“名無しの魔女”ウィザーレス
プレイヤー:四季
「ウィザーレス(魔女)、先生から貰った私だけの名前」
- 種族
- タビット
- 年齢
- 推定未成年(9歳)
- 性別
- 女
- 種族特徴
- [第六感]
- 生まれ
- 魔導師
- 信仰
- “妖精神”アステリア
- ランク
- ブロードソード
- 穢れ
- 0
- 技
- 5
- 体
- 6
- 心
- 11
- A
- 1
- B
- 3
- C
- 2
- D
- 6
- E
- 14
- F
- 11
- 成長
- 1
- 成長
- 1
- 成長
- 2
- 成長
- 1
- 成長
- 6
- 成長
- 1
- 器用度
- 7
- 敏捷度
- 9
- 筋力
- 10
- 生命力
- 13
- 知力
- 31
- 精神力
- 23
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 1
- 増強
- 0
- 器用度
- 1
- 敏捷度
- 1
- 筋力
- 1
- 生命力
- 2
- 知力
- 5
- 精神力
- 3
- 生命抵抗力
- 8
- 精神抵抗力
- 9
- HP
- 31
- MP
- 47+2=49
- 冒険者レベル
- 6
経験点
- 使用
- 20,000
- 残り
- 2,930
- 総計
- 22,930
技能
- ソーサラー
- 6
- ウォーリーダー
- 5
- セージ
- 3
- コンジャラー
- 2
- アルケミスト
- 1
一般技能
- ベガー(物乞い)
- 5
- オーサー(作家)
- 4
- パフォーマー(芸人)
- 1
戦闘特技
- 《魔法拡大/数》
- 《バイオレントキャストⅠ》
- 《魔法拡大すべて》
賦術
- 【ヴォーパルウェポン】
鼓咆/陣率
- 【陣率:軍師の知略】
- 【怒涛の攻陣Ⅰ】
- 【怒涛の攻陣Ⅱ:旋風】
- 【陣率:行使専心Ⅰ】
- 【怒涛の攻陣Ⅲ:旋刃】
判定パッケージ
セージ技能レベル3 | 知識 | 8 | |
---|---|---|---|
アルケミスト技能レベル1 | 知識 | 6 | |
ウォーリーダー技能レベル5 | 先制 | 6 | |
先制(知) | +1= | 11 |
- 魔物知識
- +1=9
- 先制力
- 11
- 制限移動
- 3 m
- 移動力
- 9 m
- 全力移動
- 27 m
言語
会話 | 読文 | |
---|---|---|
交易共通語 | ○ | ○ |
神紀文明語 | ○ | |
魔法文明語 | ○ | ○ |
リカント語 | ○ | |
魔動機文明語 | ○ | ○ |
汎用蛮族語 | ○ |
魔法/賦術
魔力 | 行使/賦術 基準値 | ダメージ 上昇効果 | 専用 | ||
---|---|---|---|---|---|
ソーサラー技能レベル6 | 真語魔法 | 11 | 11 | +0 | |
コンジャラー技能レベル2 | 操霊魔法 | 7 | 7 | +0 | |
ウィザード最大魔法レベル2 | 深智魔法 | 11 | 11 | +0 | |
アルケミスト技能レベル1 | 賦術 | ― | 6 | ― |
武器 | 用法 | 必筋 | 命中力 | 威力 | C値 | 追加D | 専用 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
メイジスタッフ | 2H | 1 | +1=1 | 11 | 12 | 0 |
技能・特技 | 必筋 上限 | 回避力 | 防護点 |
---|---|---|---|
技能なし | 10 | 0 | ― |
防具 | 必筋 | 回避力 | 防護点 | 専用 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
鎧 | ソフトレザー | 7 | 3 | |||
他 | メイジスタッフ | 1 | ||||
合計: すべて | 0 | 4 |
装飾品 | 専用 | 効果 | |
---|---|---|---|
首 | 軍師徽章 | ウォーリーダー技能の発動体。 | |
背中 | インテリアニマルサック | ✔MP | 探索、魔物知識、異常感知、危険感知、罠回避 に『+1』 |
右手 | 知性の指輪 | ||
左手 | 知性の指輪 | 割る用(所持3つ) | |
腰 | アルケミーキット | 賦術を使用できる |
- 所持金
- 7,249 G
- 預金/借金
- 0 G / 0 G
所持品
アイテム貸出、借り受けメモ
知性の指輪(1つ)カンナさんへ。→共有資産に入っていたものを持ち出し。
叡智の腕輪(1つ)カンナさんから。→共有資産へ返却。
その他の持ち物(フレーバーアイテム類)
フォーマルドレス
アステリア神殿への礼拝にも着ていけるようにLa flore(ラ フロー)で仕立ててもらったタビット向けのフォーマルドレス。曰く消耗品としては売り物になるけど仕立て屋としては納得がいかない品らしい。次の春覧祭までには胸を張って世に出せる物にしたいからモニターになってほしいと言われた。来年の今も完成品を着られるようにがんばらないと。 |
羽根ペン
スラムで“名無し”として目覚めて以来、なぜか売る事も捨てる事も出来ずにずっと持ち続けている羽根ペン。実用性よりも装飾性が優先されており金属製のペン先には「キングスレイの鋼鉄共和国」の国章と「作成された年」を指すと思われるシリアルナンバーが刻印されている。後に両親からもらった物であったと知ったのだった。 |
冒険中に入手した物
ヒーリングポーション | 1つ |
アビスシャード | 6つ |
マテリアルカード
B | A | S | SS | |
---|---|---|---|---|
赤 | 4 | 7 |
- 名誉点
- 103
- ランク
- ブロードソード
名誉アイテム
点数 | |
---|---|
冒険者ランク | 100 |
インテリアニマルサックの専用化 | 50 |
容姿・経歴・その他メモ
・物心ついた頃からキングスフォールの環城線外にあるスラムで物乞いをしていたタビット。
タビットの例にもれず「危険感知能力」と「魔導の才」に恵まれていたが不器用で足が遅く、力も弱く、自分がナゼ生きているのか本人ですら首を傾ける。
スラムで流行り病が大流行し、死の抱擁を受け入れようとしていた時に「アステリア神殿」に拾われる。
彼女の面倒を見ていた神官が「魔導師」としての才を見出したのは果たして幸運だったのだろうか?。感謝こそしている物の監禁に近い状態で「魔導師」としての立ち振る舞いと教養を叩き込まれて冒険者として自立し現在に至る。
「ウィザーレス」という名前は「ソーサラー」の女性詞「ソーサレス」と「ウィザード」を組み合わせた造語。
先生も「自分が名づけるべきではないと思うから」と仮で与えた名前だが本人は気に入っておりこの名前で通している。
ファミリアは自身と同じ色合いの毛皮を持った猫。MPタンクとしては蛙の方が良い事は分かっているが「暗視」を得ることを優先した。
そんな彼女が冒険に出た理由は一つだ。
「サヨナラをいう事になっても先生を呪いから解放する方法を見つけ出す。それが私の恩返しだから。」
