琥珀の卵
- 知名度
- 18
- 形状
- 濁った琥珀色の球状の卵、中で蟲が蠢いている
- カテゴリ
- 製作時期
- 不明
- 概要
- 植え付けた者に寄生し、肉体や精神を支配する卵
- 効果
-
【シード】によって生成されたこの卵を他者に植え付ける事で、対象を支配する
詳細は以下を参照段階 経過時間 宿主への影響 支配力 卵 〜1時間 自覚症状無し 無し 第一段階 1時間〜 吐血、意識の混濁(1時間ごとにHPに2点の確定ダメージ) 弱(ラス・プラーガスの特殊神聖魔法(以下略)への抵抗は「任意」だが、抵抗した場合10秒間、行為判定−1) 第二段階 12時間〜 より重度の意識混濁、身体が何かに引っ張られる感覚、幻覚(1時間ごとにHP・MPに2点の確定ダメージ) 中(抵抗は「消滅」) 第三段階 1日〜 廃人、狂人化(PCの場合NPC化、筋力・生命力+12、知力=1、毒・病気属性を無効化) 強(抵抗は「必中」) また、この寄生体による支配を望ましく思っていない場合、幾つかの治療法によって治療する事は可能である
治療法/段階 卵 幼体 中間体 成体 専用薬 ◎ △ △ ✕ キュア・ポイズン ◎ ✕ ✕ ✕ キュア・ディジーズ ◎ △ △ ✕ リフレッシュ ◎ ○ ○ ✕ レイ ○ ○ ○ ○ デイブレイク ◎ ○ ○ ○ 注意
・◎:除去可能
・○:除去可能、ただし術者の達成値の半分だけ、治療対象に確定ダメージを与える
・△:除去不可能、ただし寄生体の成長を阻害出来る(成長阻害効果は1度だけ、12時間分遅らせる)
・✕:除去不可能
由来・逸話
ある教団の魔法が生み出した琥珀色の卵
卵の中で息を潜める寄生体は、生物の肉体に取り込まれる事で密かに成長を始める
やがて孵化すると、寄生した宿主の中枢神経に取り付き、繋がり始める
徐々に宿主の肉体を蝕む事で成長し、成長がある程度進むと脳を蝕み、幻覚を宿主へ見せる
やがて成虫と化した時、宿主を完全に支配下に置く
魔神の種よりも早期に支配出来る反面、成虫と化すまでの絶対的なタイムラグがあり、支配を拒む者が寄生体を除去する時間が存在する
孵化する前であれば専用の薬の服用によって除去可能、幼体でも除去こそ出来ないが成長をある程度阻害出来る。
また寄生体は強い光に弱く、本体が光にあてられただけで消失する
ただし、幼虫以降の段階でも不完全ながら宿主の中枢神経に接続した状態のため、寄生体の除去は宿主へ耐え難い苦痛をもたらす
この苦痛を和らげる方法は存在しない。
成虫となり、中枢神経と完全に同化した寄生体の除去は、宿主の死を意味する(宿主にとっては死ぬ方がマシかも知れないが)
また、成体となった寄生体の宿主は、肉体がより強靭となる代わりに知性は殆ど失われ、ゴブリンレベルかそれ以下となる
一見は寄生前と変わらぬ生活を送っているように見えるが、寄生体が宿主の記憶を読み取ってただトレースしているだけとも言える
また衛生観念は欠落し、腐敗した食品や虫の集る生ゴミさえも物ともせず摂取するようになる(肉体的に問題はない)
この寄生体は真社会性生物としての習性があり、上位種の命令を受けて宿主をコントロールする他、寄生体の影響を受けていない者に対しては本能的に凶暴性を剥き出しにする