由来・逸話

始祖神ライフォスの神託によりアルフレイム大陸中から集められた、人族の保有する剣の欠片ほぼ全てを結晶化した赤色のクリスタルです。

神託により使命を帯びた始祖神ライフォスの神官たちが人々に協力を説き、初めて賛同を得た街で剣の欠片の結晶化を行った時は砂ひと粒ほどの小さな結晶でした。

蛮族との戦乱の最中にあるにも関わらず、危険を冒して各地に散らばって協力を説くライフォス神官たちの話は瞬く間にアルフレイム大陸中に広まりました。

他の第一の剣陣営の神官たちの協力も得て、ライフォス神官たちは大国から田舎町に至るまで全てを巡り、行く先々でプロミストサークルを行使して賛同する人々のマナを集めて剣の欠片を結晶化し、命懸けでキングスフォールまで運びました。

使命を帯びたライフォス神官たちの殆どが蛮族や魔神の妨害によって道半ばで命を落としています。

それでも平和を願う人々の手によって、人から人へと結晶は渡り、やがてキングスフォールへと集まりました。

最前線である希望の砦までこの話は届いていませんが、わずか数週間のうちに使命は成し遂げられ、キングスフォールにて一つの大きな結晶へと加工されて先日ついに希望の砦へと届けられました。

人々の平和を願う純粋な想いが手の平サイズのクリスタルに込められています。

剣の欠片が叡智を司る第三の剣カルディアより生まれたと伝えられていることから、この結晶は賢者の石と呼ばれています。