ウィザーレスの基本的な性格
基本的に淑女として立ち振る舞うがその自己評価は極めて低い。
というのも彼女は自分自身の事を「何処の誰とも分からない胤とスラムに子供を捨てる胎の仔」と思っており、病気や飢えで死ぬはずだった所を悪運強く生き延びてしまっている。と考えているためである。
早く動いてたくさんの食糧を集められた人型人種の子供達への羨望や命の恩人である先生への尊敬。優しくしてくれたアステリア神殿の修道士への感謝。巻き込んでしまった友人たちへの罪悪感。彼女の異種族好きは魔法ぐらい(それもそこそこ才能があるタビットであれば習得出来て当然。)しか出来ない自身へ向けられた劣等感の裏返しであり、そのことを自覚した上で日々を過ごしている。
その素の姿と喋り方は粗野で激情的、その問題性は彼女が一番よく理解しているため平素では淑女に見えるように常日頃から背筋を伸ばして生活し柔らかな喋り方をするように心がけている。
4話以降の性格
自身の両親の顔と名前そして本名を【リコール・メモリーズ】で思い出し、両親とも和解できたことで以前の様に自身をを卑下するようなことは目に見えて減った。
心の闇は乗り越えるべき過去に変わり淑女としての振る舞いも闇を隠すための擬態ではなく。理想の「 ・ 」(本名未定)として歩んでいくための指標に変わった。
今は心の闇を“鉄の代議”であった父親とそれを懸命に支えていた母親、そして自身に冒険者としての生き方を教えてくれた先生、前向きに生きるきっかけをくれた仲間たちに恥じないような。リーダーシップに昇華させようと公私ともに励んでいる。
彼女の出自
彼女の本名は「イザベラ・モンドラーネ」という。
元々は“鉄の代議”をしていた父親の下で生まれ何不自由ないお屋敷暮らしをしていた。
しかし彼女が1-2歳の時、<死告の天誅祭事件>が発生する天誅祭のさなかにデュラハンに侵入されるという大事件の中で彼女の両親は「告死の烙印」を受けてしまい。それがきっかけとなって失脚し家も没落してしまう。
結果として彼女の住まいはスラム街近くのあばら家となりその後故あって記憶を無くし“名無し”としてスラムで一人生きていくことになる。
第1話「死者の宴と生者の集い」
小満、キングスフォールにそろそろ夏が訪れようとしている頃。
<いてまえ戦車亭>に所属する私は「今日は北部の図書館に勉強に行こうかな。」なんて思っていた所をギルド長に呼び止められ依頼表を手渡された。
所謂「サーチ&デストロイ」型のアンデット討伐依頼。場所も分かっていて街道と馬車を使えばすぐにたどり着ける場所にある未知の危険を放っておくことなんてできないのは分かる。
とんとん拍子に集まっていく仲間たち踊り子の「クロエ」、妖精神官の「カンナ」、戦士の「ルディア」、騎手の「ローゼ」。十分な実力があるPTになったけど私の不安は消えなかった。
現場に着いた。「ローゼ」の「ウォーホース」が入り口を見つけてくれたけど嫌そうな様子で場所を示していて中に入ると「第2の剣に連なる神々」をモチーフにした「魔剣の迷宮」の様だった。
「ニバセプスを北にダルクレムを南に置く」趣味の悪さ私には「いつかダルクレムを配下に置いてやる。」と言っている様に見えて仕方が無かった。
私たちは迷宮を踏破し最後に待ち受けていたレブナントも倒した。そこで私は「こういう悪用の方法もあるから使っている所を見たらすぐに公的な機関に通報しなさい。使っている所を見られた物なら極刑に服す決意を固めなさい。」と学んでいる類の魔法を使われた痕跡を発見した。少なくとも人族に伝わる物ではないそれを複数回行使した者が居る。
私は仲間たちと共に魔剣を回収し迷宮から脱出した。
迷宮から脱出すると殆ど怪談扱いのアンデット「デュラハン」が私たちを待っていた。知識で今の私達では戦ってはいけない相手と知っていた私は少し悩んだがやれる事は1つだとも分かっていた。
故に私は「逃げて。(私はここで死ぬから後の事はよろしくね。)」と言った。我ながらよく笑顔でいえたものだと思う。だからルディアさんがローゼさんに向けて私を投げてもらった時は心底嬉しかった。
その後、全員で逃げようとしたけど結果は最悪だった。
幸いウォーホースは見逃してもらえていたけど私たち全員「死の宣告」を受けて私は首筋に「烙印」を付けられた。今は剥げてしまっているけど数週間もすれば毛皮で隠れると思う。
ボロボロの状態で戻ってきた私たちを出迎えた<ギルド長>だったけど報告を聞くなり土下座して謝ってきた。正直納得いかなったので「今ならモフモフしてもいいんじゃない?」と私が口にしたら結果はああなった。
神紀文明語で書かれている。↓
最近ルディアさんにモフモフされていて気付いたのだけどタビットの耳の付け根って結構凝るのよね。上手くマッサージしたらペットの兎のように骨抜き状態になるんじゃないかしら。
第2話 「太陽の舞と月の計略」(GM:こたつさん。PC:(ローゼ)さん。)
大鉄道祭りも滞りなく開催されその熱も冷め始めた8月立秋の頃。
私たちの日常はあの日がウソだったのではないかと思うほど平和な物だった。
勿論、怠惰で居たわけではないしそれなりに経験を積みに行くために格下の掃除依頼を受けたこともあるし、噂に聞く「例外的な成長」を期待しなかったわけじゃなかったけれど私たちの実力の伸びは緩やかな物だった。
それはある意味で幸いだったかもしれない。
そんな中で私達にあの日の冒険を共にしたクロエさん伝手で私たちに依頼が持ち込まれた。
「向日葵祭」にクロエさんが出演するという事と人手不足ゆえの警護依頼がセットになった依頼だった。
閉鎖的な側面もある「フレジア森林国」との交流の場である「向日葵祭」をどうにかしようとするなんて、そもそも会場になる公園はダリオン信徒には巡礼の地であると同時にメリア達にとって霊園であるはず。
その場所を血で穢すなんて。
何れ知れ渡る事になるだろうけれどキングスフォールで暮らす者が行った犯行だろうか?。
依頼の日までまだ時間がある私はクロエさんが暮らしている北東トライヤネ駅区の服飾店『La flore』でお買い物をする事にした。様子見のつもりだったけど結局アリソンさんと私は色々な服を試す事を楽しんだ。
タビットの服は他の人族とは構造が違うから折角作っても試してもらえる機会も少ないしそれ故に仕立て屋として納得いかない物になりがちなそうで来年の春覧祭まで付き合ってほしいと言われた。
私たちの服は専門店に行かないと無かったから私としても有難いお話、“宣告”の事は話さなかったけど櫛を通している時に気付かれちゃったかな。
処暑、夏も終わりを迎える頃。「向日葵祭」当日。
開催までしばらくの間を使って私たちは「フレジア森林国」産の果物が売られていた露店に立ち寄った。私は我慢するつもりだったけど鮮やかな野いちごの誘惑には勝てなかった。
クロエさんからもらった野いちご、すごく甘かったなぁ。何かお返ししないと。
その後の「向日葵祭」で軽やかな舞が披露される中、多数の賊徒が一斉に武器を構えて会場は大混乱に陥った。その中で私も大怪我を負ったけど幸いなことに致命傷は回避できてカンナに治療してもらったお陰で事なきを得たけど、私10年も生きていないのに「死んだ。」と思ったのは何回目だろう。
私の前世は何かしたのだろうか?
