聖印と神像

細く長い尾に2対の足を持ち、ハサミの無いサソリのような生物を象徴としたシンボルを刻んだメダリオン等を聖印としている。
神像は正しく蟲そのもので、その蟲を囲んで祈祷を捧げる者達の像をセットとして作られた神像が殆どである

神格と教義

ラス・プラーガスは、いつの時代に現れたのか、はっきりしない小神です。
腐敗の女神ブラグザバスが効率的な殺戮の為に生み出したとも、狂神ラーリスが気まぐれに生み出したとも言われ、ある洞窟の深部に祠があり、毎夜密かに祈祷が捧げられると言われる、特殊な小神です。
その教義は、第二の剣に列する神としては珍しく静かなモノで、平穏と幸福です。
蟲を聖体として崇拝し、聖体を取り込み、聖体に教え導かれるままに日々を生きる事を至上の幸福とする事を説き、その幸福をより多くの他人へ分け与え、広める事で理想の平穏を築く事を教義としています。
その信徒は人蛮を問わずある地方で多くの者が信仰しており、信者同士であれば何者であろうと手を取り合って生活し、幸せを享受しています

格言

「蟲を崇めよ、さすれば汝の幸多からん」

「蟲を与えよ、さすれば彼の幸多からん」

「蟲を広めよ、さすれば世の幸多からん」

備考

ただし、第二の剣に列する一部（ラーリスやブラグザバスなどの苦痛を好むタイプ、グルヴァゾやゾラス=パレスなどの知能犯）の神を除き、
「絶対的支配の基に築かれる隷属社会」という本質を見抜く多くの神々から蛇蝎の如く忌み嫌われています。

琥珀の卵の詳細
黄金の卵の詳細