キングスレイ鉄鋼共和国首都キングスフォール出身。
アウンガルテンのギルド、智恵の鍵に所属する。

人間の夫婦との間に生まれる。アウンガルテン壁内に実家がある。
両親は冒険者や一般市民に向けた革製品や衣類品、小物の製作工房を営んでいる。
父はキングスフォール出身の元冒険者で革装備の製作や修理を、母はゴケルブルク出身で父の元に嫁いできた。今は工房で洋服や小物といったものを作っている。

幼少の頃より父の冒険譚に憧れていた。
ある時、冒険ごっこといって近くの森へ家族で出かけた時に誤って毒キノコを摂取してしまい生死をさまよう。
なんとか一命を取り止め、静養している時に突如“盾神イーヴ”の声が聞こえる。
イーヴの声が聞こえたことによりその頃から、ティエンスという種族についてや、それに関係して魔人、奈落の壁について興味を抱くようになる。

そして成人を迎えた時、自分の境遇に対して何かの意味を感じ、その何かを知るために母の伝手でゴケルブルクにあるイーヴ神殿へ赴き、神官となった。
そこで教義を学び、格言はやがて自身のものとなる。
一方で、幼少の頃からの冒険への憧れは続いており、『心身を鍛え、弱き人々の不倒の盾となれ』という格言のもと、体力作りも兼ねて戦士としての鍛錬も続けていた。

自分は一体何者なのか、行き着くべき場所はどこなのか…その答えを探しながら神官として、冒険者として日々を重ね経験値を積んでいく。

【休日のユウリ】
本人は口には出さないが、ティエンスであり、冒険者を生業にしている以上、いつ別れの時が来るかわからないと覚悟しているため、両親と過ごす時間は大切にしている。
休日や依頼を受けない日は工房の買い出しや革を鞣すといった力仕事を手伝っている。
キングスフォールに出来た小さなイーヴ神殿へと赴き、祈りを捧げに、そして神官としての務めを行っている。
とある日のこと…、名声があがり首都キングスフォール内では知る人となったユウリに対して、「イーヴ神官としてのあり方を体現しているな」という司祭の言葉にどう反応していいか…なぜか戸惑い、わからなかった。


一人称：僕
二人称：君、貴方、〜くん、〜さん、親しくなると呼び捨て
くだけ過ぎず、柔らかな口調

ゴケルブルクの冒険者で盾を装備した戦士（「その手に掴む者」で登場したプラトーンの1人）から、「盾を使った流派がある」と聞いた。

「“白銀の大盾”と言われていると先ほどアランチャさんから聞きました。もしご興味があれば…！俺はまだまだ名声が足りず入門できませんでした…ははは」

興味が出た。
ギルド長に相談したところ、キングスフォールにはその流派は伝ってないようだった。
ゴケルブルクへ赴く簡単な依頼を複数受けることを条件に、流派へ入門するためキングスフォールを2週間ほど離れることにした。
圧倒的防御力で敵の体制を崩し、それを討つ……前線で押し留めながらの有効な攻撃手段が身についた。とても有意義な時間だった。
これなら“不倒の盾”として、“常に備える者”として、“白銀の大盾”の名に恥じることはないだろうか…と僕の脳裏を過ぎる。

リュリュ
呼び方：リュリュ
第一印象は、不思議な子。パーティを組むごとに不思議さが増している。
表情の変化がなかなか変わらないけど、ポンペルモと違ってそれなりに纏う感情がわかるようになってきた気がする。
か弱さアピールしてるけど、精神的には一番強いと思う。そしてアランチャと一緒にからかってくるその２。ちゃんと見えてるから。