私たちは街を巡って情報を集めて回った。
その中で第2の剣に魅入られた先祖返りの情報を私たちは手に入れる。私は神々の声が聞こえない事が残念で仕方が無かった。けど、私に声をかける神格が居るとしたら少なくてもキルヒア様やアステリア様ではないと思う。ミリッツァ様でも無いだろう。
私に声をかける神格が居るとすればそれは第2の剣に連なる神々だろう。このグチャグチャした心象は彼らにこそ好まれる物だろうから。
あの神は私の心象をどう思うのだろう。考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!考えてはダメ!。考えてはダメ!
その後、私たちは首謀者を追跡し遺跡らしき場所に辿り着いた。私たちは果敢に挑んだけど結果は「惨敗」だった。間違いなく勝てる戦いだった。でも、私たちは「負けた。」そして私は何か悪い物に祟られているようだ。魔法の直撃を貰ってあわやなケガを負った。ローゼさんとウォーホースも倒れてしまうし、ルディアさんの攻撃を格下が避けられる物にしてしまった。
全部、指揮をしていた私が悪い。
私たちは命からがら遺跡から脱出して《いてまえ戦車亭》に帰還した。私より年下のメリアに励まされてしまったのは少し情けない。けど、「強くならないといけない理由」がまた一つ増えた。
先ずは迅速にPTを展開する事、そして敵に確実な出血を強いる事。私は学ばなければ。
第2.5話 「霧見と夜明け」(GM:こたつさん。PC:(ローゼ)さん。)
8月29日
私たちは準備を整えて再び蛮族のアジトへと向かった。
この日が来るまで私は勝ち筋を何度も考えては見直して考えては見直してを繰り返していた。それはもう夢にも見るくらい。
それに血縁がある知り合いが居ない私はあの先祖返りにどうしても聞いてみたいことがある。
戦いはローゼさんが落馬し、ルディアと私が追い込まれた事を覗けば前回と打って変わって安定した戦いになった。
まだまだ見習いぐらいの魔法しか使えないけど操霊魔法を修めていて良かった。もし、来年も生きていたら真語魔法と軍師としての振る舞いを一人前を名乗れるぐらいには学んでその後に私とカンナ、クロエさんの魔力を増強できるぐらいには操霊魔法を本格的に勉強しよう。
私は命を奪うためではなく救うために魔法を使いたい。
決着がついた。
辛勝だ。幸い先祖返りは生きていたから私は胸の中にずっとあった質問をぶつけてみた。
「両親を殺めた時、辛くなかった?」
私は私を作った両親が憎い。恨めしい。そしてそんな者たちの胤と胎から生まれたと思うだけで私は私が汚らしいモノに思えてくる。
ねえ、なんで私を堕とさなかったの?産むぐらいなら殺して欲しかった。
答えは「言葉で表現できる物」では無かった。
そっか、第2の剣に連なる神に認められる先祖返りでも「言葉で表現できない」のか。やっぱり血縁の情は理屈じゃないんだ。
私は決めた。もし両親が現れたらまずあの汚泥から生き延びて成長した私の実力を見せつける。そうして言ってやるのだ。
「どうだ!。あなた達の堕とし子は一流の魔法使いになった!。今更、親ずらしたって知った事か!棄てた事をそこで後悔してろ!」
それにしてもなんで急にルディアに甘えたくなったのだろう。この暖かいグチャグチャは何なんだろう?
第3話「亡霊屋敷ホーンテッドマナー」(GM:ミッドさん。PC:(カンナ)さん。)
寒露 秋も深まり実りの季節がやって来た。
私が通っている学校は休校となり私はクロエさんの師匠であるロベリアさんのお見舞いに参加させてもらえることになった。
でも出発前に貸金庫の中身を自分達で持ち歩くことになってしまった。貸金庫のメンテナンスなんて聞いていなかったのだけど後で色々確認し直さないと。
ロベリアさんは元気そうだった。退院祝いの話をしていたら病室に漂ってきた甘い香りに私はどうにもお菓子を食べたくなってお菓子の口になっていた所に【ピジョンメール】が飛び込んできた。
どうにもファイラーニ森林公園で召異魔法使いと仲間たちが魔物に襲われて魔神を召喚して1時間前に戦闘を行ったらしい。万が一がある。みんなの勧めで私たちはファイラーニ森林公園へ急いだ。
たどり着いた場所には“奈落の魔域”が出来ていた。召異魔法で作られた魔域は自然発生した物と比べると脅威度が上がりやすいという。急ぐ私達だったがローゼさんのウォーホースが鋭敏な感覚で戦闘を行えばある筈の血の匂いが無い事に気が付いたのだ。
周囲を調べたみんなだったけど罠らしきものが無い事、接地しない魔物がいた事が分かっただけだった。私はむかごに目が行ってしまっていた。
魔域の中に入ると魔神語の歌が聞こえた。深い霧に包まれて声が聞こえる方向に何があるか分からなかったがその歌に悪意を感じる事は無かったが「好き放題」が魔神の神の教えだ。警戒する私達に格下の魔物が襲い掛かってきた。
難なく倒した私達だったけどその後も別の魔物の気配があって消耗を避けたい私たちは戦闘を回避しようとしたけど野伏の心得が無い私には無理があった。結局この魔物も倒す事になったけど街のすぐ傍に魔域があるのは良くない。私たちは先を急いだ。
次に発見したのは大きなお屋敷だった。門番をしていた魔物たちだけどその内1体は私たちが討伐しなければいけない「デュラハン」と同格だった。それを頑張れば倒せると思うのだから私達も強くなったのだなぁとしみじみ思う。
少しだけ自信が付いてきたのかもしれない。
消耗を避けようと裏口を探していた私達だけど彼らの主人だったのだろうか?その魔物が私達をこの屋敷「ホーンデットマナー」というらしい。に招待するように語りかけてきた。
悪意がない。それが私の感想だった門番たちとの戦闘を始めても彼が出てくることは無かった。簡単に倒しちゃったけど悪い事しちゃったかな?
