神聖魔法を…?わたしが…?

…もう何がなんだかわかんない。なにも考えがまとまらな――

ふわっ、と本当に優しく、傷口を傷めないように。温もりに包まれた。

「あのね…貴女はまだ子どもなんだよ?随分と大人びているけれど、泣きたいときは、泣いてもいいのよ。
だってほら、貴女今、とてもつらい顔してるもの。」

っ!!!」

…その言葉は、わたしを解放するには、十分すぎる言葉だった。

堰を切ったように流れ出した涙は、もう止めることが出来なかった。

よく頑張ったね。ゆっくり、休んでいいんだよ。」

そういって、もう少しだけ強く抱きしめてくれたこの人の前に、わたしはもう、泣きわめくことしか出来なかった。



……どれくらい時間が経っただろう?わたしは、涙が枯れるんじゃないかと思えるほど泣いた。
その間、ずっとおねえさんは抱きしめ続けてくれた。

流石に泣くことにも疲れてしまった頃に、おねえさんは話しかけてくれる。

「ねぇ…貴女、これからどうするの?」






――きっともう、家族には会えないのだろう。育ててくれた両親にも、大好きなおねえちゃんにも。
そう思うと自然に涙が出た。止まらなかった。なんてことをしてしまったのだろう。後悔しかなかった。


……長い間泣いていた。隣に居て背中を擦ってくれていた女の人に気付いてびっくりするくらいには周りが見えていなかった。
そのギルドのおねえさん(結構お偉いさん?)が私に話しかけ、
「行く宛がないなら私の家に来ない?大丈夫よ、ここにはあなたのようなナイトメアは珍しくないわ。」
…どうしてそこまでしてくれるのかはわからないが、行く宛もなく、なにより人がいてくれることに安心してしまった。
言われるがままに私は家に連れられて行った。



4年後。ギルドでお手伝いをしているイレーネは、ある冒険者の名前を耳にする。
名前は「フェリシア・ヴァレンティ」。駆け出しの冒険者ながらも大きな活躍をし、各地のギルド内で密かに有名になっているらしい。


――聞き間違えるはずもない。おねえちゃんだ。

4年間ずっと後悔し続けたこと。もう迷わない。もう一度、大好きな人(おねえちゃん)に会いに行こう。

履歴

Irene Vallenty(イレーネ・ヴァレンティ)
Irene:平和

関連人物

フェリシア・ヴァレンティ
ルフ=ヴァレンティ(ヴォルフ)
冒険者ギルドの受付嬢:メルト


種族弱点銀製の武器/土属性

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 ガメル 名誉点 成長 GM 参加者
キャラクター作成 3,000 1,200 0
1 2021-02-08 少女の気持ち(前編) 1,000+180 700 8 知力
テトラ アクアエグザセシルシェルム
2 2021-03-01 少女の気持ち(後編) 1,000+270 1,000 16 敏捷
テトラ アクアエグザセシルシェルム
3 2022-09-21 自由の名の下に 1,500+380+30 1,000+2,000 15 知力
テトラ セシルシェルム
魔法学園編第一幕
4 2023-05-03 激動の日々 500+280 500 0 精神
テトラ セシルシェルム
魔導の学附ユーシズ 閑話
5 2023-06-04 木漏れ日とマナの責務 1,000+900+70 1,200 31 器用
知力
テトラ セシルシェルムルフ(ミラ)(フィー)
6 2023-10-24 連なる魔導の交錯 1,500+40+620+150 3,000 40 器用
テトラ セシルシェルムルフ
魔導の学附ユーシズ 第三幕
取得総計 12,420 10,600 110 7

収支履歴

キャラクター作成

聖印::-100
ハードレザー::-340
ラウンドシールド::-100
冒険者セット::-100
救命草::-30*3
魔香草::-100*2
保存食(1週間)::-50
着替えセット::-30
下着::-10
ガーターベルト::-50
帽子::-10
ロザリオ(銀製)::-100

少女の気持ち(前編)

粗末な武器(10G/白黒B)::+10
きれいな狼の皮(100G/金赤A)::+100

少女の気持ち(後編)

魔香草::-100*2
魔晶石<5>::-500
馬車代::-50
宝石::+300

自由の名の下に

魔晶石<5>::-500
魔晶石<5>::-500

木漏れ日とマナの責務

能力増強の腕輪<知力>::-900
魔物剥ぎ取り::+1,290
セシルへ::-650

???

軍事徽章::-100
わたがし::-1
くじびき::-100*3

チャットパレット