私たちは「ホーンデットマナー」の前で睡眠を取ってから侵入する事にした。
寝る前の抜け毛処理を忘れちゃった。服の裏が抜け毛まみれになってないといいけど…
抱き枕にされながら寝ていて気付いたのだけどルディアさんの髪はあまりお手入れしていないのか枝毛とかあったし絡まっている髪の傷みもそのままだった。
せっかく真っ直ぐで綺麗な桃色髪なのに勿体ない…。
中に入れば魔法のダガーを売るファントムやおもちゃを見つけた子供の様に目を輝かせるジャックオーランタンだった。
どうにも余興に参加してもらいたくてこのお屋敷を用意したらしい。説明する様子は覚えたての芸を披露したい子犬の様で気付けば私は敵意を抱けなくっていた。
私たちはジャックオーランタンが用意した余興を攻略して行く。思えばこんな軽い心で冒険をしたのは初めてかもしれない。
私はいつも自分の心をマッシャーで潰しながら淑女として振舞おうとしている。先生の為私は親に、そう自分に言い聞かせて一流の冒険者を目指している。そうしないと人族である事をやめる研究を始めてしまいそうだから。私を捨てた親に復讐、うん。この感情は恨みであり呪いだ。復讐のために生きてしまいそうだから。
余興を突破した私たちはジャックオーランタンたちと戦闘を…いいえ。あれは物騒なじゃれ合いだったわね。ジャックオーランタンも負けるつもりは無かったようだけど今まで戦ってきた相手から感じた様な殺意を感じられなかった。
私たちは持てる力を出し切り勝利した。まさか、ジャックオーランタンが「パンプキンパイ」をもっているとは思っていなかったけど。
その後、奈落の核を破壊して<いてまえ戦車亭>に帰還した私たちはロベリアさんを招いて祝勝会を催した。集合写真を取る機会があったから取らせてもらったけど。
一生の宝物が出来ちゃった。
そう言えば、カンナさんがうっかり異貌化しちゃったけど大丈夫かな。私に降りかかる火の粉は自分で振り払うつもりだけど市井のリカントやナイトメアに余計な火の粉が飛ばないといいけど。
第4話 「絡み合う過去が紡ぎ出す現在(いま)」 (GM:たびがらすさん PL:(ルディアさん)
11月上旬、立冬の頃。
キングスレイ鋼鉄共和国の建国記念日「天誅祭」の日がやって来た。
町中がお祭りムードになり活気に満ちている。私もLa flore(ラ フロー)で買ったフォーマルドレスに身を包んで《いてまえ戦車亭》にやって来ていた。
そんな中で私たちは<蟲毒の楔>が無くなったという一報を受けた。
私たちは捜索と回収に動き出したのだけど…。チョット記録に残すわけにはいかない事になってしまった。
だからこれは会心の【ハード・ロック】で封印しておくことにする。
以降の文章は全て神紀文明語で書かれている。
私たちはチーチェさんから情報を貰って持ち出した疑いがあるジョンさんの自宅を訪ねた。
大家さんに開けてもらった部屋は真っ暗で誰もいなかったけどクロエさんが大量出血の痕跡を発見して同じ仮屋で暮らしている人からも情報が得られた。どうにも治安が悪い所を選んで移動しているらしい大量出血に途中で得た「黒いフード」を被った人物の情報、私はきな臭いにおいを感じながら情報収集をしていたけど。
行き先のひとつである鉄屑町で怖がられない様に物乞いをしていた頃の経験を生かして聞き込みをしてみたら思いの外、色々な話が聞けてしまった。大したことは出来ないけど何とかしたいな。
何とかしたいか。我ながら何を書いているのだろう。家族の記憶を取り戻したからって…いいえ。今は自分の問題を片付けるべきね。本格的に何かやるにしてもそれからでいい。
賊の行き先はファイラーニ森林公園だった。
そこで蛮族の一団と戦闘になったのだけど蛮族たちは捨て駒にされる様な下級の蛮族たちでさらに一声かけた途端に逃げ出す人族の協力者までいる始末。
人蛮問わず標的にするような魔剣とデュラハンクラスを動かす組織と駒にしては余りにお粗末すぎる。私は大きな謀ごとの気配を感じずには居られなかった。
逃走した人族を追撃しようとした私だけどその人族はクーナ・クヮンさんが捕縛していた。後に知った話だけどアルショニア国王でカンナさんの御父上の護衛をしていたらしい。
その御父上は現アルショニア王国女王陛下の弟君だという。それを聞いた私は“どうにかなりそう”だった。だって、私がスラムで“名無し”の物乞いをしていた頃に魔晶石に囲まれて生活していたのだからあそこでは妖精を呼べるような魔晶石が転がっていたら死人が出ていた。
カンナさんは悪くないそう自分に言い聞かせてかける言葉を選んだつもりだけど私は怖い顔をしていたと思う。
<いてまえ戦車亭>に中間報告に戻ってきた私達はクーナさんから<死告の天誅事件>の話を聞いた。
ローゼさんと同じ姓を持ったクーナさんの友人を含む人々が死の宣告を受けたそうだ。守りの剣をすり抜けてくるアンデットだけでも街の安全をひっくり返す厄介事なのに1年後のデュラハン迎撃作戦には“奈落の魔域”を用いたと思われる魔物たちの強襲を受け倒れた者達は連れ去られたという。
キングスレイはもう動いていると思うけど厄介ね。誰だって首都機能への直接攻撃を思いつく関係者を見つけたら死体だけも持ち帰えらないと。
翌日、病院を抜け出していたロベリアさんが行った尋問で<蟲毒の楔>の行き先が分かった。蛮族たちに突き合わされたジャッシュさんは最後にはとても素直に教えてくれたらしい。
爪を剥ぐとか焼き鏝を当てるとか考えてしまうのは我ながら毒され過ぎね。
行き先は<コアルコ家>、そこの<裏武闘祭>での闇オークション。名声があれば私が直接お願いして協力してもらう事も出来たのだろうけどまだ無理な話、私達が悩んでるとカンナさんが「ムクリア議員」の事を思い浮かべているとロベリアさんが先回りして以前の依頼主ヴァルザードさんを連れてきてくれていた。
以降守秘義務案件につき筆をおくことにする。
ここから先は私の心の中にだけある日記だ。
ヴェルザードさんはカンナさんに王家の血筋としての影響力を発揮してもらう事を期待していた様だった。当のカンナさんは市井での生活を望んでいるようで警戒した様子だったけど私はその血筋をもう少し誇っていいと思いながらその様子を見ていた。
貴女のそれは本当に価値がある物なのよ。
私たちは順調にトーナメントを進みマシンガンを装備した変わり者マギテック集団を撃破して決勝戦へと進んだ。
本人たちが楽しそうで何よりだったわ。
そして決勝戦、私はそこで一生追い続けるであろう一団を目にした。フードの男と人間とタビットの男女、ルディアさんの弟さん。
そして優勝賞品「蟲毒の楔」が公開され私たちが臨戦態勢に入った時“奈落の魔域”が出現した。明らかに恣意的は出現、今は私達を標的にした奇襲攻撃だったけど政治中枢に使われたらと思うとゾッとする。
そして魔域に飲み込まれた私達が目にしたのは、8年前のキングスフォールだった。
私はそこで忘れていた過去と再会する事になる。何を思い出すか怖くてずっと使ってこなかった自身への【リコール・メモリーズ】、私によく似たタビットを連れた親子を見る事は本当に見てることも辛かった。
けど、私は使わない後悔よりも使って挫折する方がマシだと行使した。
結果として得られたものは「何不自由なく暮らしていた幼少期の私」だった。使って良かったと思う反面、なぜ今まで使って来なかったと私は自分を責めた。そして実感するのは「無垢なわたし」と「穢れた私」のどうしようもないギャップ。
私と比べたらずっと清らかな魂を持っているわよ。カンナさん。
そして湧いてきたのはかの派閥への身を裂かんばかりの殺意だった。我ながら嫌な娘に育ったものだわ。
そして私は<死告の天誅祭事件>の現場を目にする。あの日、私を救ってくれたローゼさんと今こうして冒険できている事を嬉しく思う反面、私の人生は2度もかの派閥によって踏みつぶされたのだなと思い知らされた。
ローゼさんは過去の事と割り切っているようだけど私もそこまで強くなれるだろうか。
場面が暗転し私とローゼさんの両親たちが失踪した過去と私たちは出会う事になる。ローゼさんはご両親との再会に歓喜していた様だけど私にはどうしても親子という物の距離感が分からなかった。
タビットの親子関係は他種族のそれと比較すると軽薄な物になるというけど私そういう娘なのかそうではないのか私はずっと悩み続けると思う。
そして、魔域を発生させた者達が“奈落の魔域”を作り出して襲い掛かってきた。
戦えない者達を守るロベリアさん達を信じて二重包囲で敵を殲滅しようとした私だけどそこに錬技を修めたケパラウラと日光を克服したトロールそしてそれの護衛達が立ちふさがった。
そこで知らされたのは私達に付けられた烙印には死を超越するという「克死の刻印」という意味が含まれている事そしてどこかで私達を監視していたのか私が「第二の剣」信仰に惹かれているという事も見透かされていた様だった。
お生憎様私のソレは「自分の正義を掲げて戦う者が敵の正義で死にたくない」と主張するのはおかしなことだと思うから「敵を知ろう」とした結果だ。
さあ、大義(エゴ)を張り合いましょう。
戦いは私たちが勝利した。私は今まで一番うまく戦えた気がする。そして勝ったからにはやらないといけない事がある。
“奈落の魔域”を制御する技術なんて放置できないし、何よりデュラハンの「主」につながる貴重な情報源だ。私はケパラウラを拘束しにかかった。私はいい悪い顔をしていたと思う。
先に思っておく。カンナさんありがとう。貴女に促されていなかったら私は死んだ後も両親の事を呪い続けていたと思う。
私はずっと持ち歩いていた羽根ペンを両親に見せる事にした。“わたし”が両親にせがんで譲ってもらった物だ。羽根ペンを見せたけど両親は私を自身の娘だと分からなかったようで私は踏み込んでみたけど気がつけば両親を涙ながらに抱きしめていた。
8年ぶりに触れた両親は記憶にある両親よりもずっと小さくて暖かった。もうそこからは止まらなかった。8年間の苦楽を全部両親に打ち明けて恥も外聞も捨てて8年前の様に両親に甘えていた。
私は寂しかったのだなと今にして思う。うん大丈夫、この思い出があれば私はまだ日の当たる道を歩く事が出来る。
“奈落の核”を破壊して帰還した私たちは不可解な現象を目の当たりにすることになる。決勝戦の相手が傭兵たちにすり替わり、<蟲毒の楔>もクロエさんの手の中。“奈落の魔域”が世界を塗り替えてしまったかのような現象に持ち帰った捕虜を確認したけど戻ってくるときに逃げ出されてしまったようだった。
帰還した私たちは依頼は達成したけど私の上昇意欲は敵の強大さを改めて実感して今まで感じたことが無いほど燃え上がっていた。
デュラハンを討伐して両親の行方を追ってキングスレイから“奈落の魔域”を操る派閥を退ける。やる事は山積みだわ。
先ずは役所に失踪或いは死亡扱いになっているであろう「 ・ 」の生存を証明して今回目撃した現象についての情報収集をしないとでも一人では手が足りなさそうね。カンナさんを誘ってみようかしら。
第5話「地底に潜む獣たち」 (GM:白詰草さん PC:クロエさん)
11月下旬
“奈落の魔域”が作り出した両親と出会ってから1週間が過ぎた。まだまだ調べた足りないけど「 ・ 」は6年前に失踪後行方不明、死亡扱いになっていた。住んでいたお屋敷は議会のすぐ傍にある高級住宅地にあったけど今は貸家になっていて何処かの役人らしい人が現場を見に来ていた。そのうちに引き取られる事になるだろう。
「 ・ 」の名前に未練が無くはない折角思い出したのだし戸籍復元の準備を進めよう。それにしても「 」か音だけ聞けば切れ者っぽい感じだ。上の兄妹の話を聞いた事が無いけど父「 」は代議員だったどんなに若く見積もってみ20歳以上、タビットとしては遅めに作った子供という事になる。何を考えていたのやら。
その日、私たちはダントギルド長からの呼び出しで個室に集まっていた。蟲毒の楔を破壊しようという話だったがギルド長ほどの力ではどうにもならなかったようで「マギテック協会」と「アウンガルテン遺跡群学究院」の力を借りて調べているという話だった。
“日々探求”マリア・タール女史はキングスフォールの魔導士なら誰もが仰ぎ見る人で私自身も目標にしている人だ。教員になれるような性格でないと自覚しているから「アウンガルテン遺跡群学究院」を目指すつもりは無いけど、タビットの身で何処まで極められるのだろうワクワクするわね。
「アウンガルテン遺跡群学究院」での話はデュランディル時代の物品に相当する品だという話だった。さらにアビス強化に近い技術で鍛えれた品で鍛冶師の目で借りた調査では人の技術ではないの結果が出たという。
そんな話をしている時、烏を模したファミリアに蟲毒の楔を盗まれる事件が起きる。話を聞いた時、高位のファミリアではと気を揉んだが幸いな事に私たちの手に負える敵が魔剣を発見した遺跡に私達を誘っているようだった。
急いで追跡しようとしているとギルド長と見知らぬ女の子がぶつかってしまい乱れた服を直そうと触れてみると張り付いているような感触があった。
女の子は魔神だった。そんなに強くない魔神だったけどまさかルディアさんの一撃で一刀両断になるとは思ってなかったチョット憐れむわ。
遺跡に入ってみると「血のプール」があった場所が枯れていてクロエさんが調べてみるとさらに深くへ繋がる階段があった。
入ってみると地下迷宮の様になっていて迷わずのチョークで位置を確かめながら進んでいくと「ザークルセス」の肖像画があって調べてみると裏に迷わずのチョークが隠されていた。蛮族?も迷ったりするのだろうか。
道中でザルバード3体を蹴散らして進んでいく古代魔法文明時代の物と思われる意匠があしらわれた鉄扉があった。どうやらこの遺跡は魔剣が作った偽物ではなく本物の遺跡の様だ。
鉄扉を開いて中に入ってみると作業台や粗雑な作りの炉、屑鉄、武器等がある工房跡らしき場所に出た。調べてみると蟲毒の楔を作った鍛冶師の工房の様だった。
理想の魔剣が作れなくて苦労していた様で何か儀式を行い魔剣を強化したという旨の資料を見つけたけど儀式については何も分からなかった。
そもそも、蟲毒というのは原始的な魔法というより毒虫同士に共食いをさせて凶悪な毒を作り出そうという化学モドキだ。突拍子もない解釈をするならラクシアその物が始まりの剣が持ち主を作るために作った蟲毒の皿の上という解釈だって出来てしまう。
その上で私が足りない技術を手段を問わず補おうとするなら、不格好でも積み上げるかしら。
その後、カンナさんが落とし穴に落ちた先で見事な着地を見せたり、無造作に置かれていたザークルセスを賛美する歴史書をローゼさんが拾ってしまったりしたけどそのまま進んでいけた。
今度からは気を付けてね。軍師教本に載っていたけど興味をもってもらいやすい物に細い糸を使って行動不能にするような罠のスイッチにしたり精神に作用するような魔法をかけて持った瞬間異常行動を起こさせるとか基本的な罠だから。
最奥にまでやって来た私達だけどそこには「ザークルセス」を主と慕い私達を贄に「ラクシア」に降臨させると主張するグリネルが居た。蟲毒の楔を使いこなしアンデットを召喚するその業は魔法文明時代の物を思わせるには十分だった。
「ザークルセス」ならどんなに弱っていても確実に深智魔法の全てを極めているはずだ。今の人族では歯が立たないだろう絶対に止めないと、一つ気がかりなことがある・・・魔神の言葉を本気にするものでは無いけれど彼は確かに「今一度この世に呼び出す」と言っていた。
「呼び戻す」「ご再来を願う」ではなく「呼び出す」だ。高揚しての言い間違いであってほしいけど嫌な言葉を聞いたわ。
戦闘は少し手間取ったけど優勢に進み、陣率の実戦演習を行える程度に余裕がある勝利を達成できた。けど、戦場になった部屋には操霊魔法に近い魔方陣が描かれていて私は「レイス」の存在を思い返した。あの魔法もザークルセスやその側近なら片手間に発動できるだろう。不死の術。“克死の刻印”上位アンデット、蛮族の兵団、態々人族を誘拐するやり方。そして奈落の魔域の制御。
私たちは蛮族国家に目を付けられたてしまったのかもしれない。
第6話 死を超えた先へ
履歴
作成ダイス類
作成ダイス
システム : 四季さんのロール(2 1d6+1d6+1d6+2d6+2d6+2d6)
→ 1回目: SwordWorld2.5 (1D6+1D6+1D6+2D6+2D6+2D6) → 6[6]+5[5]+5[5]+10[4,6]+10[4,6]+3[1,2] → 39
→ 2回目: SwordWorld2.5 (1D6+1D6+1D6+2D6+2D6+2D6) → 1[1]+3[3]+2[2]+6[3,3]+8[3,5]+11[6,5] → 31
→ SwordWorld2.5 (1D6+1D6+1D6+2D6+2D6+2D6) → 4[4]+5[5]+6[6]+10[4,6]+11[5,6]+3[1,2] → 39
大惨事表
1回目: SwordWorld2.5 (1D3+2D6) → 2[2]+6[1,5] → 8 大病を患ったことがある。
2回目: SwordWorld2.5 (1D3+2D6) → 2[2]+10[6,4] → 12 特定の異種族を好いている。
3回目: SwordWorld2.5 (1D3+2D6) → 3[3]+6[4,2] → 9 監禁されたことがある。
冒険に出た理由
SwordWorld2.5 (D66) → 22 探しているものがある。
育成方針
基本的にDPSのしての活躍は考えていない。それなら普通にマギシューにする。
なら、経験点消費が重く。ダメージレース、継戦能力でマギシューに劣る。ついでに妖精魔法の方がDPSとしての費用対効果も高い。そんなウィザードの運用方法の最適解は「支援性能特化」、「砲兵的火力支援、兵站維持」だと思う。
5 魔法拡大/すべて どうしても支援魔法が外せないタイミングは発生すると思われるので。
(勇者の証:心)と(インテリアニマルサック)、使い捨てのゴーレム、消耗品にお金が溶けると思われる。
7 武器習熟/スタッフA マナスタッフかな?
下記もあるけどラル=ヴェイネの各種装備もあるから大半が貯金に回る。
そこまでいかないと思うけど
9 武器習熟/スタッフS ブラックロットとソーサラースタッフをウェポンホルダー改で持ち替え。(インテリアニマルサック)をその他枠に突っ込めば行ける?
成長の度合いを見てになるけど成長の優先度はソーサラー>ウォーリーダー>コンジャラー>セージ。
になりそう。
前衛組に必須賦術と必須錬技を習得してもらいたいしに先制力はこっちでどうにかする。
成長報告用
第1話目
PL:四季 種族:タビット 生まれ:魔導士
[冒険者レベル]LV.4
[ステータス]
器用:6(1) | 筋力:10(1) | 知力:28+2(5)up↑ |
俊敏:8(1) | 生命:13(2) | 精神:22(3) |
[技能]
ソーサラー:4 | コンジャラー:2 |
セージ:3 | ウォーリーダー:2 up↑ |
[特技]
Lv.1 | 《魔法拡大/数》 |
LV.3 | 《バイオレントキャストⅠ》 |
[持ち物]
冒険者セット | 1セット |
テント | 5人分 |
羽根ペン | 1つ |
スケッチブック | 10枚 |
インク | 1つ |
化粧品セット | 1セット |
[装備状況]
- 装備中
- ソフトレザー(防護点+3)
メイジスタッフ(魔法の発動体・防護点+1)
軍師徽章
叡智の腕輪
- 荷物
- 魔香草|4つ
魔海草|3つ
クロロ酵素7つ
[新規習得、購入物、借り受け]
- 新規習得
- 【鼓哮:怒涛の攻陣Ⅰ】new!!
- 新規購入
- <知性の指輪>1つ new!! カンナさんへ
- 借り受け
- <叡智の腕輪>1つ カンナさんから
第2話目
PL:四季 種族:タビット 生まれ:魔導士
[冒険者レベル]LV.4
[ステータス]
器用:6(1) | 筋力:10(1) | 知力:28+2(5) |
俊敏:9(1) | 生命:13(2) | 精神:22(3) |
[技能]
ソーサラー:4 | コンジャラー:2 |
セージ:3 | ウォーリーダー:3 up↑ |
[特技]
Lv.1 | |
LV.3 | 《バイオレントキャストⅠ》 |
[持ち物]
冒険者セット | 1セット |
テント | 5人分 |
羽根ペン | 1つ |
スケッチブック | 10枚 |
インク | 1つ |
化粧品セット | 1セット |
[装備状況]
- 装備中
- ソフトレザー(防護点+3)
メイジスタッフ(魔法の発動体・防護点+1)
軍師徽章
叡智の腕輪
知性の指輪(割る用を1つ装備、1つ荷物)
- 荷物
- 魔香草|4つ
魔海草|3つ
クロロ酵素7つ
[新規習得、購入物、借り受け]
- 新規習得
- 【鼓哮:怒涛の攻陣Ⅱ:旋風】new!!
- 新規購入
- 知性の指輪(2つ)
第2.5話
PL:四季 種族:タビット 生まれ:魔導士
[冒険者レベル]LV.4
[ステータス]
器用:6(1) | 筋力:10(1) | 知力:28+2(5) |
俊敏:9(1) | 生命:13(2) | 精神:23(3)up↑ |
[技能]
ソーサラー:5 up↑ | コンジャラー:2 |
セージ:3 | ウォーリーダー:3 |
[特技]
Lv.1 | |
LV.3 | 《バイオレントキャストⅠ》 |
lv.5 | 《魔法拡大/すべて》 |
[持ち物]
冒険者セット | 1セット |
テント | 5人分 |
羽根ペン | 1つ |
スケッチブック | 10枚 |
インク | 1つ |
化粧品セット | 1セット |
[装備状況]
- 装備中
- ソフトレザー(防護点+3)
メイジスタッフ(魔法の発動体・防護点+1)
軍師徽章
叡智の腕輪
知性の指輪(割る用を1つ装備、1つ荷物)
- 荷物
- 魔香草|4つ
魔海草|3つ
クロロ酵素|7つ
5点魔晶石2つ
[新規習得、購入物、借り受け]
- 新規習得
- レベル5 真語魔法 new!!
- 新規購入
- 5点魔晶石(2つ)
第3話
PL:四季 種族:タビット 生まれ:魔導士
[冒険者レベル]LV.5
[ステータス]
器用:6(1) | 筋力:10(1) | 知力:29+1(5)up↑ |
俊敏:9(1) | 生命:13(2) | 精神:23(3) |
[技能]
ソーサラー:5 | コンジャラー:2 |
セージ:3 | ウォーリーダー:4 up↑ |
[特技]
Lv.1 | |
LV.3 | 《バイオレントキャストⅠ》 |
lv.5 | 《魔法拡大/すべて》 |
[持ち物]
冒険者セット | 1セット |
テント | 5人分 |
羽根ペン | 1つ |
スケッチブック | 10枚 |
インク | 1つ |
化粧品セット | 1セット |
[装備状況]
- 装備中
- ソフトレザー(防護点+3)
メイジスタッフ(魔法の発動体・防護点+1)
軍師徽章
専用化インテリアニマルサック
知性の指輪(割る用を2つ装備、1つ荷物)
- 荷物
- 魔香草|4つ
魔海草|3つ
クロロ酵素|7つ
5点魔晶石|2つ
[新規習得、購入物、借り受け]
- 新規習得
- 【陣律:行使専心Ⅰ】 new!!
- 新規購入
- 専用化インテリアニマルサック(MP)
第4話
PL:四季 種族:タビット 生まれ:魔導士
[冒険者レベル]LV.6
[ステータス]
器用:6(1) | 筋力:10(1) | 知力:30+1(6)up↑ |
俊敏:9(1) | 生命:13(2) | 精神:23(3) |
[技能]
|ソーサラー:6 up↑| コンジャラー:2|アルケミスト:1 new!
セージ:3 | ウォーリーダー:4 |
[特技]
Lv.1 | |
LV.3 | 《バイオレントキャストⅠ》 |
lv.5 | 《魔法拡大/すべて》 |
[持ち物]
冒険者セット | 1セット |
テント | 5人分 |
羽根ペン | 1つ |
スケッチブック | 10枚 |
インク | 1つ |
化粧品セット | 1セット |
[装備状況]
- 装備中
- ソフトレザー(防護点+3)
メイジスタッフ(魔法の発動体・防護点+1)
軍師徽章
専用化インテリアニマルサック
知性の指輪(割る用を2つ装備、1つ荷物)
アルケミーキット
- 荷物
- 魔香草|4つ
魔海草|3つ
クロロ酵素|7つ
5点魔晶石2つ
[新規習得、購入物、借り受け]
- 新規習得
- ソーサラー:6 【ヴォーパルウェポン】 new!!
- 新規購入
- アルケミーキット、赤A 4枚 赤B 10枚
第5話
PL:四季 種族:タビット 生まれ:魔導士
[冒険者レベル]LV.6
[ステータス]
器用:6(1) | 筋力:10(1) | 知力:31+1(6)up↑ |
俊敏:9(1) | 生命:13(2) | 精神:23(3) |
[技能]
ソーサラー:6 | コンジャラー:2 | アルケミスト:1 |
セージ:3 | ウォーリーダー:5 up↑ | |
[特技]
Lv.1 | |
LV.3 | 《バイオレントキャストⅠ》 |
lv.5 | 《魔法拡大/すべて》 |
[持ち物]
冒険者セット | 1セット |
テント | 5人分 |
羽根ペン | 1つ |
スケッチブック | 10枚 |
インク | 1つ |
化粧品セット | 1セット |
[装備状況]
- 装備中
- ソフトレザー(防護点+3)
メイジスタッフ(魔法の発動体・防護点+1)
軍師徽章
専用化インテリアニマルサック
知性の指輪(割る用を2つ装備、1つ荷物)
アルケミーキット
- 荷物
- 魔香草|4つ
魔海草|3つ
クロロ酵素|7つ
5点魔晶石|2つ
陽光の魔札|2つ
月光の魔札|2つ
[新規習得、購入物、借り受け]
- 新規習得
- 【怒涛の攻陣Ⅲ:旋刃】 new!!
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | ガメル | 名誉点 | 成長 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キャラクター作成 | 10,0006,000 |
80
| 筋力×2 | 生命×1 知力×2
|
| | ||
1 | 2021/12/17 | リレーCP『~Cogito ergo sum~』第1話 | 1,4602,500 |
25
| 知力 | 四季
| たびがらすさん(ルディアさん)。ミッドさん(カンナさん)。こたつさん(ローゼさん)。白詰草さん(クロエさん。)。
| |
2 | 2022/01/13 | リレーCP『~Cogito ergo sum~』第2話 「太陽の舞と月の計略」 | 9001,000 |
| 敏捷 | こたつさん(ローゼさん)。
| たびがらすさん(ルディアさん)。ミッドさん(カンナさん)。白詰草さん(クロエさん。)。四季(ウィザーレス)。
| |
依頼を失敗してしまい名誉点は獲得できず。 | ||||||||
3 | 2022/02/03 | リレーCP『~Cogito ergo sum~』第2話「霧見と夜明け」 | 1,3303,500 |
9
| 精神 | こたつさん(ローゼさん)。
| たびがらすさん(ルディアさん)。ミッドさん(カンナさん)。白詰草さん(クロエさん。)。四季(ウィザーレス)。
| |
4 | 2022/03/03 | リレーCP『~Cogito ergo sum~』第3話 | 1,0003,500 |
47
| 知力 | ミッドさん(カンナさん)。
| たびがらすさん(ルディアさん)。こたつさん(ローゼさん)。白詰草さん(クロエさん)。四季(ウィザーレス)。
| |
5 | 2022/04/07 | リレーCP『~Cogito ergo sum~』第4話 「絡み合う過去が紡ぎ出す現在(いま)」 | 1,7003,000 |
37
| 知力 | たびがらすさん(ルディアさん)。
| ミッドさん(カンナさん)。こたつさん(ローゼさん)。白詰草さん(クロエさん)。四季(ウィザーレス)。
| |
6 | 2022/06/02 | リレーCP『~Cogito ergo sum~』第5話「地底に潜む獣たち」 | 1,4606,283 |
28
| 知力 | 白詰草さん(クロエさん)。
| たびがらすさん(ルディアさん)。ミッドさん(カンナさん)。こたつさん(ローゼさん)。四季(ウィザーレス)。
| |
7 | 2022/8/4 | ~Cogito ergo sum~ 第6話「死を超えた先へ」 | 2,8506,626 |
27
| 器用 | 四季
| たびがらすさん(ルディアさん)。ミッドさん(カンナさん)。こたつさん(ローゼさん)。白詰草さん(クロエさん。)。
| |
取得総計 | 22,930 | 32,309 | 253 | 12 |
収支履歴
常備品類
冒険者道具セット | ::-100 | (背負い袋、水袋、松明6本、火口箱、ロープ10m、ナイフ) |
羽根ペン | ::-2 | |
スケッチブック | ::-50 | (10枚分) |
インク | ::-3 | |
マナチャージクリスタル(5点) | ::-2500 | |
テント | ::-300 | 5人用 |
化粧品セット | ::-100 | アステリア信徒の嗜み |
La flore(ラ フロー)でのお買い物 | ::-100 | |
消耗品類
保存食 | (一週間分) | ::-50 | ||
魔海草(250G) | 消費4つ | 所有1つ | ::-750-750 | |
魔香草(100G) | 消費7つ | 所有0つ | ::-700 | |
クロロ酵素(50) | 消費4つ | 所有1つ | ::-350-150 | |
知性の指輪(500G)) | 消費0つ | 所有3つ | 貸出0つ | ::-500-500-500 |
魔晶石(5点)(500G) | 消費1つ | 所持1つ | ::-500-500 | |
アルケミーキット | ::-200 | |||
マテリアルカード(赤A)(200G) | 消費2枚 | 所持5枚 | ::-800 | |
マテリアルカード(赤B)(20G) | 消費3枚 | 所持10枚 | ::-260 | |
月光の魔札(1000G) | ::-2000 | 2枚 | 所持1枚 | 消費0枚 |
陽光の魔札(1000G) | ::-2000 | 2枚 | 所持2枚 | 消費0枚 |
月光の魔札(1500G) | ::-0 | 0枚 | 所持0枚 | 消費0枚 |
陽光の魔札(1500G) | ::-0 | 0枚 | 所持0枚 | 消費0枚 |
陽光の魔札+1 | 割引価格900 | ::-1800 | 2枚 | |
月光の魔札+1 | 割引価格900 | ::-900 | 1枚 | |
武器防具類
メイジスタッフ | ::-110 |
ソフトレザー | ::-150 |
軍師徽章 | ::-100 |
インテリアニマルサック | ::-9000 |
フレーバーアイテム
花束 | ::-5 | ロベリアさんへのお見舞い |
共有資産からの持ち出し | ::+900+270 |
戦利品買い取り | ::-100-400 |